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核移植技術でアレルギーマウスを作る

2017-07-15 | 医学
 理化学研究所バイオリソースセンター遺伝工学基盤技術室の小倉淳郎室長、井上貴美子専任研究員、神沼修客員研究員、佐伯真弓客員研究員、塩野義製薬株式会社創薬疾患研究所癌・免疫部門の形山和史免疫・炎症グループ長らの共同研究グループは、核移植クローン技術を用いて高感受性アレルギーモデルマウスを作り出すことに成功した。本研究成果は、欧州の科学雑誌「EMBO Reports」(5月2日付け)に掲載された。
 花粉や食物など特定の抗原に対するアレルギーは、多くの人の健康を脅かす。生体に侵入したさまざまな抗原は、CD4陽性T細胞と呼ばれるリンパ球の表面にある受容体(T細胞受容体、TCR)に結合して、生体防御を目的としたさまざまな反応を引き起こす。アレルギー患者の体内では、この抗原反応性CD4陽性T細胞が増殖し、過剰な反応が起きるためにアレルギー症状が現れる。アレルギーが起こる原因の解明と予防・治療法の開発には、実験動物モデルが大きな役割を果たす。
 共同研究グループは、アレルギー誘発抗原として知られる、ダニ抗原や卵白抗原を注射したマウスから取り出した抗原反応性CD4陽性T細胞を用いて、核移植クローンを行い、クローンマウスを作出した。このCD4陽性T細胞のTCRは、アレルギー誘発抗原に反応するように遺伝子の再構成を受けているため、クローンマウスの体内では、CD4陽性T細胞のほぼ全てが同じ抗原反応性TCRを持っている。クローンマウスの体内はあたかもアレルギー患者のように、抗原反応性CD4陽性T細胞が多く存在する状態になっている。共同研究グループが、生まれたクローンマウスを正常なマウスと交配すると、抗原反応性TCRの遺伝子が子孫に遺伝し、クローンマウス由来のマウス系統を樹立することができた。これらのマウスにダニ抗原や卵白抗原を投与したところ、1~2週間以内に、しかもわずか数回の投与で、気管支喘息やアレルギー性鼻炎に似た重篤なアレルギー症状が起こることが分かった。これまでは、アレルギー症状を起こすマウスを作るには、十数回以上の抗原投与や、あらかじめ体内に免疫応答を活性化する物質と共に抗原溶液を注射するなど、長期間の煩雑な作業が必要だった。
 本研究で開発した高感受性アレルギーモデルマウス系統は、正常な繁殖能力を持ち、研究室で容易に飼育・維持できる。今後、アレルギーが起こる原因を解明したり、予防・治療法を開発するのに役立つと期待される。

 早朝に畑に行き、少しのお花を頂く。朝日が綺麗で、今日も暑い日かな。
 畑では幾つかのお花が咲いている。ベニバナも咲き、その中に白いお花が見える。花(頭状花序)は筒状花のみで構成されており、径は5cm程である。調べたら”ノアザミ”の白花で、滅多に見られないと言う。野薊の突然変異の白花品種のようだ。
 シロバナノアザミ(白花野薊)
 キク科 アザミ属
 多年草
 本州・四国・九州の山野に普通に生える
 開花時期は5月~8月
 花(頭状花序)は筒状花のみで構成、径は5cm程
 花の色は紫色であるが、白花は稀少


南極から過去最大級の氷山が分離し漂流

2017-07-14 | 気象
 地球温暖化の影響を調べている英国の研究プロジェクト「MIDAS」のチームが、南極から過去最大級の氷山が分離し漂流を始めたと7月12日発表した。
 分離した氷山は、棚氷「ラーセンC」の一部である。1兆トン以上で、面積約5800平方キロと三重県とほぼ同じ。氷の厚さは200m~600mで、これまでに200Km以上の亀裂が観測されていた。亀裂は10年以上前から観察され、亀裂の拡大は2014年以来加速し、近く分離する確率は高いと言われていた。


