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世界のモノの貿易額は、輸出15兆4千億ドル、輸入15兆7千億ドル

2017-04-13 | 社会・経済
 世界貿易機関(WTO)の発表(4月12日)。
 2016年の世界全体のモノの貿易額は、輸出15兆4640億ドル(前年の3.3%減)、輸入15兆7990億ドル(前年の3.2%減)だった。資源価格の低下、ドルの実効為替レートの上昇で、他の通貨を使う国・地域の貿易額が押し下げられた。世界の貿易量の伸び率は前年比1.3%と2009年以来の低さ。WTOが算出した世界の実質経済成長率は前年比2.3%で、15年ぶりに貿易の伸びが経済成長を下回った。WTOは世界で広がる保護主義に警鐘を鳴らした。
 モノの貿易総額は米国が3兆7060億ドル(約407兆円)、中国は3兆6850億ドル。米国は輸出入ともに前年比3%減、中国は輸出が前年比8%減、輸入前年比5%減で、下げ幅は輸出入ともに米国より大きかった。
 因みに、2015年の中国と北朝鮮の間の輸出入を合わせた貿易総額が、55億1053万ドル(前年の13.7%減)だった(1月31日、中国税関総署発表)
 ◆貿易総額(WTO調べ、兆ドル)
    2015年    2016年
 1、中国 3.95   米国 3.70
 2、米国 3.81   中国 3.68
 3、ドイツ 2.37  ドイツ 2.39
 4、日本 1.27   日本  1.25
 5、英国 1.08   フランス 1.07

 曇り、時々小雨、時々晴れ・・複雑な天気。
 散歩道沿いの小さなお庭で、”ハナニラ”が咲きだした。蕾も星形の花も可愛く、白色や淡青色なので清楚な感じがする。葉を千切ってみると、韮(にら)の匂いがする。野菜の韮と同じ科だが属(野菜のニラはネギ属)が違い、花の姿も大きく違う。韮に似ているが、食べると下痢となる・・らしい。
 名(ハナニラ:花韮 )の由来は、可愛い花を付ける韮に似た葉からと言う。別名には、イフェイオン(Ipheion)、スプリングスターフラワー(Spring star flower)、セイヨウアマナ(西洋甘菜) があり、ベツレヘムの星・ダビデの星と呼ばれる事もある。
 ハナニラ(花韮)
 別名:西洋甘菜(せいようあまな)、イエイオン(Ipheion)
 英名:Spring star flower
 ユリ科(ヒガンバナ科)イフェイオン属
 球根性多年草
 原産地は南米(アルゼンチン)
 明治時代に園芸植物として導入
 開花時期は2月~5月
 韮の様な葉から花茎を伸ばし、その先に6弁花で星形の花を1輪咲かせる
 花径は数cm程、花色は白・淡青紫・青紫


日本の旅行・観光競争力は世界4位、前回(9位)より評価向上

2017-04-12 | 旅行
 ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は、2017年の「旅行・観光競争力報告書」を発表した。
 レポートは隔年で発表される。評価は、その国の旅行・観光産業が持続・発展する基盤を評価し数値化したもので、「政策・環境・交通インフラ等14項目、70以上の指標で調査し、1~7のスコア」で評価する。対象は、全世界136ヵ国・地域。
 このランキングで、日本は4位にランクされた。2015年は9位、2013年は14位、2011年は22位、2009年は25位とランクアップしている。評価が高かったのは、文化(観光資源)・安全・衛生・交通インフラなど。
 首位は2回連続でスペイン。上位10カ国の顔ぶれは前回と同じで、欧州勢が半分超を占める構図が続く。
 ◆旅行・観光競争力 2017年版
 ランク 国・地域   スコア
 1(1)  スペイン   5.43
 2(2)  フランス   5.32
 3(3)  ドイツ    5.28
 4(9)  日本     5.26
 5(5)  英国     5.20
 6(4)  米国     5.12
 7(7)  オーストラリア 5.10
 8(8)  イタリア   4.99
 9(10) カナダ    4.97
 10(6)  スイス    4.94
 11、 香港       4.86
 12、 オーストリア   4.86
 13、 シンガポール   4.85
 14、 ポルトガル    4.74
 15、 中国       4.72
 16、 ニュージーランド  4.68
 17、 オランダ     4.64
 18、 ノルウェー    4.64
 19、 韓国       4.57
 20、 スウェーデン   4.55

