2022年1月23日日曜日、外房でドラマが起こりました。
詳しくは書きませんが、
おそらく外房ミニボートの新記録となるデカマサ(でっかいヒラマサ)を釣りました。
奉納が釣果に効果ありを実証した形です(大嘘)
そんな重要な日に、元祖?外房孤高のヒラマサ師・ぐっちゃんはというと…、
山中湖に行っていました(爆)
だって、リールに穂先に魚探と、けっこうな投資をしてしまいましたから、
やっぱり使わないとですよね。
自分の実績ではヒラマサは1月中旬まで、その後はシーズンオフと決めてかかっていました。
今回のコジ丸さんの一撃は、自分の認識の甘さも再確認させられました。
というわけで、今回も山中湖ワカサギ釣行記です。
前週、湖明荘さんにお世話になって、
期待ほどではありませんでしたが、次女と二人で100尾弱のワカサギを釣りました。
湖明荘さんのドーム船は、
こんな感じの穴釣りスタイル。
これはこれで面白いのですが、
穴の間隔が狭く、混み合うとけっこう辛い感じです。
また穴が小さいので、魚探を使う場合には隣の穴(空いていればですが)を拝借する必要があります。
穴が小さいのでライントラブルも起きやすいし、餌付けなどもやり辛いです。
船長やクルーはみな明るい人ばかりで、
雰囲気はメチャクチャ楽しいんですけどね。
そこで今回は、1人1人のスペースがしっかり区切られているドーム船をチョイス。
というより、前回もここを予約しようとして電話がつながらず、
すんなり電話がつながった湖明荘さんに決めたという経緯があります。
そのワカサギドーム船は「ARMOUR(アーマー)」さん。
前週の湖明荘さんとは隣同士と言っても過言ではないほど近い立地です。
ひとつ心配なのは、
前週厳しい釣果だったという認識だったのですが、
その後のウィークデーはどのドーム船も壊滅状態で、
パッとした釣果はなし。
湖明荘さんもARMOURさんも3桁に乗れば竿頭という状況で、
その他のドーム船ではほぼゼロというところもありました。
苦戦を覚悟。
でも、山中湖ワカサギドーム船は釣果が上向いてからでは予約できません。
一か八かの賭けに出るしかないんです。
例によって山中湖の朝は寒いです。
道中の最低気温は-7℃、現地は-6℃でした。
幻想的な朝です。
晴れてはいますが、この日はだんだん雲が多くなる予報。
前週は終日快晴でしたから、
天候的にはこの日の方が期待できます。
ARMOURさんは6:30から船の中で受付をするスタイル。
多くのワカサギフリークたちが、いそいそとドーム船に突入します。
湖明荘さんは団体客だけが場所決めされていて、
ぐっちゃんたちは自由に釣り座を選べましたが、
AEMOURさんはこの日定員-2名のほぼ満席だったこともあり、
全席指定(笑)でした。
ぐっちゃんと次女は右舷の一番前側の2席となりました。
正確にはもう2席前に空きがありますが、ここは物置として使用されていましたね。
定員-2の-2がここのようです。
本当に満席だったらここにも客を入れるのでしょう。
ドーム船の中はこんな感じ。
右舷と左舷に別れて、真ん中は広めの通路になっています。
ひょっとしたらここの蓋を開けると、そこでも釣りができるのかもしれません。
基本この通路は物置で、椅子やストーブが置かれています。
この一段高くなっている通路から、下段の釣り座に温風が出る仕組みになっていて、
ストーブをつけなくても船内はポカポカです。
湖明荘さんでは上着を着たままでちょうどよいくらいの室温でしたが、
ARMOURさんでは、上着もインナーも脱いで、
最後はカジュアルシャツだけでちょうどいいくらいでした。
上の写真は釣り初めなのでまだ室温が上がっておらず、みな上着を着ています。
今回ははじめから魚探をセット。
釣り用の穴が長方形で大きいので、
自分の釣り穴に振動子を入れても問題なく釣り出来ます。
釣り座はこんな感じ。
床に座布団ひいて胡坐で座るか、高さの低い椅子に座るかのどちらかです。
荷物は先ほどの通路に置くこともできるし、
電車の吊り棚のようなスペースが上にあって(3つ前の写真参照)、
そこにかなりの量を置くことができます。
正直、快適性はARMOURさんの完勝ですね。
こんな感じの釣りスタイルになります。
次女は床に座布団スタイル。
ぐっちゃんは椅子を使用しました。
ポイントは前週の湖明荘さんよりもさらに北側(沖)に行ったように思います。
ちょうどぐっちゃんの釣り座からは窓越しに富士山が見えたのですが、
窓に水滴がついて曇ってしまい写真を撮れません。
トイレに立った際にデッキから富士山を撮影。
この頃にはかなり雲が多くなって、富士山も全貌は望めませんでした。
ちなみに餌は赤サシと呼ばれる小型芋虫を着色したもの。
写真ならまだそうでもないですが、
