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ここに来て早春らしい風が強い日が続いています。
気温が高くなる日は南風、
寒波がくれば北風。
2月16日に外房まで行って出航を断念して以来、
週末は決まって風が強い予報でした。
この週末も土曜日は暴風&大荒れ、
2月28日日曜日はそこそこ吹くものの北風で、
時間とともに穏やかになる予報でした。
北風という事は気温が低いという事ですが、仕方ありません。
前日の荒れが残っていないか心配でしたが、意を決して出発しました。
4:00に自宅を出発。
外気温は0℃でした。朝の気温だけなら真冬ですね。
途中のコンビニでは-3℃、道中の最低外気温は-4℃でした。
ちなみに出航場所は0℃と船橋と同じ。
ただし、昼には10℃を超えるはずです。
ちなみに帰路につくときの出航場所の気温は12℃まで上がっていました。
驚いたのは、週末で出航できそうなのは日曜日だけだったのに、
先着者がゼロだったこと。
まさかの貸し切りか??
周りが明るくなって出航準備が整った頃に、
2艇FRPトレーラブルが登場。
なんとか独占貸し切りは免れました。
日の出が少し早くなりました。
6:10頃でしょうか。
この日はキャスティングロッドは封印し、
ジギングロッドとイカタックルを持ち込みました。
季節がら浅場では勝負にならないだろうという判断です。
狙いはメタボブリとイカ。
ただし、
風が強い!
北風なので危険は少ないですが、けっこう吹いています。
昼頃には少し弱まる予報ですが、
この風で沖まで行くのはリスクがありそうですね。
まずはジギングポイントへ。
このあたりなら波もたいして気になりません。
海水面温度は17℃。
今年は水温が落ちませんね。けっこう温かいです。
ご覧の釣れない強反応の中をジギングで流しますが、
予想通りの魚信なし。
どうしようか悩んだのですが、
この日は沖まで行かないと釣りにならないだろうというのは想定の範囲内。
そして、この日は大潮で10:00~14:00は潮が引いてボートが上げ辛くなります。
つまり、早上がりするか、14:00まで粘るかの2択です。
ぐっちゃんの判断は、当然の14:00まで粘る!
気温は低く風もそこそこ吹いているのですが、
晴天で太陽光がふんだんに降り注ぎ、
体感的に寒いと感じなかったことも粘る気になった理由です。
徐々に沖に向かいます。
40m、60m、80m…。
魚探に反応は出ませんが、この水深なら反応無しで食ってくることもあり得ます。
ジグを投入。
ボトムまで落としてしゃくりを入れると、
中層でアタリ!
このところ体に染みついた反応で、それが何であるか確かめるまでもありません。
バーサー。
しかもゴマサバですね。
前回に比べやや細身でサイズもダウン。
北風なのでボートは自然に沖に流されます。
潮は逆潮で東から西へ。
従って正確には、南西方向に向かって流されるという感じですね。
少しずつ移動して100mラインへ。
やはり反応無し。
試しにジグを落とすと、
同サイズのバーサー。
沖に向かうのは楽ですが、帰るのは厳しい風と波です。
一度沖まで行ったら、波風が納まるまで戻らない覚悟が必要です。
それでも、サバの相手を続けるのは苦痛です。
持ち帰り用にサバを7~8本キープ(うちマサバは2本だけ)したところで、
意を決してイカポイントまで移動します。
水深160m。
周りには遊漁船もいます。
魚探にはご覧の反応。
試しにジグを落としてみましたが、底に着く前にサバに食い上げられました。
これでは、イカのいる底までイカツノは届きません。
ブランコ仕掛けの方が釣りやすいのですが、
確実にサバの餌食になると考え、
直結仕掛けを選択しました。
風と潮でボートは南西に時速3km/hほどで流されますが、
仕掛はそれほど早くは流されません。
仕掛をまっすぐに落下するよう、ボートを微速で操船しながらの釣りになります。
操船でボートの流される速度を半分の1.5km/hくらいにするとまっすく落下してくれます。
着底したら大きく竿をあおって、イカツノをアピールします。
時々グッと重くなったりします。
ただ、うねりや波でも仕掛けが重くなるので、
イカかどうかはなかなか判別できません。
何度かイカに間違いないという重さを感じて巻き上げたのですが、
どうしても直結仕掛けだとうまく乗ってくれなくて、
海面まで巻き上げるころには外れてしまっているか、
ゲソだけが残って上がってくるという状況が続きました。
直結でも巻き上げ途中にガンガンとサバが当たってきますので、
ブランコ仕掛けは無理だと諦めていたのですが、
直結仕掛けであまりにも釣れないので、
サバとの戦い覚悟でブランコ仕掛けにチェンジすることにしました。
操船してなるべく魚探反応がないポイントを探し、
ブランコ仕掛けを投入。
うまく底に到達してくれれば後は同じく大きくしゃくりあげて誘います。
フォール中の中層でサバにイカツノをかじられた時は、
放置しても外れなければ諦めて巻き上げます。
そしてようやく、
スルメイカゲット!
