進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

重役出勤の外房チャレンジ!粘って粘って…

2023年10月26日 | NEO390 釣行記

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10月22日日曜日は少し遅れての外房釣行となりました。

奥さんが帰省で不在。

愛犬こゆきの面倒を見なければならず、

散歩&朝食を終えた後の8:30頃に自宅を出発です。

 

当り前ですがいつものコンビニでももうすっかり明るく、

ひょっとしたら駐車場に苦労するかと思いましたが、意外に空いていてラッキー。

ただ、道中はやはり夜中とは違い車の数が多い多い!

前日の21日もそうでしたが、

季節が良い観光シーズンのせいか、特に帰りは各地で交通渋滞が発生していましたね。

いつもより少し時間がかかりましたが外房に到着。

 

なんと、ステキチさんが早々と帰航してきました。

他にも帰航済みのNEO390もいて、出遅れ感満々(;^_^A

ステキチさんはヒラメを2枚とショゴを釣ったそうで、納得の早上がりです。

時間は既に10:30、まあ、そうですよね。

 

この日は朝風が強く、徐々に穏やかになる予報だったのですが、

ステキチさん曰く、朝はほぼ無風だったそう。

むしろ今の時間の方が風が吹いているとのことでした。

うーん、見誤ったか???

 

何はともあれ、準備して出航!時刻は11:00少し過ぎたところでした。

うねりはありませんが少し風が強くて、

ピッチの小さな波がありますね。

 

まずはジギングポイントへ。

そこには彼がいるはず!

そう、若きYoutuberジギンガー、ツッシーさん。

 

予想通りのポイントに彼はいました。

そして、

なんと、彼も9:00頃到着の重役出勤だったそうですが、

早々に青物ゲットしていました。

本人はワラサと言っていましたが、シルエットはヒラマサっぽく見えます。

後から確認しましたがよくわかりませんでした。

おそらくハイブリッドだと思いますね。

 

この日は水深45m以上にご覧のような反応が終始見られました。

 

60mくらいも熱い反応。

実はこの反応に騙されました。

結果的にはこの反応の中に(やる気のある)青物はいなかったようです。

 

水温は20℃強、問題なし。

潮は弱く西から東へ。

東風が吹いていて、ボートは潮ではなく風に負けて東から西へ流されます。

ジグへの潮当たりは悪くない感じ。

もう少し真潮が強く流れていれば完璧だったんでしょうけど。

 

水深80mまで行くと魚の反応はほぼ無くなります。

この日は45m~60mあたりが勝負ポイントだと判断しました。

この中を通す形でジギングを敢行したわけですが、青物のアタリは皆無。

魚探反応に騙されたというのはこの事です。

ツッシーさんも上の写真のブリヒラ?を釣ったのは水深25mの根の真上だったそうです。

 

魚探の反応を信用してジギングしても一向に釣れないので、

時合いが来るまで浅場に移動して根魚を狙う事に。

以前ツッシーさんが同乗した時に持ってきたけど使わなかったエビ、

ここで投入です。

 

ファーストヒットはカサゴでした。

この季節なので根魚は入れ食いかと思っていたのですが、

さすがに潮が動いていない時間帯だと根魚も活性が高いとは言えないのか、

なかなか食いついてきてくれませんでした。

 

岩礁帯では高確率でベラにエビを取られます。

 

ようやく釣れたやや良型のアカハタ。

この後カサゴを追加したところで、根掛かりでテンヤをロスト。

まだエビは大量に残っていますが、

これはまた持ち帰ることにしましょう。

 

時刻は14:00、

沖で頑張っていたツッシーさんは心が折れて帰航するそうです。

彼以上に重役出勤だったぐっちゃん、

15:00までは粘るよ、と言って再び沖へ。

この日は16:00頃に干潮となり、その前に時合いが来ると読んでの再チャレンジです。

 

水深50m前後を流しても、前と状況は大きく変わらず、

むしろベイト反応が少なくなってきました。

ここで沖に見切りをつけて、ジギングポイントの根回りを攻めることにしました。

ジギングポイントはいつも以上に、

「釣れない反応」がバンバン出ています。

でも、ツッシーさんは、

「今日は釣れる反応でしたよ」

と言っていたっけ。

そんなことを思いながら、水深25mほどの根の真上を魚探反応を見ながら流してしゃくります。

 

「ヌルッ」

なんとなくお触りのようなアタリがありました。底から3しゃくりくらいしたところです。

「おっ?」

半信半疑で軽くアワセを入れました。

その瞬間、

「ジ、ジジジジジ――――ッ!」

タックルがちょっとヤワな方、ストラディックSW5000でフロロ10号のリーダーの方でした。

ドラグはやや弱めの2kgくらいだったと思います。

「よしっ、これでツッシーさんに自慢できる!」

そんな邪な考えが脳裏によぎりました。

しかし、

「ジ、ジジジ――――――ッ」

ドラグは一向に鳴りやまず、ロッドを立てることすらできません。

明らかにヒラマサのそれとわかる、

しかしそのサイズ感がハンパない首振りが手元に伝わってきます。

「や、やばい!」

賢明な読者の方ならお気づきでしょうが、底から3しゃくりですから、

海底から2~3mであたったわけです。

そして、10秒以上のライン放出。

さらに止まらずロッドすら立てられないし、ドラグを締めこむ余裕もない。

スプールを指で止めるなども考えたのですが、

体感と言うか、経験的にスプールを止めたらラインが持たないと感じていました。

水深25mの根の真上、そして10m以上一気にラインを出されて止まる気配なし。

「お願いだから根に潜らないで!」

そんな願いもむなしく、

「ジジ―――ッ、プツンッ、フッ…」

リーダーのジグにほど近いところでの根ズレによるラインブレイクです。

 

やってしまった。

いろいろ反省点はありますが、

これがツインパワーSWの強い方のタックルだったら、とか、

もっと深いポイントだったらとか、

もっと水面に近い宙層でかかっていれば、とかタラレバばかりが出てきます。

ただ、正直、5kgレベルのヒラマサならこんな状態になっていたとは思えません。

あの首振りのサイズ感から、

10kgかそれ以上の大物であったことは間違いないでしょう。

『逃した魚は大きい』

と言いますが、ことヒラマサジギングに関してはそれは正論なんです。

アタリが不明確だったのでちょっと舐めていたのもありますね。

それに、この季節にあのサイズがジギングでかかると思っていなかったのも敗因です。

 

その後もう一回「ゴンッ」という感じの明確なアタリが同じエリアでありましたが、

こちらはアワセを入れたものの「スカッ」と空振りしてフッキングせず。

予定の15:00を少し過ぎる頃まで粘ってみましたが、

わずかな時合いを逃したぐっちゃんにヒラマサは二度と微笑みませんでした。

 

すっかり落ち着いた海、

これ以上粘ると日が落ちて片付け中に暗くなる可能性もあります。

 

移動距離は少なめでしたが、なかなかに内容のある釣行でした。

次はしっかり準備して、デカモンをゲットできたらな、と思います。

これがあるから大物釣りは止められない、と言うところですね。

 

それではまた おやすみさない

 

 

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コメント (6)
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