 朝は雨。昼近くから晴れ。気温も少し上昇。
 庭の”トサミズキ”の花が満開だ。葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花が咲く。花穂は長く伸びて7輪前後の花を付ける。雄しべの先端の葯(やく)が暗い紅紫色をしている(ヒュウガミズキは濃い黄色)。
 トサミズキ(土佐水木)
 マンサク科トサミズキ属
 名にミズキと付くがマンサク科。葉の形がミズキ科の樹木と似てるからの所以。
 原産地は日本(四国)
  自生しているのは、土佐(高知県)近辺の蛇紋岩地帯や石灰岩地などのやせ山
 開花時期は3月~4月
 葉が出る前に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂下して咲く
 花穂は長く伸びて7輪前後の花を付ける
 雄しべの先端の葯(やく)が暗い紅紫色をしている


乳児期に受動喫煙があった子供は成長後に肥満になる割合が高い

2017-04-11 | 健康・病気
 厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で分かった、「乳児期に受動喫煙があった子供は、成長後に肥満になる割合が高い。室内で喫煙する親からの受動喫煙が生後6ヵ月時点であった男児の13歳での肥満率は、そうでない場合に比べ約3ポイント高く、女児も約2ポイント高かった。」(3月28日公表)。
 「21世紀出生児縦断調査」は、2001年に生まれた子供を追跡するもので、子供が13歳となった13回目の調査結果を分析した。対象は男女計約2万5千人。
 これによると、生後6ヵ月時点で親が室内で喫煙し、受動喫煙があった男児の13歳時点での肥満率は約11%、親が非喫煙者だった子供は約8%にとどまった。女児でも、親からの受動喫煙のあった子供の肥満率は約7%だったのに対し、親が非喫煙者の場合は約5%と差があった。
 厚労省によると、過去の別の調査で、低所得者層は喫煙率が高い傾向にあり、食事の栄養バランスに偏りがみられるという分析結果がある。担当者は「今回の調査では乳児期の受動喫煙と成長後の肥満の因果関係は明確には判然としないが、過去の分析結果を踏まえると一定の関係性がうかがえるのではないか」と指摘している。
 因みに、日本では、がんの死亡のうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因とされている。肺がん死亡では、男性で70%、女性で20%が喫煙が原因と考えられている。

 午前は曇。午後から雨。気温が低く、冬に戻ったようだ。
 玄関前のお庭で、”モモ”の花が咲き始めた。葉も少し出ている。
 ”モモ”には、果実を食用とする品種と、花を観賞する品種がある。花木として扱う品種は、”ハナモモ”と呼ばれ、この木は”ハナモモ”。”モモ”は縄文時代から栽培されており、江戸時代に”ハナモモ”の8品種の記述があり、この頃に改良が始まったとされる。現在の園芸品種の多くもこの時代のものが多いと言う。
 名(モモ)の由来には、果実(実)が赤いので「もえみ(燃実)」から転訛で「もも」となった説がある。
 花は桃の節句(雛祭り)に飾られる。桃の字の「兆」は「妊娠の兆し」の意味なので、桃が女性やひな祭りと関連があると言う。
 モモ(桃)、ハナモモ(花桃)
 バラ科サクラ属
 落葉小高木
 原産地は中国、桃の字は中国から
 開花時期は3月~4月
 花は5弁花、栽培される園芸品種は八重咲きが多い
 花色は桃色・白色・紅色
 桃の木は万葉の頃から霊力のある木とされ、桃太郎(日本昔話)が有名


わずかな温度差で効率的に発電する電極材料を発見

2017-04-10 | 科学・技術
 筑波大学学際物質科学研究センター(TIMS)守友浩教授の研究グループは、電池材料であるコバルトプルシャンブルー類似体が室温で大きな熱起電力(1度当たり0.2-0.8ミリボルト)を示すことを発見した。
 この熱起電力は、現在知られている主な半導体熱発電材料であるBi2Te3(テルル化ビスマス)の性能(1度当たり0.2ミリボルト)を凌駕する。この材料を用い、低コストの熱発電素子の実現が期待される。
 ●コバルトプルシャンブルー類似体
 LixCo[Fe(CN)6]yの化学組成をもつ。Li濃度(X)とFe濃度(Y)に依存して、CoまたはFeが反応サイトとなる。
 水溶液から容易に合成できる低コスト電池材料である。
 ●熱発電
 リチウムイオン二次電池における正極と負極を熱起電力の大きな材料に置き換えたデバイスは熱発電を示す。正極と負極に温度差をつけると、起電力が発生する。
 ●熱起電力
 温度変化1度当たりの起電力の変化。典型的な半導体熱発電材料であるBi2Te3の熱起電力は0.2mV/K(室温)である。