動画だとちょっとえぐいです。
食事中の方、ごめんなさい。
肝心の釣果の方ですが、
この日は朝からコンスタントにワカサギの群れがドーム船の下を通過し、
飽きることなく釣れ続くという非常に恵まれた日でした。
水深は14mほどです。
上の写真ではワカサギの群れが凄くて水深表示が8.9mになっていますね。
この反応は、7,8mから底までワカサギがぎっしりという事を示しています。
前の記事でも書きましたが、右が77Hzで広範囲、
左が200Hzで直下の狭い範囲を示しています。
まずは右にワカサギの群れが写り出し、
左に反応が出てくると釣れだすという感じですね。
上の写真のような反応の時は、10mくらいから下で入れ食いです。
4匹掛けをしてご満悦の次女。
次女はアタリがあるとすぐに上げてしまうので、
1~2匹が多く、
ぐっちゃんは1匹掛けてからしばらく泳がせたので、
はずれることもありますが、3匹、4匹掛けもたくさんありました。
一方で老眼が始まっているぐっちゃんは餌付けが遅く、
次女には全然かないません。
そんな感じで一進一退、少しずつ多点掛けの差でぐっちゃんがリード。
小さな提供されたワカサギバケツはあっという間にいっぱいです。
もちろん釣れなくなる時もありますが、
そんな時はトイレタイムや食事タイム、
あるいは餌の付け替えのチャンスです。
しばらくすると必ず上のような激熱反応がやってきて、
ドーム内は熱狂モードになります。
大きな群れが停滞しているというよりも、
小さな群れがいくつも順番に通過する感じで、
適度に休憩を入れながら、コンスタントに釣果を重ねる、
忙しすぎもしないし、暇すぎもしない、
いろんな意味でちょうどいい1日でした。
ちなみに電動リールはクリスティアCRT R(右)が3回目、
クリスティアCRT R+(左)が2回目の使用でしたが、
どちらもこの日の後半に電池残量がわずかになり、
電池交換しました。
CRT R+は名人誘いやだんだん棚ストップなどのプラス装備があるので、
電池の消耗が早いようです。
ジップロックも前回とは違い大きなサイズが必要でした。
13:50の納竿まで、カウントした数で、
ぐっちゃん185尾、次女136尾の合計300尾オーバー。
忙しく釣れ盛っている時は、カウント忘れがかなりあったので、
実釣数としては200尾&150尾くらいは釣れたのではと思います。
この日の竿頭は375尾だったとのことです。
脱帽ですね。
満足の釣果を得て、14:00過ぎに帰航。
途中で2団体が早上がり(ボートで送迎あり)したので、
最後まで頑張ったのは半分くらいでしたが、
みなさん満足気でした。
再び静粛を取り戻すマリーナ。
天候は曇りです。
この天気が好釣果に繋がったのかもしれませんね。
前日までの不漁から一変する状況に、
ベテラン常連さんから、
「いい日に乗ったね」
と言われました。
この後、現地で遅い昼食を摂っていこうと決め、
山中湖畔で評判の良いほうとうのお店、「庄ヤ」さんに寄りました。
同じドーム船に乗っていた方が、釣ったワカサギのてんぷらを頼んでいるのを見て、
真似をして頼んでみました。
ホームページで確認してみると、ワカサギのてんぷらサービスが載っていますね。
当日はそんなことは知らず飛び込んだので、
結果オーライというか、ラッキーでした。
なにこれ?
マジウマですよ!
ちょうど良い具合に揚がっていて、ワカサギの味もしっかりわかるし、
塩をつけて食べたらもう絶品でした。
50尾ほどお願いしたところ、
「ずいぶん多いですけど、持ち帰れませんよ、大丈夫ですか?」
と言われてしまいましたが、
何の何の、あっという間に食べてしまいました。
持ち帰った残りのワカサギ。
300尾はいると思います。
しばらくはワカサギの唐揚げが続きそうですね。
正直言って、海で釣れるどの魚よりも美味いと思います。
前回導入した新バッテリー、上々の働きでした。
帰宅後にアルデルコの充電器で容量チェックしたところ、残量表示は100%でした。
これは眉唾ですが、容量的には十分すぎることは間違いなさそうです。
昨年から構想を練って道具を揃え、
実際にチャレンジしたワカサギ釣り、
今回の釣果でようやく投資の価値があったと言えそうです。
ヒラマサ師改め、ワカサギ師を名乗る日も近いかも…(笑)
毎回次女がついてきていますが、
どんどん上達してそのうち逆転される日が来そうですね。
外房ヒラマサ釣りもいいですが、ワカサギ釣りも楽しいです。
豪快さと繊細さ、このギャップがたまりません。
こうなると休みが絶対的に足りませんね。
次回は何を狙いましょう。
それではまた おやすみなさい
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