2009年夏の函館で「ハコトリ」のついでに撮った写真のストックがまだだいぶあるので、前回の更新(森文化堂の話題)からちょっと間があいたけれど、順次紹介していく。
で、まずはこれ。
言わずとしれた月光仮面である。
テレビ草創期、1958~59年のヒーローとして絶大な人気があったことは、番組を見たことのない筆者でも知っている。
なぜこんな像が、函館・大門地区の松風町のグリーンベルトに立っているかというと、原作の川内康範氏(1920~2008)が函館出身というよしみから、この像を1974年に寄贈したのだそうな。
さすが函館、いろんな人材を輩出してるなあ。
川内氏は脚本家のほか、作詞家としても活躍、晩年は「おふくろさん」の歌詞をめぐって森進一と対立したことで有名になった。
台座には
憎むな
殺すな
赦しましょう
という文字がある。
これは「月光仮面」のキャッチフレーズだったとのこと。
悪をこらしめる正義の味方でありながら、敵にとどめを刺さず最終的にはゆるす、というのだから、なんというか日本的というか仏教思想的というか…。
(この項続く)
で、まずはこれ。
言わずとしれた月光仮面である。
テレビ草創期、1958~59年のヒーローとして絶大な人気があったことは、番組を見たことのない筆者でも知っている。
なぜこんな像が、函館・大門地区の松風町のグリーンベルトに立っているかというと、原作の川内康範氏(1920~2008)が函館出身というよしみから、この像を1974年に寄贈したのだそうな。
さすが函館、いろんな人材を輩出してるなあ。
川内氏は脚本家のほか、作詞家としても活躍、晩年は「おふくろさん」の歌詞をめぐって森進一と対立したことで有名になった。
台座には
憎むな
殺すな
赦しましょう
という文字がある。
これは「月光仮面」のキャッチフレーズだったとのこと。
悪をこらしめる正義の味方でありながら、敵にとどめを刺さず最終的にはゆるす、というのだから、なんというか日本的というか仏教思想的というか…。
(この項続く)