 晴れ。気温が少し上がってきた。最低気温が5℃を越えた、もう霜が降りないかな。
 ”ユキヤナギ”の花が咲き出した。今年は、”ユキヤナギ”と同じくらいに”ベニハナユキヤナギ”も咲き出した。
 ”ベニハナユキヤナギ”の蕾(つぼみ)は温かみのある紅色である。花弁(はなびら)は白~薄紅で、裏側が紅色だから透けると薄い紅色に見える。小さな花が枝垂れる枝に沢山に咲かせる。因みに、名にヤナギと付くがヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)の仲間ではない。
 ”ベニハナユキヤナギ(紅花雪柳)”は”ユキヤナギ(雪柳)”の赤花品種で、ピンク雪柳や藤野ピンキーと呼ばれている。藤野ピンキーは、作出者の藤野花臣さんに因んだ名前。
 ベニハナユキヤナギ(紅花雪柳)
 別名:ピンク雪柳、藤野ピンキー
 ユキヤナギ(雪柳)の赤花品種
 バラ科シモツケ属
 落葉低木
 開花時期は3月~5月
 花は径7mm位と小さい
 花色は白~薄い桃色、蕾は紅色
 秋の紅葉も素晴らしい


農村・漁村への移住、3割が関心

2017-04-09 | 社会・経済
 総務省のインターネット調査で、「過疎が進む農山漁村に移住したい意向があるかどうか、を都市部で暮らす人に尋ねたところ、30.6%が移住に関心」。多くの回答者が生活を維持するための仕事の確保を条件に挙げている。有識者は「自治体側が受け入れ態勢を整えることが重要だ」と指摘している。
 調査は東京23区と全国の政令指定都市在住の20~64歳を対象に1月に実施。4月9日に開かれた移住促進に関する検討会で結果が報告された。
 関心を示した人に移住を決断する上で必要な条件を聞くと
  仕事があること:最多の55.8%
  医療・福祉の環境が整っていること:12.2%
 関心がある世代は
  若い世代ほど関心の割合が高く、20代では37.9%だった
 ◆農村・漁村(過疎地)への移住
 移住に関心
  移住予定:0.8%
  いずれは移住したい:5.4%
  条件が会えば移住可:24.4% 関心ありは30.6%
 積極的に移住してみたいとは思わない:29.8%
 移住したいとは思わない:39.7%

 朝から曇り。午前は小雨が少々降る。午後は雨はないが、気温が低くなる。
 玄関前のお庭の”シデコブシ”。花が咲きだした。花は直径10cm程で、花弁はピンク色や白色に紅色を帯び、10~20枚と多い。この花片の多さと形状がコブシとの違い。
 名(シデコブシ:幣拳、四手辛夷)は、花の形が神前に供えられる玉串や注連縄(しめなわ)に付けられる紙製の飾り「幣(しで)、四手」に似ていることからの由来。
 ”シデコブシ”は、湿地周辺という限られた立地に生育する種で、生育基盤の脆弱な種である。開発などで減少しつつある種であり、絶滅危急種に指定されている。
 シデコブシ(幣拳、四手辛夷)
 別名:ヒメコブシ
 学名:Magnolia stellata
 日本の固有種、本州中部の東海地方を中心とした限られた範囲に分布
 低山に生える落葉小高木または低木
 開花時期:3月末~4月上旬
    葉に先立って咲く
 花片の長さは7~10cmと細長く、白色から淡紅色、数は10~20枚と多い
 花被片の縁は多少波を打つ
 集合果は垂れ下がり、長さ3~7cm、赤熟する


