進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

本気でジギング&キャスティング on YAMAHA23F

2019年07月23日 | その他のボート釣り

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7月21日の日曜日、外房へ釣りに行ってまいりました。

今回もTAKU船長に甘えてYAMAHA23F・TAKU号で出航です。

ジギング&キャスティング素人のTAKUさんのために、エビエサは用意しましたが、

今回は長時間勝負、しかもかの有名根まで行ってしまう計画です。

 

4:00に待ち合わせ、

準備&魚探の勉強をして、5:00頃に。

すっかり明るくなりました。

この日の最高気温予想は29℃、天気は曇り、風はほぼ無風。

まさに釣り日和です。

TAKU船長の操船でいざ出航!

 

今回はジギングロッド2本、キャスティングロッド1本にテンヤ用のキスロッド1本。

前回は無かったタモ網も持ち込みました。

 

操船は船長からぐっちゃんに変わり、まずはいつものジギングポイントへ行きましたが、

なぜかイサキ狙いの遊漁船が3艘もやってきて、思うようにポイントを流せません。

それに加え、潮もほとんど流れていません。

まあ、釣れませんよね。

 

TAKU号の操縦席です。

魚探はYAMAHA製(HONDEXのOEM)。

タコメーター、アワーメーター、速度計などが並びます。

各航行灯のスイッチに加え、ワイパーボタンがあるのも新鮮です。

左側の入り口を入ると意外に広いスペースがあり、

床下に電動マリントイレまで備わっています。

 

ただでさえ快適なボートですが、海は穏やかでさらに超快適ですね。

 

この後一気に霧が出てきて、視界が悪くなりました。

数百メートル先の陸が白くぼやけて見えづらい状況です。

ひとまず出航場所に近い浅場に移動し、ちょっとテンヤを試しました。

ぐっちゃんのTAKU号ファーストヒットはイラでした。

イラッと来たのはここだけの話です(笑)

アタリはあるもののなかなかフッキングしない状態で、

おそらくエビをベラやウマヅラがつついているんだと思われます。

 

少し霧が晴れてきたところでいよいよ移動開始です。

東へ、かの有名根へ。

 

かの有名根に着いたのは9:30ころ。

水温は23.6℃でした。

かなり高いですね。すっかり夏の海です。

 

有名根とは思えない穏やかな海です。

 

ジギング&キャスティングをするぐっちゃん。

TAKUさん撮影です。

 

タイラバを試すTAKUさん

さすがに有名根は少し潮流がありますし、水深が浅い場所はともかく、

少し深くなると底を取るのも難しかったそうです。

有名根よりも陸側をさっそうと進む超大型船。

いったい何を積んでいるんでしょう。

車が数百台積まれているのかもしれませんね。

 

時間は10:00を大きく回り、何度か目の流し。

キャスティングでぐっちゃんに、

「バッシャ―――ンッ!」

と大物がヒット!

襲い来る強力なパワー、

そしてドラグが…、

 

鳴りません。

全く鳴りません。

下に向かって走らず、横に向かって走り回る敵。

 

「こ、こりは…!?」

 

賢明な読者ならお気づきだと思いますが、

この魚の名前は、

「デコッパチ!」そう、シイラです。

 

暴れるシイラをパワーで抑え込みます。

サイズは余裕でメーターはありそうな立派なオスですが、

こちらのロッドはツナロッド、ラインはPE6号です。

一切ラインを出されることもなく、力業で寄せてきます。

 

TAKUさんにタモ入れを頼みましたが、

力ずくで寄せてきたためシイラにパワーが残っていて大暴れします。

うまくランディングできずフックがネットに引っかかって掬うことができません。

仕方ないのでぐっちゃんがリーダーを持って力業で持ち上げようとしました。

その次の瞬間、

「ボトンッ」

重さに耐えかねフックが外れて魚は海に戻っていきました。

シイラですから悔しくもないのですが、

TAKUさんは写真を撮りたがっていたので申し訳ないことをしましたね。

 

ならばもう一本、ということで、

しばらくした後に再度ヒット!

しかし、今回もボートの近くまで寄せたところでフックアウトしてしまいました。

そういえば、シイラは思いっきりアワセを食らわせる必要があるのですが、

「所詮シイラ」

という思いがアワセをヤワにしていました。

逃げるシイラをTAKUさんが写した写真です。

これも1mくらいはありましたね。

 

その後もあちこちでシイラが飛び跳ねるのを目撃しました。

が、3度目の正直はありませんでした。

慣れないボートで立ってジギング&キャスティングを繰り返したために、

腕や背中よりも足に来てしまいました。

 

12:00を回ったところでストップフィッシング。

そのまま出航場所近くまでぐっちゃんが操船し、船長にスイッチ。

12:40頃に沖上がりしました。

 

航行距離は約55km。

おそらくTAKU号の最高記録だと思います。

普段は1~2時間のクルージングが主だそうですから。

約7時間の長丁場はTAKUさんには辛かったかも、と思いましたが、

シイラとのファイトも見てもらうことができて、

そこそこ楽しんでいただけたようなのでホッとしました。

 

最高速度は35km/hほどで、ボートと船外機のサイズの割に速くありません。

全開にしても船外機がピークパワーの回転数まで回っていませんでしたので、

ピッチの変更をすればもっと早くなると思います。

この釣行でおそらく40~50リットルの燃料を使いました。

さすが115馬力、全開走行の時間もけっこうありましたしね。

次回はもう少し省エネ走行しようっと(笑)

 

釣果はシイラとイラだけでしたが、

いろいろポテンシャルを感じることができた1日でした。

TAKUさんは釣り道具を着々と揃えているようですし、

優しい釣りと修行の釣りを織り交ぜながら、

優しい船長と横着なクルーの珍釣行記がこれからも続くと思います。

こうご期待!?

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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2 コメント

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Unknown (たーたん)
2019-07-31 00:44:31
新たな展開で愉しいですねー。
私も是非ぐっちゃんの釣りを目の当たりにしたいので、チャンスがあったらBS16にも乗ってみてくださいね!
返信する
たーたんさんへ (ぐっちゃん)
2019-07-31 18:03:32
たーたんさん、コメントありがとうございます。
普段なら出れない時期ですし、普段とは違うボートで楽しみが広がります。
BS16にも興味津々です。ただし、僕の釣りは参考にするほどの物ではないですよ(笑)
返信する

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