 世界各国でつくる「南極研究科学委員会」の研究チームは「将来、氷山の分離はより頻繁に起きるだろう。生態系への影響調査が欠かせない」との声明を出した。
 ◆ラーセン棚氷(英:Larsen Ice Shelf)
 棚氷(たなごおり、氷棚(ひょうほう)とも呼ぶ)とは、陸上の氷河または氷床が海に押し出され、陸上から連結して洋上にある氷を指す。その上面は多くの場合、平坦な形状となっている。
 ラーセン棚氷は南極半島の東岸にあり、1990年代まではA・B・Cの3つの部分に分かれていた平坦な氷の塊で、2000年以上の歴史を持つと推定されている。急速に進む温暖化の影響で、棚氷Aは1995年に消失。その7年後の2002年には、棚氷Bがわずか6週間で崩壊し、残るのは棚氷C。今回での分離は、棚氷C面積の12%程。

 早朝に霧が出てた。道の奥が霞み、幻想的。今日一日の天気は晴れ。湿度もあり、暑い。
 ”シモツケ”の花は濃紅色で、小さな五弁花が散房花序に多数集まり半球状となって咲く。見つけたのは、 白花。命名は、白花を咲かせる”シモツケ(下野)”から”シロバナシモツケ(白花下野) ”。
 ”シモツケ”は、シモツケ(下野、現在の栃木県)で、ここで初めて見つけられたから。でも、栃木だけでなく北海道から九州にかけての山地に幅広く自生し、中国・朝鮮の山野にも自生する。
 シロバナシモツケ(白花下野)
 英名:Japanese spiraea。
 学名:Spiraea japonica f. albiflora
 バラ科シモツケ属
 落葉低木
 株立ちする(地際から沢山の枝を出して広がる)
 開花時期は6月~8月
 花色は濃紅色、淡紅色、白色
 小さな五弁花が散房花序に沢山集まり半球状となる
 花径は数mm
 似ている花に、下野草(バラ科シモツケソウ属)


エイズウイルス感染に重要な宿主たんぱく質を発見

2017-07-13 | 医学
 東京医科歯科大学の武内寛明助教らは、京都大学、国立感染症研究所、塩野義製薬との共同研究で、エイズウイルス「HIV-1」の感染に重要な宿主たんぱく質を発見した。成果は7月7日、米科学誌プロス・パソジェンズ電子版に掲載。
 ウイルスは自らの遺伝情報を宿主の細胞に打ち込むことで増殖し、感染していく。HIV-1はRNA(リボ核酸)を遺伝情報として持ち、たんぱく質でできた殻「HIV-1CAコア」にRNAを詰め込んで細胞の中に打ち込む。宿主細胞の中でこのコアが適切な時期に崩壊すると、中のRNAが宿主細胞に取り込まれ、ウイルスの遺伝情報の合成を促進する仕組み。
 本研究で、コア構造体崩壊の制御を、細胞内リン酸化酵素の一つとして知られているMELK(Maternal Embryonic Leucine Zipper Kinase )が、コア構造体の段階的リン酸化を通して担っていることが判明した。
 HIV-1感染標的細胞のひとつであるCD4陽性Tリンパ球を用いたゲノムワイドRNA干渉(RNAi:RNA interference)スクリーニングを行い、HIV-1感染を制御する宿主細胞内因子としてリン酸化酵素MELKを見出した。MELKのHIV-1感染制御能を解析したところ、MELKの発現を抑制したCD4陽性Tリンパ球にHIV-1が感染するとウイルスコア構造体の崩壊タイミングが遅れてしまい、ウイルスDNA合成ステップが阻害されてしまうことが分かった。またMELKはコア構造体を形成するHIV-1キャプシドタンパク質(HIV-1 CA)の特定アミノ酸残基(149番目のセリン残基:CA Ser-149)を段階的にリン酸化することによりHIV-1コア構造体崩壊制御を行っていることを明らかにした。
 本研究成果から、変異しやすいウイルス由来酵素タンパク質ではなく宿主側感染制御因子を標的とした新規エイズ治療法開発への応用が期待できる。
 ◆後天性免疫不全症候群(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)
 所謂エイズは、HIV(human immunodeficiency virus:ヒト免疫不全ウイルス)感染による。適切な治療が施されないと重篤な全身性免疫不全により日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす。
 世界中で感染者が3400万人を超え、毎年250万人の新規感染者と150万人以上のAIDSによる死亡者が発生している。地域では、サハラ以南のアフリカの流行(2350万人)が深刻であり、次いで南・東南アジアの感染者数が多い(420万人)。日本には約3万人程の感染患者。
 近年、治療薬の開発が飛躍的に進み、早期に服薬治療を受ければ免疫力を落とすことなく、通常の生活を送ることが可能となって来た。しかし、いまだ人類が直面する最も深刻な感染症の一つと言える。
 ◆感染経路
 主な感染経路には、(1)性的接触、(2)母子感染(経胎盤、経産道、経母乳感染)、(3)血液によるもの(輸血、臓器移植、医療事故、麻薬等の静脈注射など)がある。
 血液や体液を介して接触が無い限り、日常生活ではHIVに感染する可能性は限りなくゼロに近いといえる。唾液や涙等の分泌液中に含まれるウイルス量は存在したとしても非常に微量で、お風呂やタオルの共用で感染した事例は今のところ報告されていない。HIVは体外に出るとすぐに不活化してしまう程脆弱なウイルスである。