しかもダブルでした。
サバと闘いながら、徐々に水深が深くなって、
190m、200m…。
上の写真のように反応が出た時は投入を一時中断します。
ここで本命のヤリイカゲット!
サイズに不満はありますが…。
スルメイカはパワーがあるので釣れていることがはっきりわかりますが、
ヤリイカはパワーが無く身も柔らかいので、
乗ったことがわかり辛いばかりか身切れも多いです。
この瞬間がイカ釣りの醍醐味ですね。
イカを身切れさせたくないので、電動リールで巻き上げるのですが、
常に手竿で調整し、竿受けにはほとんど置かないで釣りをしました。
おかげでジギングとは異なる腕や肩周りの筋肉がとても疲れましたよ。
全てカットしていますが、イカの倍はサバを釣りました。
時には3本同時にヒットすることもあって、
そんな時はロッドも超重くなります。
簡単に書いていますが、水深200mのイカ釣りは、
一度仕掛けを降ろし、誘い、巻き上げると最低10分、
アタリが遠い時は15分くらいかかります。
つまり、1時間に5回くらいしか投入~巻き上げができないわけで、
サバの邪魔もあってなかなか効率が悪い釣りになりますね。
13:00くらいまで沖にいて、ずいぶん穏やかになりました。
大型船が何隻も近くを通ります。
そして、
こんなすごい反応が…。
おそらくイワシの大群でしょう。
ひょっとしたら、ブリやサワラが付いているかもと淡い期待を寄せてジグを投入すると、
想定内のサバ、サバ、サバ。
水深230mなのに、ジグはピタッと30mで止まります(笑)
ここでチャレンジ終了。
水深100m、80m、60mと戻ってきて、
ポイント毎にジギングを試しましたが、メタボブリは不発に終わりました。
14:15にストップフィッシング。
約8時間の長期戦でしたが、あっという間でしたね。
既に出航場所にはほかのボートの姿はありませんでした。
みな、午前中の潮が下がる前に退散したようです。
燃料は半分以上消費しましたから、12~13リットルくらいでしょう。
海上でサバを捌きましたが、
卵がだいぶ大きくなってきていて、
そろそろトロサバシーズンは終了という感じですね。
今回、久しぶりに本気ででイカを狙いましたが、
何とかお土産になる程度の釣果に終わりました。
2時間ほど直結仕掛けで頑張ったのですが、
はじめからブランコ仕掛だったらどうだったかな、と思います。
持ち帰ったイカの一部とサバはまたまた一夜干しに。
残りのイカは煮物などにして食べました。
やっぱりイカは美味しいですね。
この季節は釣り物がどうしても限られますので、
食べておいしいイカ狙いでいいじゃなイカというオチでした。
イカは時間をかける必要があるので、テンヤのように片手間は難しいですね。
次回、イカをやるかどうかはわかりませんが、
やっぱりこれからの時期はメタボブリ、メタボワラサを狙いたいです。
いずれにしろ天気次第だと思います。
それではまた おやすみなさい
あの予報で出撃でしたか!それもイカとは・・・勇者ですね。
ヤッパリ直結は厳しいですか?でもブランコだとサバ地獄が、仕掛けが結構お高いんで躊躇するんですが何とかサバをスルー出来る方法無いんかな?