仙台西公園で2017年「春の植木市」

2017-04-08 | まち歩き
 今日の天気は曇、時々お日様が出る。
 第70回杜の都づくり「春の植木市」に出かけた。
  花と緑とガーデニングのマーケットイベント
  ~西公園植本市~
  開催期間:平成29年4月1日(土)~4月30日(日)
  メィンテーマ”市民緑(りょく)で杜づくり”
  ~杜の都にふさわしい緑豊かなまちづくり~


 今日は4月8日。釈迦の誕生を祝う仏教行事、花まつり(灌仏会)である。
 商店街で仙台仏教会が”甘茶をかけて祝いましょう”・・祝いました。

続日本100名城が10年ぶりに選定される

2017-04-07 | アート・文化
 日本城郭協会は「続日本100名城」を選び、「城の日」にあたる4月6日に発表した。平成19年(2006年)に発表した「日本100名城」の続編である。
 続日本100名城は、前回の選定から漏れたものや、100名城と同様の歴史的価値があるものを選んだと言う。(1)優れた文化財・史跡(2)著名な歴史の舞台(3)地域・時代の代表-などを基準に選定。建物だけでなく、城跡としての価値も評価した。約300人から寄せられた約500城から、考古学や建築史などの専門家6人が選んだ。
 例えば
 昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」に登場した沼田城や岩櫃(いわびつ)城(ともに群馬)
 日本最北の古代城柵(さく)とされる秋田城(秋田)
 幕末の砲台跡の品川台場(東京)
 徳川家康ゆかりの浜松城(静岡)
 羽柴(豊臣)秀吉による水攻めの舞台となった備中高松城(岡山)
 古代の対外防衛施設の水城(みずき)(福岡)など 47都道府県から多彩な「城」
 ◆公益財団法人日本城郭協会
 協会は昭和31年に設立。歴史の研究者や愛好家らで作る。
 国内外の城の調査研究のほか、「日本城郭検定」を主催する。
 城郭等の詳細は、協会ホームページ(http://jokaku.jp/

 朝は雨。9時頃より晴れ。大分暖かくなってきた。
 お庭で見つけた”キブシ”の花。枝にはまだ葉がなく、淡黄色の花を沢山つけた穂状花序が垂れ下がっている。花は丸くプックリとしている。”キブシ”は雌雄異株で、外見で雌雄の区別は難しい。雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。このお花は、雄蕊が見えるから雄花。キブシの花は早春の山菜として、おひたし・天ぷらにして食べることができる、と言う。
 名(キブシ:木五倍子)の由来は、果実をタンニンを多く含み、染料の原料である五倍子(ふし、ヌルデの虫こぶ)の代用として使ったから。因みに、4月6日の誕生花となっている。
 キブシ(木五倍子)
 別名:木藤(きふじ)、豆五倍子(まめぶし)
 キブシ科キブシ属
 雌雄異株
 落葉低木
 日本固有種
 開花時期は3月~4月
 葉が出る前に、薄黄色の釣鐘型小花(1cm以下)が葡萄の様に垂れ下がって咲く
 花は4弁花
 果実は径1cm程の卵形・球形で、熟すと黄褐色になる


新小学1年生の将来就きたい職業、スポーツ選手やケーキ屋・パン屋

2017-04-06 | 受験・学校
 クラレは小学校に今春入学する新1年生に「就きたい職業を尋ねた」アンケート結果を発表した(4月5日)。調査対象は2017年4月に小学校に入学する子どもとその親 、クラリーノ製ランドセルを購入した方にアンケートはがきを配布、採用数は子ども4,000名(男女各2,000名)とその親4,000名。
 新小学1年生の将来就きたい職業の1位は、男の子は「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」。1位は調査を始めた1999年から19年連続。
 親が就かせたい職業は
 男の子の親
  1位:公務員
  2位:スポーツ選手
  3位:医師
 女の子の親
  1位:看護師
  2位:公務員
  3位:薬剤師
 ◆新小学1年生の就きたい職業(クラレ、2017年)
   男の子             女の子
 1、スポーツ選手(21.9%)  1、ケーキ屋・パン屋(30.3%)
 2、警察官(14.5%)     2、芸能人・歌手・モデル(12.9%)
 3、運転士・運転手(9.0%)  3、看護師(6.2%)
 4、消防・レスキュー隊    4、花屋
 5、TV・アニメキャラクター  5、教員
 6、研究者          6、医師
 7、ケーキ屋・パン屋     7、保育士
 8、医師           8、警察官
 9、大工・職人        9、アイスクリーム屋
 10、パイロット       10、TV・アニメキャラクター

