(承前。都合により(7)より先にアップします)
6月18日の続き。
旭川市彫刻美術館から旭川鷹栖インターに戻り、三たび道央道へ。
一路北見を目指す。
ここで特筆しておきたいのは「旭川紋別自動車道」の整備が進み、これまで数カ所でとぎれていた区間がつながり、なんと旭川から丸瀬布(オホーツク管内遠軽町)まで一度も一般道におりることなく走れるようになったことだ。
旭川と北見の間の峠越えは、 . . . 本文を読む
(承前)
深川インターからふたたび道央道に乗り、次の旭川鷹栖インターでおりて、旭川市内へ。
大きな病院のそばにある画廊に寄ったら、盛本学史もりもとさとしさんがいらした。実に7年ぶりの再会である。
盛本さんは、富良野市街から南に数十キロ離れた山部地区の廃校跡をアトリエにしている画家。以前は学校の先生だった。ユニークな画風で、三岸好太郎・節子賞を受賞。その後、「サトシ・モーリシャス」を名乗っ . . . 本文を読む
(承前。長文です)
画家の回顧展を見るのが好きだ。
団体公募展や一般の個展、グループ展では見ることのできない、長い年月にわたる作り手の軌跡がそこに凝縮されていて、どんなに造形的な視座から画業を見ようとしても、どうしても画家の「生」と相渉らずには、画面に向き合えないからだ。
言いかえると、いくら形や線が大事だといったところで、やはり画家のたどってきた道筋を抜きにしては、作品を鑑賞することは . . . 本文を読む