3年前に103歳で亡くなった小樽在住の書家、宇野静山さんの遺作展。
北海道文化賞まで得ている、道内書壇の最長老として重きをなした書家だったが、北海道新聞では地方版扱いであった。
なにせ、日本の近代書道史の最重要人物とされる比田井天来の愛弟子である。上田桑鳩にはおよそ四半世紀にわたって師事し、毎日書道展、北海道書道展には創設時からかかわっている。そういう人物が北海道で活動していたというだ . . . 本文を読む
(承前)
会場の入り口に、彫刻作品が展示されていた。
無伴奏チェロ。
受付の横にも小品が並んでいた。
熱狂的な阪神タイガースファンだったので、その帽子なども。
小学3年のとき、見よう見まねで仏像を彫ったこと。
大学を出てから3年間、清水九兵衛のアシスタントを務めていたこと。
札幌第一高校で教壇に立っていたのは3、4年だけだったこと…なども知った。
弔辞を読んだのは . . . 本文を読む
梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 00:29
黒岩比佐子「パンとペン」(講談社文庫)読了。「売文社」時代を中心とした堺利彦の評伝。「大逆事件」で、親友の幸徳秋水が無実の罪をでっち上げられ刑死するほか、多くの仲間を失いながらも、楽天的な堺の人柄に魅了された。それにしても、戦前の官憲による弾圧ぶりは、ひどい。
from Cerisier返信 リツイート お気に入り
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