進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

ようやく浮けた3月の外房は大苦戦!

2021年03月29日 | NEO390 釣行記

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3月27日土曜日、実に約1ヶ月ぶりに外房で浮いてまいりました。

このところ週末の度に天気が荒れて、

ずいぶん間が空いてしまいましたが、さて海はどう変化したでしょうか?

 

今回は久しぶりに2人で出航です

パートナーは昨年4月以来のKenKen君。

「釣れるまで帰らん」コンビですね(笑)

 

この日の日の出は5:30。

ずいぶん早くなりました

5:00頃現地に到着しましたが、既に東の空は明るくなっていました。

混み合うかと思っていましたが、一番乗りで現地着でした。

この日は時間とともに風が弱まる予報だったので、

少し遅めのスタートをされた方が多かったようです。

結局、パーフェクターさん、NEO390さん、NEO450新艇さん、

ハンマーヘッドのシノさん、SRVさんなど、数艇が参戦となりました。

 

日の出時間になって出航。

やはり一番乗りです。

まずは西側のキャスティングポイントへ。

ヒラマサの様子を伺いますが、全く反応がありませんでした。

 

水温は17.2℃と高めですね。

この冬は、ほとんど17℃以上を保ち続けて終了といった感じでしょうか。

 

キャスティングは早々に諦めてジギングへ変更です。

ジギングポイントへ。

思ったよりも風が強く、しかも東風。

潮流は真潮で西から東へ。

風と潮流が相殺されて、ボートはほとんど流れない状態ですが、

潮の流れの影響でラインはどんどん東に向かって流されます。

 

いつもの「釣れない反応」です。

この日の狙いはやや沖目でメタボブリを釣ることでしたから、

ジギングポイントもさっさと諦めてさらに沖へ。

 

60mラインまで来ました。

ここが本日の本命ポイントです。

こんな反応が出て期待度MAX。

KenKen君、頑張ってしゃくりますがアタリはなし。

反応も一時的で、あっという間になくなってしまいました。

 

さらに沖へ沖へと移動し、100mラインまで行きましたが、

期待通りの反応はありません。

反応なくてもサバくらいは釣れるのかなと、

ジグを投入してしゃくりますが無反応。

1ヶ月前にあれだけたくさんいたサバも、この日は水深100mまでは全くいませんでした。

情報では水深200mには痩せたサバがけっこういたそうです。

 

このあたりまで来ると東風がかなり強くて、

潮流が風に負けてボートは東から西へゆっくり流れます。

ますますラインが斜めになるので、

操船しながら落下角度を調整するのですが、

トランサムに波が入り込んで来る程度に荒れています。

危険を感じるほどではありませんが、全くベイトもいないのは想定外。

大きく予定が狂いましたが、ここは一旦浅場に移動することにします。

 

ジギングポイントまで戻って、ぐっちゃんはひとつテンヤ、

KenKen君はインチクにチャレンジ。

ところが強風と潮流の関係でテンヤの操作が難しく、

立て続けにテンヤをロストして、さらに浅場へ移動。

 

アカハタ実績ポイントに移動して、KenKen君に1投目マジック!

これはナイスサイズのアカハタです。

インチクだとサイズも期待できるのか?

続くヒットもKenKen君でリリースサイズのアカハタでした。

 

ぐっちゃんはスーパーで買った1パック300円のバナメイエビを使ったひとつテンヤですが、

どうにも調子が上がりません。

あ、ここでお詫びと訂正。

今までこのブログで「パナメイエビ」と書いてきましたが、

「バナメイエビ」の誤りでした。

KenKen君に指摘されてYahoo検索してみたところ、

パナメイエビでヒットが4400件、バナメイエビで213000件。

バナメイエビの圧倒的な勝利(当たり前か)

ということで、今回からバナメイエビに訂正します(笑)

 

 

ぐっちゃん、ようやくカサゴをゲット。

続いてウマヅラハギ。

どうやらこいつがエサ取りのようです。

一方、KenKen君のインチクは切れ味鋭く、

 

またしても良型アカハタをゲットです。

 

ぐっちゃんは一向に調子が上がらず、

バナメイエビはことごとくウマヅラハギやベラなど(想像です)にかじられ続け、

中サイズのアカハタを追加したのみで、

釣果が伸びないままエビが無くなって終了。

 