 朝6時頃より小雨。丁度、畑にお花を摘みにやって来て、雨に会う、畑の野菜達にとっては、ありがたい。昼頃より晴れ。
 丘陵地の裾は雑木林。雑木林には坂道の道路。道路沿いに雑草地。雑草地に見える”ヘビイチゴ”の実。実(果実)は、赤い径1cm程で、葉の陰に隠れている。この実を見ると、子供の頃のヤマイチゴ取りを思い出す・・懐かしき故郷の山山。
 名(ヘビイチゴ:蛇苺)の由来には色々あり、中国からの「果実は不味く、蛇にでも食わせろておけばいい」説や、「蛇が出そうなところに生える」説などがある。
 ヘビイチゴ(蛇苺)
 バラ科キジムシロ属(ヘビイチゴ属)
 多年草
 開花時期は4月~6月
 花は径1.5cm程、花弁数は5枚、花色は黄色
 イチゴの様な赤色で球形の果実を付ける
 果実の表面には沢山の痩果がつく
 毒はないが、味が無いので食用にしない


大規模盛土造成地、全国自治体の半数超が未公表

2017-07-03 | 地質
 国土交通省が、全国1741市区町村に「大規模盛り土造成地への対応(4月時点)」を尋ねたところ、「同省の定めに沿って有無を調べ、結果をホームページなどで公表している」のは864自治体と、全体の半分以下だった。
 公表864自治体のうち、505は対象の盛り土造成地がなく、359は場所をマップで示していた。マップの公表359自治体でも、安全性調査まで終わっているのは12のみ。昨年の熊本地震でも地滑りが相次ぎ、国交省は「事前対策で被害やコストは大きく減らせる。早急に調査を」と呼びかけている。
 その他は、対象地の有無の調査は済んでいるが公表に至っていないケースが209、調査中が245だった。未調査の自治体は423もある。対策には多額の費用がかかり、手付かずの自治体が多い。見た目で危険が伝わりにくく、むしろ地域イメージの悪化や地価下落への住民の反発が懸念されることも、調査に消極的になる要因とみられる。
 ◆大規模盛り土造成地
 大規模盛り土造成地は、地震や豪雨などで地滑りを起こす恐れがある。地滑りを起こすと被害が大きく、安全対策を促す必要から2006年の宅地造成等規制法の改正で新たに定義された。造成地の締め固めなど安全性を高める技術基準を強化し、「宅地耐震化推進事業」も設け、危険性を調べる費用の3分の1、地滑り防止費用の4分の1を補助する制度も設けた。
 盛土造成地とは、沢・谷を埋めたり、傾斜地盤を大規模な盛土で整備したりした造成地。大規模盛土造成地は大きく2種類あり、3000平方メートル以上の面積を土で埋める「谷埋め型」と、20度以上の斜面に高さ5メートル以上の土を盛る「腹付け型」。
 ◆大規模盛土造成地の滑動崩落対策について
 国土交通省
 http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_fr_000004.html