 今日は晴れて暖かい。明日も暖かい予想だ、桜が咲く。
 空地に”ムスカリ”が咲いている。春に咲く花だから、春が来た・・実感。
 ムスカリ
 別名:ブドウヒアシンス
    (Grape hyacinth)
 ユリ科(ヒアシンス科)ムスカリ属
 原産地は地中海沿岸
 球根植物(秋に植え、春に咲く)
 開花時期は3月~5月
 花は壺形・長楕円形で1本の花茎に沢山咲く
 付いた花がブドウの様に見える
 花色は明るいブドウ色(青紫色)、白・黄・黄緑色もある


2015年の生涯未婚率、男性23.4%、女性14.1%

2017-04-05 | 社会・経済
 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった、「2015年の生涯未婚率は、男性23.37%、女性14.06%だった」(4月4日)。
 生涯未婚率とは、50歳まで一度も結婚をしたことのない人の割合。
 生涯未婚率は国勢調査を基に5年に1回公表される。
  1970年は、男性1.7%、女性3.33%。その後右肩上がりに増加。
  2015年には、男性23.37%(2010年は20.14%)、女性14.06%(2010年は10.61%)。
 都道府県別では
  男性:1、沖縄26.2%
     2、岩手26.16%
     3、東京26.06%
     4、新潟25.15%
     5、秋田25.1%
  女性:1、東京19.2%
     2、北海道17.22%
     3、大阪16.5%
     4、高知16.48%
     5、沖縄16.36%
 因みに、昨年の別の調査では、18歳~34歳の未婚者のうち、いずれは結婚したい人は、男性86%、女性89%だった。

 今日は暖かい。最高気温17℃と4月下旬並みの暖かさ。天気も晴れ。
 お庭の隅で咲いている”ペチコートスイセン”。花姿が独特で、ラッパの様な副花冠だ。
 花の名は、この花の姿から名付けられた。ペチコートとは「スカート状の」の事で、ペチコートは、現代では”スカートの下に装着する女性用の下着、ランジェリーの一種”である。しかし、19世紀初期以前では”スカート状ドレス”との事で、19世紀初期以前の命名・・で納得。因みに、本種はスイセンの原種のひとつとの事。
 副花冠が目立つが、花冠は外側の6枚の細い萼(がく)の様なヒゲの様であり、目立たない。別名はナルキスス・ブルボコディウム (学名:Narcissus bulbocodium)で、”Narcissus”はギリシャ神話の水に映った自分の姿に恋した美青年の名前からである。ナルシスト(自己陶酔型の人)の言葉で残っている
 ペチコートスイセン(ペチコート水仙)
 英名:Hoop petticoat daffodil
 ヒガンバナ科スイセン(ナルキスス)属
 原産地は地中海沿岸地方
 耐寒性多年草
 開花時期は3月~4月
 花は径4cm位、花色は黄色、円錐状の副花冠が特徴


子どもの教育資金に不安を感じる、75.0%が回答

2017-04-04 | 受験・学校
 ソニー生命保険株式会社は、「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットリサーチで実施した。
 期間:2017年2月9日~2月13日
 対象:大学生以下の子ども(複数いる場合は長子)がいる30~59歳の男女
   1,000名の有効サンプルを集計
 ○夫婦の教育熱
  夫婦ともに教育熱心だ:21.6%
  自分は教育熱心だがパートナーはそうではない:17.9%
  パートナーは教育熱心だが自分はそうではない:24.2%
  夫婦ともに教育熱心ではない:36.3%
 ○子どもの将来
 子どもの将来に関する項目をいくつか挙げて、それぞれどの程度不安を感じるか
  不安を感じている人の割合(不安を感じる:「非常に」と「やや」の合計)
   学校生活:48.2%
   インターネットやSNSの利用:63.6%
  子どもの進路に関する項目
   受験・進学:71.2%
   就職活動:64.9%
  教育資金
   不安を感じている人:75.0%
 ○教育資金に不安を感じている人(750名)は
  教育資金がどのくらい必要となるかわからない:57.2%
  収入の維持や増加に自信がない:44.1%
  貯蓄が苦手:28.0%
 ○子どもの教育資金を捻出するために節約している支出
  外食費:42.3%
  衣類・ファッション費:38.0%
  レジャー・娯楽費:36.5%
  自分のこづかい:34.6%
  食費(外食除く):28.8%
  水道光熱費:24.0%
  交際費:24.0%

