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火星に水が、氷河の下に湖のような領域が見つかる

2018-08-16 | 天文
 イタリアなどの研究チームが、「星の南極近くの氷河の下に液体の水がある」とする研究成果を発表した。論文が7月27日付の米科学誌サイエンスに掲載。
 研究チームは、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」のレーダー観測装置で地下構造を分析。液体の水が安定して存在する可能性があった。南極近くの厚さ約1.5Kmの氷河の下に、幅約20Kmの湖のような領域が見つかった、と言う。氷河の下の温度は推定で零下68度の低温だが、カルシウムなどが高濃度に溶け込み、凍らず液体の状態が維持されている。
 生命にとっては厳しい環境であるが、研究チームは「地球の南極にある氷河の下の湖には生物がおり、環境が似ている可能性がある」、生命の存在も期待される。
 ◆火星と地球
            火星       地球
 太陽からの平均距離  2億2800万km   1億5000万km
 大きさ(直径)    6,794km     12,756km
 重さ(質量)     地球の0.1倍   5.97X10^(24)kg
 表面重力       地球の0.38倍   9.8m/s2
 表面平均気温     -43℃      13.8℃
 表面大気圧      0.7~0.9kPa   101.3kPa
 大気成分      ほぼ二酸化炭素   窒素、酸素など
          (水蒸気が僅か存在)

 今日の天気は、曇り~雨~曇り~晴れ、と忙しい。
 畑の片隅に、”クレオメ”の種を春に蒔いた。夏になったら、花が咲いた。
 花は花茎の先端に蝶の様で、長い雄しべが突出した姿が独特である。花弁の蝶が舞う様な姿から、西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)とか、花が蕾の頃はピンクで、開花すると花弁が白くなるので、酔蝶花(すいちょうか)と呼ばれている。英名では長いおしべからの連想か、”Spider flower”。
 クレオメ(Cleome)
 別名:西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)、酔蝶花(すいちょうか)
 英名:Spider flower
 学名:Cleome hassleriana
 フウチョウソウ科クレオメ属
 一年草
 原産地は南アメリカ、明治初めに渡来
 開花時期は7月~10月
 4花弁で、4本の雄しべが長く飛び出している
 花色は白・ピンク・紫などと複色


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