進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

シノさんのハンマーヘッドで東京湾サワラ探し

2022年07月21日 | その他のボート釣り

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

7月18日は海の日、3連休の最終日です。

前々回、船舶免許更新の記事を書きましたが、

その最後に、

「ボートオーナーの皆さん、お声かけください」

の一文に、ハンマーヘッド所有のシノさんが反応してくれました。

 

集合時間はシノさん邸に3:00と早かったのですが、

自分のボートの準備が無いので楽チンです。

シノさんのボートは東京湾では名の知れた赤いハンマーヘッド。

 

我々の他にはJBB280さんがタコ&タチウオ狙いで参戦。

JBB280さんは一足先に出航されました。

 

黒いハンマーヘッドのタカハシさんと現地で待ち合わせて、

5:00頃に出航です。

 

数キロ行ったところでタカハシさんがついてきていないことに気づきました。

一時停船し、縄のようなロープの浮遊物をターゲットにキャスティング。

狙いはシイラです。

1投目から、

「おっ、あたった!」

ペンペンシイラでした。

オートリリース。

幸先の良いスタートです。

ちなみに水温ですが、

23℃台。

夏ですね。

 

その後追いついてきたタカハシハンマーヘッドは、

エンジンが吹けずスピードが出ないそうです。

一旦帰航してボートをトレーラーに上げて、

ドレンを開けたら大量の水が…。

ここ数日の関東を襲った豪雨の影響のようです。

タカハシさんは埼玉県人なので、特に豪雨が酷かった地区です。

溜まっていた雨水をすべて抜いて再出発!

 

 

 

今度は大丈夫。

順調に浦賀水道に向かって滑走しています。

ハンマーヘッドは横幅があるせいか安定していますね。

多少波気があるので全開にはせず、25~30km/hくらいで巡航します。

 

航路を超えたあたりでうろうろしてサワラを探しますが、

どうにも見つかりません。

鳥も飛んでいないし、ナブラもゼロです。

仕方ありません。

セカンドオプションのタチウオポイントへ。

遊漁船が大量に押し寄せる前に太刀魚釣っちゃいましょう作戦です。

 

ここには大御所小野さんが友恵丸Ⅱで浮かんでおられました。

一足先に太刀魚をあげています。

 

我々も頑張ってジギングしますが、なかなか当たりません。

水深は60m台で、タナは45~55mとのことです。

「フッ…」

ジギング中に急にテンションが無くなって、

この日のために買ったアカキンの100gジグを、

高切れでロストしました。

タチウオの仕業ですが、なにもPEを切らなくても…。

小野さんも2度ほど同じ目にあったようなので、この日のタチウオは少し浮いていたのかも。

このロストで一気にテンションダウンです。

次第に船団ができて、気が付けば周りはタチウオ遊漁船だらけ。

ほとんどテンヤか天秤仕掛けで、ジギングはあまりいません。

そして、魚探反応はあってもあまり釣れていないようです。

 

移動を決意!

第二海保近くに船団ができていたのでその近くに行きました。

この船団は同じタチウオでもほとんどジギングでした。

水深が30m、棚が15~25mと言っていたので、

こちらの方が浅くてジギングしやすいという事でしょう。

遊漁船のジギンガーはちょくちょくタチウオを上げていましたが、

なぜかすぐ近くの我々には釣れません。

何が違うのか?

タカハシさん情報では、あまりしゃくらず早めのただ巻きが良いとか。 

結局ボウズのまま、再びサワラ探しの旅に出ることになりました。

 

そういえば第二海保近くで潜水艦を目撃しました。

このあたりだと深場が無いので潜水せずに上層を進んでいるのでしょう。

続いて、

こんな軍艦も。

外房と違って東京湾は超大型船やこんな特殊な船が見られるのが特徴ですね。

 

第三海保跡や航路脇のポイントをうろうろしながら青物やサワラを探しますが、

この日はほぼ「無の海」でした。

情報によるとサワラは朝まづめと夕まづめが熱いようです。

昼近くになって徐々に南風が強くなり、

海面の波も少しずつ高くなってきました。

サワラのポイントはもっと南だとアルミボート旦那さんから情報をいただいたのですが、

既にこれ以上南下するのは厳しい海況です。

最後に出航ポイント近くまで移動し、マゴチを狙ってみることに。

この日初めてワームを投げます。

わかりますか?