 玄関前の小さなお庭で、”アネモネ”が色とりどりの花をつけている。”アネモネ”はキンポウゲ科イチリンソウ属で、”クリスマスローズ”と同じだから、この時期の花なのかな。
 ”アネモネ”の仲間は約120種があり、日本ではシュウメイギク(英名:Japanese anemone)など10数種が知られている。その中で”アネモネ”と呼ばれているのは、”アネモネ・コロナリア”や”アネモネ・フルゲンス”などから作られた園芸品種と言う。”アネモネ”をアネモネ属(Anemone)の総称と言うこともある。
 ”アネモネ(Anemone)”はギリシャ語の”風(anemo)”が語源である。”風”となったのは、風通しの良い場所を好む、種には長い毛があり風で運ばれる、春風が吹き始めると開花する、妖精アネモネに由来、などの説がある。英名で”wind flower”、和名では”ボタンイチゲ(牡丹一華)”、”ハナイチゲ(花一華)”、”ベニバナオキナグサ(紅花翁草)”など。
 アネモネ
 学名:Anemone coronaria
 キンポウゲ科イチリンソウ属
 原産は南欧地中海沿岸、明治初期に渡来。
 開花時期は4月~5月
 花には一重や八重咲がある
 花色は白・ピンク・青・赤など。
 アネモネは花弁(かべん、花びら)がなく、花弁に見えるのは萼片である
 キンポウゲ科植物は毒性を持つもの多く、本草も全草に毒物(プロトアネモニン)を持ち、植物の汁液に触れると激しい炎症(皮膚炎・水泡など)となる


シリコンと窒素で、全物質中で3番目に硬い透明セラミックスを合成

2017-04-02 | 科学・技術
 東京工業大学の3月17日発表成果。
 シリコン(Si:ケイ素)と窒素(N)の化合物である耐熱セラミックス「窒化ケイ素(Si3N4)」に高圧と高温をかけることで、大気圧下では合成不可能な「スピネル型窒化ケイ素」のナノ多結晶体を合成することに成功した。レンズなどに使われるシリカガラスやダイヤモンド・ウインドウと同等の透明さを有しつつも、全物質中で3番目の硬さと、空気中で1400℃の高熱に耐えられることを確認した。
 本成果は、東京工業大学フロンティア材料研究所の西山宣正特任准教授(研究実施時はドイツ電子シンクロトロン研究員、同 若井史博 所長、ドイツ電子シンクロトロンのJozef Bednarcik氏, Eleonora Kulik氏、物質・材料研究機構の谷口尚氏、Kim Byung-Nam氏、吉田英弘氏、東京大学の石川亮氏、幾原雄一氏、バイロイト大学のHauke Marquardt氏、Alexander Kurnosov氏、愛媛大学の大藤弘明氏、入舩徹男氏、弘前大学の増野敦信氏らで構成される日独共同研究グループによるもの。
 炭素は高温高圧下ではダイヤモンドになる。温度圧力条件次第で、物質の原子の並びが変化する「構造相転移」と呼ばれる現象は、今回の研究材料となった「窒化ケイ素(Si3N4)」でも生じ、13万気圧以上の高圧力と高温の条件下では、大気圧下では合成できない「スピネル型窒化ケイ素」へと相転移することが知られている。しかし、純粋で緻密に焼き固まったスピネル型窒化ケイ素を合成することが実験的に困難であったため、その硬さや割れにくさといった構造材料としての性能を評価するうえで不可欠な性質は良く分かっていなかった。
 今回、研究グループは、1000Tonf(重量トン)の圧力をかけることが可能な高温高圧発生装置を用いて、15.6万気圧、1800℃の条件の下、粒経100nm程度の窒化ケイ素パウダーを焼結することで、1粒当たり150nm程度のスピネル型窒化ケイ素がランダムな方向で焼き固まったナノ多結晶体(直径2.5mm、厚み1.2mm)を合成することに成功した。
 窒化ケイ素には、その結晶構造の中に酸素やアルミニウム、イオン半径の大きな希土類元素など様々な元素を加えることができる。高い圧力を加えスピネル構造にすることによって半導体としての利用、光を発する蛍光体への応用も可能になるかもしれないとしている。
 ◆硬さの比較(ビッカース硬さとずり弾性率で)
 1、ダイヤモンド
 2、立方晶窒化ホウ素
 3、スピネル型窒化ケイ素
 ◆透明多結晶体セラミックス:さまざまなスピネル
     MgAl2O4(スピネル) Al23O27N5(ALON)  Si3N4
 硬さ    15.4GPa      17.4GPa     34.9GPa
 割れにくさ 1.7MPam0.5     2.4MPam0.5   3.5MPam0.5