ここで迷走に入ります。

西の深場や実績ポイントまで波の高い中移動しましたが、

ここも思ったようなベイト反応が無く撃沈。

 

アジを釣ってマハタ狙いの泳がせをやりたいというKenKen君の希望を聞いて、

アジ場に行ったものの、

ここで頑張っていたNEO450新艇さんによると、

「全然釣れません」

の情報でトーンダウン。

泳がせの餌を釣る段階で苦戦したくはありません。

時間は既に12:00を過ぎていてました。

思ったよりも風が弱まるのが遅れましたが、

ようやく風も少し落ち着いてきた感じなので、

改めて沖へ移動することにしました。

 

60mラインまで行って、魚探反応を探してジギングをしましたが、

アタリが出ずに疲労だけが蓄積します。

時間も14:00近くなって、敗色濃厚になりました。

「最後にジギングポイントで逆転を狙おう」

 

ジギングポイントは例によって「釣れない反応」があるのですが、

ジグには見向きもしてくれません。

長時間のしゃくりで体も悲鳴を上げています。

「ちょっとテンヤをやろっと」

今度はエビではなく、虫タイプのワームを使ってみます。

例によって「釣れない反応」の中にテンヤを落とし、

予想通りあたらないので大きくしゃくりあげてみたら…、

「ガツンッ!」

強烈なひったくりのアタリ!

そしてガンガン持って行くパワー。

キスロッドが折れそうなくらいに曲がります。

弱めのドラグを笑うように、ガンガン首を振ってどんどんラインが出ます。

「???なにこれ?」

真鯛かな?と思ったのですが、ちょっとパワーが強すぎます。

真鯛なら70cm以上はあるでしょう。

それに、首振りはしていますがリズムが違うような気がします。

真鯛にはない横への走りもあります。

「無理しないで!時間たっぷりかけて大丈夫ですから!」

とKenKen君。

ずいぶんやり取りしてようやくネットインしたのは、

50cm弱のショゴでした。

なるほど納得。

ジギングロッドなら何という事もないサイズですが、

キスロッドでカンパチは痺れますよ(笑)

 

続いて、

小ぶりなカサゴ。

なんだか、バナメイエビよりもワームの方が調子いいんじゃ?

エサ取りがつついたりしないのがいいのかもですね。 

 

ショゴがいるならとKenKen君はジギングでチャレンジ。

ぐっちゃんも遅れてジギングにスイッチ。

今度は中層に激熱の反応。

「これはいい反応かも!」

思わず口に出してしゃくっていたところ、

水深20mくらいで、

「ガツンッ」

ようやくジグにヒット!

ナイスファイトですが、今度はMCワークスなので余裕でやり取り。

サイズアップの50cmショゴ。

これはヒレナガカンパチですね。

体高も高いです。

ちなみにヒットジグ、メロン屋工房のSEARCHMETAL SRに見えますが、

実はヤフオクで買った4本1800円の格安ジグです。

ようやくジギングで本命とは違いますが青物が釣れました。

 

少し延長して15:15まで粘りましたが、追加なしでストップフィッシング。

生簀の中をチェックしてみたら、

アカハタがカサゴを咥えたのか、

カサゴがアカハタの口を穴と間違えて突っ込んだのか…?

手では引き離せないほどがっつり嵌って絶命していました。

 

移動距離は40km強。

10時間近い長丁場で距離も伸びました。

 

燃料も15リットルくらい使いましたね。

生簀を開けて2人乗船だと、滑走に時間がかかるのと、

波があったのでゆっくり進んだのも燃費悪化の要因です。

 

久々の釣行、しかももっと久々のタンデム、

土曜日だったこともあってじっくり時間をかけて釣りをしました。

なんとかショゴを獲れたことで見栄えのする釣果になりましたが、

テンヤの根魚も期待ほどは釣れませんでしたし、

本命のメタボブリとヒラマサは気配もありませんでした。

この日は遊漁船も大苦戦だったようなので、

この釣果でも良い方だったかもしれませんね。

 

以前、ゴムボート初代Gucchan号の出航回数を118回と書きましたが、

改めて確認したところ119回でした。

NEO-Gucchan号の出航は今回で119回。

ようやく出航回数で初代に並びました。

どこかでそれぞれの記録を比較する記事を書きたいと思います。

これからどんどん春めいて、

ヒラマサも釣れるようになると思います。

敵は天気か、それとも海か?

それではまた おやすみなさい

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コメント (12)
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