真ん中あたりがスパッと削れてラインが入ったようになっています。

サバフグの仕業でしょう。

これが来ると、もうマゴチどころじゃありません。

サバフグ地獄が今年も始まったという事でしょうか。

これにて諦め、ストップフィッシング。

結局朝イチ一投目のペンペンシイラ以外に魚の姿を見ることはできませんでした。

 

昨年も思ったのですが、

やっぱり経験不足のビギナーが爆釣できるほど東京湾も甘くないです。

ぐっちゃんが外房に精通しているように、

東京湾も通い詰めてポイントや釣り方を勉強してナンボなんでしょう。

 

東京観音です。

海が波立ってきていますね。

 

バウのキャスティングレールからシノさんを撮影しましたが、

大きなネットが邪魔になって顔がほとんどわかりません(笑)

 

東京湾はポイントがそこそこ遠いので、

走り回ると結構距離が出ます。

この日の52kmは、外房ならばかの有名根まで往復でもしないと行かない距離ですね。

ハンマーヘッドは快適ですが、60馬力だし、燃費はNEOの半分くらいのようです。

 

この日のログです。

迷走していますね(笑)

 

なかなか東京湾でいい思いをさせてもらえませんが、

今回は東京湾をホームにしているシノさんに、

いろいろなポイントを教えていただいたのは収穫でした。

ちなみにシノさんのおすすめは、

スズキとクロダイだそうです。

なるほど、ゲームフィッシングと考えるならそれもありですね。

陸っぱり時代は目の色を変えて追いかけていたクロダイですが、

ボート釣りを始めてからは全く疎遠になりましたし。

 

今回は釣果には恵まれませんでしたが、

たくさんのシノさんの知り合いに会えましたし、

そもそもボート免許がないのに海に浮かべたことで十分です。

本来はシーズンオフの真夏に釣りができていることで感謝しましょう。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村


コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テナガエビ釣りにチャレンジ... | トップ | テナガエビリベンジ…花見川の... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2022-07-21 16:42:04
縦横無尽に走るエンジン艇を見ていると、いろんな魚が釣れるんだろうなと羨ましく思いますが、
走り回れるだけにターゲットが定まらず逆に難しい面もありますね。

手漕ぎでアンカリングして腰を落ち着けて時合いを待つ釣りは、勝手知ったるポイントだけに当たりはずれは少ないかもしれません。

オーナーさんも今日はお客さんが乗っているので何とか釣らせたいという気持ちがあって、落ち着かない面もあったのでしょうかね。

私も最近はエンジン艇に乗る機会が増えてきましたが同じ傾向があります。
返信する
五目漁師さんへ (ぐっちゃん)
2022-07-21 21:47:00
五目漁師さん(ですよね?)、コメントありがとうございます。
 
動力船の行動範囲の広さは魅力ですが、おっしゃる通り、動き回ってタイミングを外すというようなこともよくあります。
 
今回はルアー釣りがメインの僕に合わせ、サワラ情報に乗ってお誘いいただいたのですが、回遊魚だけに他の魚と違ってポイントが決まっておらず、結局探し回っただけに終わりました。相模湾のマグロでもよくあるパターンですよね。
シノさん、いろいろポイントを変えて何とか釣らせてやろうという意気込みを感じましたが、そもそも僕は東京湾の良さをよくわかっていないこともあって期待に応えられませんでした。

シノさんも東京湾に何年も通い詰めて、ようやくこのところ釣果が安定してきた(今回は別ですが)そうですから、どこでも同じなんだなーと思います。
返信する
Unknown (五目漁師)
2022-07-21 22:35:40
当たりです。失礼しました。
(名無しの権兵衛は自動で投稿にストップをかけてくれるといいんですが。)
返信する
Unknown (しの)
2022-07-22 16:13:05
先日はお疲れ様でした。
仰る通りなんとか釣らせたかった(自分も釣りたい、、)です。
同じことをやっても釣れる時とつれないときが必ずありますよね。(数メーターの距離でもその状況があるんですから)
気楽に長い目を見てやっていれば、良い時は必ず来ますのでこれからもよろしくお願いします。
返信する
しのさんへ (ぐっちゃん)
2022-07-22 20:46:47
しのさん、コメントありがとうございます。また、当日はお世話になりました。
 
釣れるときは釣れるし、釣れない時は釣れない、これは東京湾も外房も一緒です。まして回遊魚を釣ろうというのは、一か八かの要素が大きいですから、仕方ありません。
決して東京湾に失望しているわけではありません。
例えば、今回の2ヶ所目のタチウオポイントは、明らかに僕の実力不足で釣れなかったわけで、同じジギングでも奥の深さを感じます。
釣り人の数は圧倒的に東京湾の方が外房よりも多いと思われます。きっと魚も多いのでしょう。
おっしゃるように気長にチャレンジを続けたいと思います。
返信する

コメントを投稿

その他のボート釣り」カテゴリの最新記事