 今朝は雨。昼頃に晴れたが、すぐに雨が降ったり止んだり。今日の最高気温は26℃と昨日より低い・・少し過ごし易い。
 ”ユスラウメ”に径1cm程の赤く熟した果実が沢山。果実には、赤実種と白実種があり、この木は赤実種。赤実種は柄の短いサクランボの様に見える。果実は生食のほか、果実酒にも利用できる。白実種は果実が大きく、赤実種に比べると採れる量は少ない。
 名(ユスラウメ)の由来は、朝鮮語の”移徒楽(いさら)”が転訛して”ゆすら”となったとの説、揺すったら果実が落ちるからとの説などがある。
 ユスラウメ(桜桃・梅桃・山桜桃梅)
   桜桃(おうとう)はサクランボの別名でもある
 別名:ゆすら
 バラ科サクラ属
 落葉低木(丈は2m~3m)
 原産は中国・朝鮮半島、江戸初期に渡来
 開花時期は3月~4月
 花びらは5枚で径2cm前後、枝を覆うように沢山咲く
 花色は白・淡紅
 6月頃に赤い果皮の実(径1cm位)となる、熟した果実には光沢がある
 果肉は薄い白で、果皮が白色の品種もある


血友病治療、新たな道筋にゲノム編集か

2017-07-02 | 医学
 血友病は、血液中の血液をかためる成分の一つ「凝固因子(血液凝固第VIII、または第IX因子)」の遺伝子異常による出血性疾患である。出血が止まりにくいことで様々な症状を引き起こし、凝固成分を補う注射を定期的に行なう治療が一般的。しかし、患者への身体的や金銭的負担が大きい上、完治を目的とするものではなかった。血友病の原因遺伝子が修復できれば、小児期から持続的な治療効果が期待できる。
 自治医科大学の大森司教授らの研究グループが、「ゲノム編集と呼ばれる遺伝子改変の技術を用いた、血友病の治療につながる新しい方法を開発した。血友病のマウスを使った実験で、治療に成功した」と発表した(6月26日)。
 血液の凝固因子は、肝臓で作られる。研究グループは、血友病のマウスの肝細胞をゲノム編集して、正常な状態に改変する方法を試した。利用は2つの技術、ゲノム編集技術として近年爆発的に普及した「クリスパー・キャス9」と、遺伝子を特定の臓器に送り込む「運び屋」となるウイルスベクター「AAV:アデノ随伴ウイルスベクター」を組み合わせたもの。
 研究グループは、まず2つの対となるAAVベクターを作成した。一方には、遺伝子の特定の位置を切るハサミの役割を果たすクリスパー・キャス9、もう一方には血友病の原因となる遺伝子異常を修復するための遺伝子配列が入っている。この2つのAAVベクターを血友病のマウスに注射する。するとまず、AAVベクターによってマウスの肝臓へと運ばれたクリスパー・キャス9が、肝細胞の遺伝子の特定の位置を切る。そこにもう一方の修復用の凝固因子の遺伝子配列が挿入されることで、肝細胞の遺伝子を改変するという仕組みだ。これにより、血友病のマウスの遺伝子の修復に成功したという。
 ゲノム編集されたマウスでは、血中の凝固因子が、最大で正常のマウスの10~20%まで上昇し、出血が止まりにくい症状が改善した。人間の場合では、正常の5%程度あれば、日常生活では問題がないとされている。また、生まれて間もないマウスでの実験では、成長によって注射されたAAVベクターが体内から減少しても、効果が長期間持続することが確認された。
 AAVベクターは安全性が高いベクターとされ、さまざまな疾患の治療のために、世界では既に150を超える臨床研究が行なわれている。今回の技術を用いることで、特にこれまで困難であった乳幼児期の治療が可能になると期待されている。研究グループは、今後の検証を進め、一日も早い臨床応用を目指しているという。