 今日の天気は不思議。曇りだが、時々晴れでお日様が輝き、時々雲厚く雨が降る。
 散歩で見つけた”ハボタン”。径1m程の鉢?に植えられている。葉の色は赤紫と黄白色。花はまだ咲いていない。
 ”ハボタン”は食用のキャベツ(紫キャベツ)として江戸時代中期に渡来したもので、この食用キャベツを日本が観賞用として改良した・・食べても美味しくない、と言う。野菜を鑑賞用とするのは世界的にも珍しいと言う。
 初めはオランダ菜と呼ばれていたが、1778年(安永7年)に山岡恭安が牡丹菜と命名した。しかし、葉がボタン(牡丹)の花のように美しいことから、ハボタン(葉牡丹)と呼ぶ様になった。
 ハボタン(葉牡丹)
 別名:花キャベツ
 英名:ornamental cabbage
 アブラナ科アブラナ属
 耐寒性一年草、鮮やかな葉の色や姿を鑑賞する園芸植物
 葉の鑑賞期は11月~翌3月
 開花時期 は4月~5月 、黄色の菜の花が咲く
 結球しない品種のキャベツ又はケールを観賞用として品種改良した
 品種には葉に葉緑体以外の色素を持たない品種と色素(アントシアニン)を持つものがあり、温度によって発色し、白・黄白・紫・赤・ピンクなどに色づく。
 葉の種類は、波型の「丸葉系」・縮れ型の「縮緬系」・切込みが細かい「切れ葉系」などがある


2月の完全失業率が2.8%と22年ぶりの低水準

2017-04-01 | 社会・経済
 総務省は、2月は季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.8%で、2%台になったのは平成6年12月の2.9%以来で、22年2ヵ月ぶり、と発表した(3月31日)。
 2月の就業者数は6427万人で、前年同月に比べ51万人増え、50ヵ月連続の増加となった。完全失業者数は188万人で、前年同月に比べて25万人減で、81ヵ月連続の減少となった。さらに、パート・派遣社員・アルバイトなどの非正規労働者は前年同月に比べ、10万人減の2005万人だった。
 ◆完全失業率
 年平均
 2014年 3.6%
 2015年 3.4%
 2016年 3.1%
 月次(季節調整値)
 2016年11月 3.1%
 2016年12月 3.1%
 2017年1月  3.0%
 2017年2月  2.8%
 ◆完全失業率の定義
 完全失業率は、完全失業者÷労働力人口×100(%)で算出される値である。
 以下の一つでも該当しなければ完全失業者にはならない
  仕事についていない
  仕事があればすぐにつくことができる
  仕事を探す活動をしていた
 就業希望者(就業を希望しているものの、求職活動をしていない人)
  2016年 380万人
  2015年 412万人
  2014年 419万人
  2011年 471万人
  2005年 490万人

 朝から曇り空。午前には少し雨が降る。気温は低く、最高気温8℃。
 今日は雨が降るかも、と思って早朝に散歩。近所の畑で、”ナノハナ(菜の花)”の咲始めを見る。
 ”ナノハナ(菜の花)”は、”野菜(菜っ葉)の花”から”菜の花”になったもので、おひたしや和え物で食べられる葉や茎頂部の花芽や花である。大雑把にいえば、アブラナ科アブラナ属の蕾・花である。
 ナノハナ(菜の花)
 別名:花菜(はなな)、菜花(なばな)、菜種(なたね)
 アブラナ科アブラナ属
 開花時期は、2月~5月
 花弁数は4枚、黄花
 菜の花は春に見かける黄色い花の総称として使われる
 西洋油菜(せいようあぶらな)を「菜の花」と呼ぶことも多い