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週末には帰ってくるはずだった車検中のエスティマ、
部品の配送トラブルとかで17日の月曜日まで整備に時間がかかることになりました。
天気の方は15日土曜日が爆風、
16日日曜日は風が納まってかなり暑くなりそうな予報です。
どうせ部品が無くて週末のエスティマの整備はできないわけですから、
土曜日エスティマを取りに行って、日曜の夜か月曜の朝再び持ち込めば良い、と考えました。
「よーし、日曜日浮くぞ!」
土曜日に内房がホームのあひさんからLINE。
「明日行く人いますか?」
早速、おいら行くよ~、と返したところ、
「乗せてください!」
あひさんは普段は餌釣りメインですが、おいらのNEOは原則ルアー船です。
「ジギング、キャスティング、タイラバのみOK、餌釣りNG」
という条件でタンデムが決定しました。
出発時の気温は14℃。時間はAM3:00です。
これは暖かいですね。1ヶ月前の最高気温です。
ちなみに日曜日の最高気温は25℃と今年初の夏日を記録しました。
前日の暴風に加え、少し前まで日曜日も風が強い予報でしたから、
この日の参戦はとても少なかったです。
安定のたーさん&ミーサン夫妻、最近常連のJBB280さん、
そして我がNEO-Gucchan号のあひさんとぐっちゃん。
わずか3艘でした。
この日はPM1:00くらいが最も潮が低くなるド干潮で、
スロープは11:00~16:00くらいまで使えなくなりそうです。
つまり、11:00前に早上がりするか、16:00過ぎまで頑張るかどちらかです。
あひさんは自分の車で来ているので、昼には上がる宣言。
できれば午前中勝負を決めたいところですね。
多少波っ気があることを想定し、日の出時刻とほぼ同時に出航です。
この日は南西風です。
波もいつもの南東から北西向きではなく南西側から北東に向かっています。
つまり、西から東への移動はけっこう楽ですが、東から西への移動は大変そう。
そこで波の穏やかな早い時間に西に移動してしまい、
状況に応じて東に移動するという作戦を取りました。
ぐっちゃんはジギングですが、あひさんはタイラバメインでジギングがサブです。
せっかくなのであひさんに真鯛や根魚を釣ってもらいたいと思い、
真鯛やアカハタの実績が高い20~30mラインから流しました。
盛期にはヒラマサも出るポイントですが、残念ながらこの日はベイトが薄い感じです。
続いて少し沖のジギング実績場へ。
水深は約60m。
想定通り、このラインにはいい感じのベイトがいます。
頑張ってしゃくりますが、全然アタリがありません。
なんとなく、前回Ken君と同行して玉砕したパターンに似ています。
あひさんもジグっていましたが、すぐに心が折れたかタイラバにチェンジ。
NEOのバウに座ってマキマキするあひさん。
I君やKen君はジギング船で立ってしゃくるのに慣れていますから、
NEOでもコンソールボックスに腰を当てて立ってジギングするのですが、
あひさんはミニボートさぶろく丸の船長ですから、座って釣る方が慣れているんでしょう。
ベイト反応はずーっと続いています。
60mラインから東に向かって流されるのですが、
それに伴い少しずつ岸に近づくのと、根の上を通過するのが重なって、
徐々に水深が浅くなります。
水深53mくらいになったときでした。
ベイトは20mからボトムまで広く反応があります。
感覚ですが、底から30mくらい巻いて、そろそろ反応がなくなる水深だなーと思う頃に、
「グゥオンッ!」
すごいアタリでした。
ジグの回収モードに移行する直前だったのでビックリ!
でも、反射的にアワセ。
やや硬めに設定していたツインパワーのドラグが、
「ジジジジジッ」と鳴りました。
激しい首振りと大きなトルクがロッドと腕に伝わってきます。
「これは…、ワラサじゃないかも…」
あひさんがファイト中のぐっちゃんに気づきました。
「おおっ、来ましたか!ワラサですか?根魚?」
「このパワー半端ないよ。少なくとも根魚じゃない!」
けっこう時間をかけて、ラインを出したり巻いたりしながら徐々に魚を引き寄せます。
水深53mですがかかったのは20mですから、パワーのダイレクト感が半端なかったわけです。
「お、青物だ!」
魚が見えました。黄色いライン、見慣れた?体型と胸ビレの位置。
「ヒラマサだね!」
あひさんがうまくランディングしてくれて、春シーズン1本目のヒラマサゲットです。
75cm、4.3kgでした。
ヒラマサにしては丸々太っていましたよ。
アングル変えて…もう一枚。
うーん、この眼鏡かけているとたーさんに見えますね。
魚が釣れなくなるかも…。
この眼鏡使うのやめようかな…(笑)
とりあえず、この1本でぐっちゃんには夕方まで粘る必要はなくなりました。
後はあひさんです。
さらに流されて50mを下回る水深になったところで、
「キタッ」
あひさん、漢のジギングでヒット!