 朝から晴れ、暑い。最高気温32℃とか、真夏日。台風が日本に接近・・上陸するかも。しばらくは雨の予報だ。
 学校の敷地に植えられている”ビワ”に沢山の実が付いている。大部分が黄色く熟しているが、まだ少し緑色と未熟もある。開花時期は冬(11月~12月)で、半年後の今時分には熟した果実が見られる。
 ”ビワ”の原産は中国で、日本へは9世紀には渡来していたと考えられている(日本自生説もあり)。しかし、現在日本で栽培されている品種は、江戸時代末期(天保~弘化)に中国からの大果品の種子から育成されたもの。この「唐枇杷」と呼ばれる品種から改良されて、現在の二大品種(茂木と田中)が生まれたと言う。名(ビワ:枇杷)の由来は、葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているから。
 因みに、”ビワ”の葉には関節痛に効き(産毛のある葉裏を擦って貼る)、葉を煎じて「せき止め・利尿など」に効く、と言う(古くからの民間薬)。
 ビワ(枇杷、比波)
    果実もビワと呼ぶ
 英名:loquat
 学名:Eriobotrya japonica
 バラ科ビワ属、常緑高木
 原産地は中国
    6世紀には栽培されていたようだ
 開花時期は11月~12月
 花は白い五弁花、葯には毛が密に生えている
 花は両全花なので自家受粉が可能
 果実の成熟は5月~6月、黄橙色の実となる


世論調査、残業規制に賛成76%、上限時間もっと短く45%

2017-07-01 | 世相
 日本世論調査会が6月10日11日に、働き方に関する全国面接世論調査を実施した。対象者は、全国250地点から18歳以上の男女3000人を選び、調査員が面接した。転居・旅行を除き、1727人から回答を得た。回答率は57.6%。
 長時間労働の解消に向けて政府が残業時間の上限規制を導入することについて、
  賛成:76.4%
  反対:18.9%
 繁忙時でも1ヵ月当たりの残業の上限を100時間未満とする政府の方針には、
  もっと短くするべきだ:44.6%
  政府の方針通りでよい:41.4%
  もっと長い残業時間を認めるべきだ:8.3%
 同じ仕事をする正社員と非正規労働者の不合理な待遇差の解消を目指す
 同一労働同一賃金には
  賛成:72.0%
  反対:24.1%
  しかし実現するかどうかについては「しない」が79.0%、実現「する」は16.3%
 残業規制に賛成する理由は、
  長時間労働が心身に悪影響を与える恐れがある:48%
  「効率が良い働き方につながる」「子育てや介護に充てる時間を確保するべきだ」が続く
  反対理由は「個別企業の労使の協議で決めるべきだ」や「残業が短くなると、収入が減る」が多かった。
 残業を申告しない「サービス残業」は、
  規制を導入しても「増える」:24%
  「変わらない」:51%
  「なくなる」:5%、「減る」は17%
 仕事を選ぶ際に重視することは(2つまで回答)
  収入が多い:39.5%
  やりがい:36.8%
  仕事の楽しさ:27.6%
  雇用の安定:26.5%
  福利厚生が充実している:24.4%
  子育てや介護のしやすさ:11.6%
  労働時間が短い:8.4%
  休みやすさ:8.0%

 今日は蒸し暑い日だ。最高気温30℃とか。昨日からは数℃ほど高い。
 早朝の散歩で、近所の塀の純白の小さい房状の花の塊りを見つけた。雪が積もった様に見える。”ニワナナカマド”の花だ。枝先に円錐花序(集合した花の姿が円錐状)を出し、白い小花が沢山付いている。花は梅の花に似て、花弁は5枚、花は小さく径数mm。
 葉は奇数羽状複葉(左右に小葉が並び、先端に小葉がつく)で、ナナカマドに似た葉姿だ。名に”ナナカマド”とついているが、残念ながら”ナナカマド(バラ科ナナカマド属)”と違い秋の紅葉も赤い実もない。
 別名には”チンシバイ(珍至梅、珍珠梅、珍朱梅)”とある。由来は判らないが、蕾が白玉の様だから、との説がある。
 ニワナナカマド(庭七竈)
 別名:チンシバイ(珍至梅、珍珠梅、珍朱梅)
 バラ科ホザキナナカマド属(ソルバリア属)
 落葉低木
 原産地は中国
 開花時期は6月~7月
 蕾は白玉の様に美しい
 花だけでなく、新緑なども綺麗だ