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出生数102万人と人口減が加速、13年の人口動態統計

2014-06-17 | 社会・経済

 厚生労働省は、2013年の人口動態統計(概数)を発表した(6月4日)。赤ちゃんの出生数は過去最少の102万9800人(前年より7431人減)、死亡数は戦後最大の126万8432人(前年より1万2073人増)で、出生数から死亡数を引いた自然増減は23万8632人減と過去最大となり、人口減少の流れが加速した。
 女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は1.43と前年の1.41と僅かに上昇した。厚労省の分析では、主に30代の出生率上昇が影響している(第1子出産時の平均年齢は30.4歳)、しかし出産世代の女性人口は年々減っており今後も少子化は進む、と見ている。
 婚姻数は66万594組(前年より8275組減)と戦後最少だった。平均初婚年齢は夫30.9歳(前年は30.8歳)、妻29.3歳(前年は29.2歳)と前年より僅かに上昇した。離婚数は23万1384組(前年より4022組減)。
 日本の人口は1億2729万人(2013年10月時点)と、ピークの2008年から約80万人減少し、近年減少が加速傾向にある。国立社会保障・人口問題研究所によると、2048年には1億人を割り込み、2060年には8674万人と現在の3分の2に減る見込みとの事。

 

 時々雨の降る不安定な天気ながら、今日は晴れ。夕方~夜に雨に予報。強い雨でなければ畑の野菜には良い雨となる。
 今日の散歩で見つけたムラサキカタバミ。アスファルト舗装の歩道で、電柱の下にムラサキカタバミ(紫片喰)の花が咲いている。陽が射すと開き、陽が落ちると閉じる花で、良い天気だから開いている。花は淡い紅紫色の5弁花、花の中心は淡い緑色、雄しべの葯は白色。
 カタバミの葉は独特で、名の由来は葉の形から、葉の1辺が喰われたかのように欠けている「片喰」、片葉(小葉)が三つから「片葉三」、葉が茎の上にだけ伸びて下には伸びない「片側葉」などの説がある。

Murasakikatabami406171 ムラサキカタバミ(紫片喰)
別名:桔梗片喰(ききょうかたばみ)
カタバミ科カタバミ属
半耐寒性多年草(球根植物)
原産地は南アメリカ
江戸時代末期に観賞用として導入された帰化植物
環境省により要注意外来生物に指定されている
主な開花時期は5月~7月
花は径1.5cm程、紅紫色の5弁花、結実しない


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