「おー、引く引く~、ん?んん?」
なにかおかしいです。
「あれー、急に引かなくなっちゃいました~」
「ネット要る?」
「要りませーん」
まずまずのサイズのカサゴちゃんでした。
この日初ゲットに超笑顔のあひさん。
お見せできないのが残念ですが、目線入れていても喜びが伝わりますね。
続いてはあひさんがタイラバで釣り上げました。
ナイスサイズのマトウダイです。
またしても全身で喜びを表現するあひさん。
カサゴに続いてマトウダイも生簀へGOです。
さらにあひさんはカサゴを追加。
「いやー、タイラバでこれだけアタリがあると楽しいですわ」
その後もあひさんは大物を2度ほどバラすなど、高活性を堪能します。
ぐっちゃんも追加が欲しくなって、
「ちょっと沖まで移動していい?」
と大人げなく岩礁帯を離れて80mラインへ。
ここでもベイトはたくさんいましたが、青物の追加はありませんでした。
再び50mラインに戻ってぐっちゃんジギング、あひさんタイラバで頑張っていると、
「おおー、ついに来ましたよ~!」
「何?真鯛が来た?」
「そんな感じです。今回はけっこう引きますよ!」
確かに柔らかめのタイラバロッドが満月になっています。
ぐっちゃん、記念に動画を撮ろうとスマホをいじります。
「あっ、ヒラメだ!」
なんと、タイラバにヒラメが食ってきました。
ランディングネットをあひさんに渡し、ぐっちゃんは撮影を継続します。
無事タモ入れを成功させ、超ハイテンションのあひさん。
この時の動画があひさんのブログでアップされるかどうかは不明です。
あひさんのブログ「三度のメシよりボート釣り」はこちらから。
とにかく、これで二人とも満足です。
早上がりが決定しました。
この後、定番ジギングポイント周辺へ移動して追加を狙いました。
こんな感じで40m~60mラインに広くベイトがいますが、青物はお留守でした。
予定を少しオーバーして、AM10:40頃にストップフィッシング。
あとほんのわずかで出航場所というところで、
プスプス…と音を立てて船外機が止まってしまいました。
すわっ、またトラブルか?
なんて思いませんよ。
実はこの日、12リットルの予備タンクのガソリンを使用していました。
この12リットルタンクが空になったというわけ。
つまりガス欠です。
すぐに25リットルのメインタンクに変更して再始動です。
AM11:00少し前に帰航しましたが、潮の引きが思ったより激しくて、
ボートをトレーラーに乗せてエスティマで引っ張るときに、
タイヤがスタックしてけっこう苦労しました。
うーん、やっぱり本格的な4WDが欲しいですね。
たーさん&ミーサン、JBB280さんにボートを押してもらい、
トレーラーがほとんど海水に浸からない状態でボートを引き上げました。
みなさん、ありがとうございました。
また、あの状態(と言ってもわからないでしょうが)でボートが上がってしまうのは、
さすがNEO専用トレーラーというところでしょうか。
波気とうねりがけっこうあったため、この日は一度も全開にしませんでした。
ほとんど10~20km/h程度で移動していました。
波に向かう時よりも、うねりを斜め後ろから受けるときが一番危険です。
スピードよりも安全重視ですね。
35km弱で12リットルのガソリン消費ですから、
1リットル当たり3kmという燃費です。そんなもんでしょうね。
釣れた魚は全てあひさんにお持ち帰りいただきました。
あひさんは料理の腕も一流ですから、きっとヒラマサも本望でしょう。
きっと魚料理の内容もブログアップしてくれるはずです。
それにしても、あひさんはヒンカーズジャパンという貧果を競う団体の代表だったはず。
「これでヒンカーズカップから脱落なんじゃないの?」
「そうですね、最下位決定ですわ、へへへ…(笑)」
あひさん、気が向いたらまた乗ってくださいね。
夏になったらさぶろく丸乗船を無心するかもしれませんから、その時はよろしくです。
早上がりしたのでエスティマは余裕で夕方に丸重自動車に届けることができました。
さあ、待望の春マサが釣れましたよ。
来週からもっとスパートしたいと思います。
それではまた おやすみなさい