今週凪いだらイカ狙いで出撃しますよ。ブログ参考にさせてもらいます。
私は船検が無事終わりましたが、船体識別番号が塗装で隠れており指摘を受けました。とほほ。。。
再発行の手続きに多少時間が掛かる為それまで出航はおあずけです。
外房ではサンパクが盛り上がっている様です。
そのうち春マサも盛り上がってきますかね。
それまでに船を仕上げたいです!
9:00以降ならイカポイントでも大丈夫だろうという予想をして、出航しました。朝イチは流石に風が強くて中途半端なエリアまでしか行けませんでしたが、徐々に波も小さくなりかけたところで一気にイカポイントまで、帰る頃には穏やかになると信じて行きました。
正直、思ったほど寒くもなく、波風も大したことない感じで、水深160~230mの間をゆっくりなら移動も可能な程度でした。
直結はイカ素人の僕には難しかったです。ブランコに変えたとたんに釣れ出しましたが、もうサバとの追いかけっこでした。ただ、仕掛けが絡んでしまうようなことは一度もなく、淡々と打ち返すのみ。時には海底でサバが当たるというパターンもありましたが…(汗)
ちなみに水深200m以下ではほとんどスルメイカ、200mオーバーでたまにヤリイカって感じでした。もちろんどこでもサバはいましたが、底の方でかけたサバも案外小さくて細かったので、サイズ的にはちょっと残念でしたね。
おやおや、船体識別番号が隠れちゃっていたんですか?これは予想外の強制自粛になりましたね。
外房ではサンパクだけでなく、すごいメタボなワラサも釣れだしました。漁協のセリでは太ったイナダが大量出品されていたそうです。
このサバ地獄をうまくさばければメタボワラサも釣れると思うのですが、まだポイントやパターンをつかめていません。
今回はイカに大半の時間を費やしてワラサ狙いはわずかな時間になってしまいました。
次回以降はワラサ狙いのジギングタイムを増やします。とはいえ、サバばっかりだと萎えますけど。
早く復活してくださいね。
仕方なしのようなぐっちゃんのイカ釣り、
私なら大喜びでメインの釣りです。
昨年は緊急事態宣言の中、密かにイカ釣りにに出掛けましたが
小さなムギイカやマルイカが3、4杯という貧果でした。
イカは動きが早く遊漁船も追いかけまわすに忙しいと聞いていますが
居るところにはいるんですね。
下手な船頭が訳も分からずお客へのポーズよろしく追いかけ回すよりも
一番いいポイントで待った方が良いような気がします。
こちらの海も結構イワシベイトが増えてきたようです。
中層のベイトを見つけるとタイラバよりもやはりジグをシャクってみたくなりますね。
久し振りに青物狙いも面白そうです。
仕方なしではありませんよ。実は2週前もイカ狙いで外房まで行ったのですが、波風が凄くてとても沖に行けない(どころか近場でも危ない)海で断念していたんです。だから今回のイカ釣りは2週間前のリベンジマッチだったんです。海況だけ考えればテンヤで手堅く根魚狙いが正解だったかもですが、シーズン終盤に入ってきているイカ釣りですから、一度は結果を出しておかないと、という感じです。
我々の外房エリアではイカ遊漁船の船団がかなりの確率で形成されていて、その周辺を流せばほぼイカはいます。水深は浅くて120m、深ければ200m余です。180mくらいから沖がグッと深くなって等深線が狭くなってくるのですが、その駆け上がりにイカが固まっていることが多いですね。
ちなみに5海里で水深180mくらいですから、3海里登録のゴムボートや5海里登録のパーフェクターでも行けないエリアだったりします。
イカ釣りは片手で操船しながら仕掛けを落としたり、大きくしゃくったりとけっこう忙しい釣りです。問題は上げ下げに時間を要することと、引き味が今ひとつなことですね。反対にメリットはその旨さでしょうか。