進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

NEO-Gucchan号、茨城の海に初挑戦!

2017年07月04日 | NEO390 釣行記

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外房がオフシーズンに入って最初の週末、久しぶりにのんびり過ごすつもりでした。

ところが…、

「茨城の海に浮かびませんか?」

と小太郎さんから悪魔のメール。

「NEOを出せるスロープありますか?」

の問いに、

「潮が低い時以外なら出せるスロープがあるよ、明日は小潮だからいつでもOK」

と返事が…。

最近の小太郎さんはシーバス&ヒラマサで絶好調です。

「行きまーす」

 

今日は京葉道路ではなく常磐道で移動です。

指定された場所まで約130km。外房が87kmほどで、南房白浜が120kmなので、

千葉県の端っこまで行くのとあまり距離は変わりません。

AM0:10頃出発し、途中短い仮眠もとって、現地着がAM3:00くらいでした。

早速出航場所となるスロープを見ると…、

「浅い!」

大潮の干潮時にはほとんど底が露出してしまい、ゴムボートも上げられなくなるそうですが、

小潮周りならいつでも出せるとの情報でした。

しかし、さすがにNEO390の深い喫水を考えると、

干潮前後2時間ぐらいは危険そうです。

この日の干潮はAM4:30ころ、つまり日の出とほぼ同時刻です。

しかも、予報では夜明けくらいには雨が上がるはずだったのですが、

日の出時刻になってもけっこう降っています。

 

結局、近くの漁港の陸っぱり見学などをして、

AM6:10に岸払いとなりました。

出航場所は河口付近の川側で、三角波が立つ浅い河口を通過しなければなりません。

河口を過ぎると一気に太平洋が開け…、

というわけでもなく、巨大な沖堤がいくつかあって河口や港を囲っています。

外房の自然丸出しの人工物がない海とは全く違う光景。

人工の堤防、テトラ、そして発電所…。

はじめての海は心躍る反面、全く勝手がわからないので困ったもんです。

でも、今回は名船頭が操船まで買って出てくれました。

さすがにさまになっていますね。

マロールの手動式油圧操舵システムは左右の回転数が5回転ほどもあり、

しっかり切らないとボートは曲がりません。

そのためにキャプテンハンドルになっているんですよ。

小太郎さんにはこれが違和感に感じたようです。

それでも、ばっちりポイントにつけるあたりはさすがですね。

 

こんな沖の堤防の外側に設置されたテトラがシーバスのポイントだそうです。

ゴールデンタイムは明け方1時間。

ん?1時間?

夜明けがAM4:25だから、AM5:30頃までって事?

終わってるじゃん!

 

その通り、先人たちはかなりのシーバスをゲットしていましたが、

我々には全然来ません。

小太郎さんはじっとしているのが苦手なタイプなので、

「ヒラマサポイントに移動しようか?」

今度はヒラマサを狙うために大きく移動。

 

ここには小太郎さんの仲間やプレジャーボートが勢揃いしていました。

実はポイントが半径50m~100mほどの小場所です。

これだけの数が一気に釣りするのはけっこう厳しいポイントでした。

最初にこの場所で頑張った海老丸さんだけがヒラマサをゲットしたそうです。

海老丸さんのブログで確認してください。

その海老丸さん、ボートのチューブからエアー漏れがあるそうで、

あっという間に帰って行かれました。

 

その他の小太郎さんのお友達の面々…。

一番の衝撃はこの軽トラックカートップでしたね。

 

で、残念ながらヒラマサポイントもノーバイト。

ちょっと釣り方も釣り場も特殊な場所でした。

外房慣れしたぐっちゃんからすれば、ちょっと邪道な釣り方ってことになると思います。

まあ、郷に入れば郷に従え、ですからね。

 

この後、沖艇よりもはるかに沖の実績場などを回りますが、結果はついてこず。

遊漁船が鯛釣りをしているポイントがベイト反応も上々でぐっちゃん的にはお気に入りでしたが、

そのあたりは鯛は釣れても青物はほとんど釣れないみたい。

むしろ沖堤よりも岸側に実績が高いそうです。

 

いろいろ回って、また堤防周りのテトラを探ります。

そしてようやく、AM8:15、

流石の小太郎さん、シーバスゲット。

ぐっちゃんはフグに邪魔されまくってヒットさせることができません。

 

続いてまたしても小太郎さんにヒットしたのは、

ミニマムサイズのワカシちゃん。

 

また大きく移動して水深15mくらいの港内を探っていると、

今度はぐっちゃんに、

スモールバーサー(泣)

 

そんなこんなで、北へ南へと凪の海を走り回り、

ポイントを叩いていきますが追加は獲れず。

最後にまたヒラマサポイントを叩きましたが、

ジギング船までこの狭い海域に登場してしまい万事休す。

AM11:30ころ、少々波立ってきたタイミングで沖上がりとしました。

結果的には朝まづめに潮が低くて出航できなかったことが致命傷になりましたね。

ちなみに、この日の小太郎さんのブログはこちらから確認できます。

 

 

実質5時間余の釣行で移動距離は約40km。

ポイントを定められない分距離で稼いだ感じになりました。

テトラ近くを流すため、危険を回避する目的で船外機は止めずに釣りをしました。

そのため、距離の割にガソリンの消費は多く、

おそらく18リットルくらい使ったと思います。

 

はじめてNEOで浮かんだ茨城の海、

可能性を感じる反面、外房のような雄大さや豊かさはなかったですね。

人工物によって生まれた環境に合わせたメソットなので、

普段自然だけを相手にしているぐっちゃんには少し違和感を感じました。

 

港内では水上バイクで釣りをしていた人たちが、立派なマゴチを何本も上げていました。

今回はシーバス&ヒラマサ狙いでしたが、

普段はヒラメやマゴチが濃い海なんでしょう。

海岸線はほとんど砂浜で、ストラクチャーは人口の護岸や堤防などが中心ですから、

海中が自然の岩礁帯で根だらけになっている外房とはおのずと釣り方も魚種も異なります。

 

今回のスロープ以外にもNEOが出せる漁港があるそうですから、

次回NEOで参戦するときにはそちらに行きたいと思います。

この場所でまた頑張るなら、次回は小太郎丸(JEX305ゴムボート)かなー。

 

ところで…、

小太郎さんに魚探の映りを散々けなされました。

確かにそれなりの速度で走れば魚の反応はかき消されますし、

それ以上スピードを出すと水深すら表示されなくなります。

外房ではほとんどのポイントが頭に入っているので、それで不便を感じないのですが、

魚探で魚の反応を見ながらポイントを決めたい小太郎さんには不満だったようです。

振動子をスルーハルとかにすれば解決するかもですが、

とりあえず少しだけトランサムの振動子の高さを調節しました。

赤矢印のように少し上に移動させ、ボートの底からあまり下に出ないようにしました。

紫色の矢印が差している色が変わったところがいままでのネジが付いていた場所なので、

3~4cmは上に移動しましたよ。

これで映りが良くなるかどうかは、浮かべてみないとわかりませんね~。

やっとこの魚探に慣れて釣果も伴いだしたので、そんなに急いで買い替えるつもりはありません。

 

今回、出航場所という意味ではひとつ可能性が広がりました。

釣り方に関しては、成果が出ていないのでまだ闇の中ですね(笑)

さあ、次回はどこでどんな釣りをしましょうか?

これでNEO-Gucchan号は外房29回、内房2回、茨城1回の32回出航となりました。

 

それではまた おやすみなさい

 

 


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コメント (18)
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