北海道美術ネット別館

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2018年2月4日は6カ所

2018年02月05日 14時06分45秒 | つれづれ日録
 新聞休刊日はゴールデンウイークや年末年始を除けばその月の第2日曜とだいたい決まっていて、その翌日の月曜の朝刊が休みになるのがならわしだが、どうして今月に限って月初めなんだろうと思っていたら、もうすぐ平昌冬季オリンピックが始まることに気づいた。

 というわけで、4日はお昼頃に出発。
 ドニチカきっぷを買う。

 最初に行ったのは、北24条の北海道芸術デザイン専門学校の卒業制作展・OB展
 5日で終わってしまったのだけど、これはおもしろかった。とくに、イラストレーションを学んだ生徒たちの作品が興味深い。別項で書きたい。

 2カ所目は札幌市民ギャラリーで道展U-21
 筆者はどうやら2014年の「スモールコスモス」、つまり、その年だけは市民ギャラリーの改装のあおりを受けて、サムホール展になってしまったとき以来見ていなかったらしく、こんなに規模が大きくなっているとは知らなかった。
 以前は1階だけだったのが、ほぼ全館使用になっているのだ。700点はあるらしく、点数だけで言えば、道展の本展を上回り、道内最大の美術展になっている。
 大きさが30号以下なので、100号が並ぶ学生美術全道展とは差別化ができているといえるが、さすがに100号を描こうとする高校生がそんなにたくさんいるわけがないので、点数をみれば、道展U-21のほうが興隆していることになる。
 とにかく、青春の悩み、焦燥、希望などが画面にあふれて、この年齢でなければ描けない絵がびっしりと壁面に並んでいるさまは壮観であった。

 ただ、筆者が行ったときは、表彰式が終わった直後で、会員の講評を受けるために高校生たちで会場が混雑しており、とうていゆっくりと作品を見られる環境ではなかった。来年からは、金曜か土曜に訪れたい。
 

 バスセンター前から地下鉄東西線に乗り、円山公園へ。

 ギャラリーレタラへ行こうとしたが、とにかくこの日は終日眠たくてたまらず、予定を変更してカフェエスキスに行き、フレンチコーヒーを飲んで、しばらくぼーっとする。
 しかし、眠気はおさまらない。
 店内では古田美香さんという方のイラストが展示されていた。

 ここから西に足を向け、レタラへ。
 小林大 銅版画展(~12日)を見る。
 新旧おりまぜた構成で、自分の父母の肖像などが新作。
 2015年にト・オン・カフェで開いた個展で発表した平面インスタレーションを、すこし変えて再出品していた。
 先ほど、道展U-21会場で会ったTさんにふたたび会う。

 ななめ通りを歩いて、ギャラリーミヤシタへ。
 「宮下賀代・絵展」を見る。花の絵や風景画を単純化した半抽象画。
 12日まで。

 西20丁目通を歩いていたら、ジェイアール北海道バスの啓明ターミナル発札幌駅前行きの便がちょうどやって来たので、南3条西20丁目の停留所からそれに乗って、札幌駅まで戻った。

 以上、6カ所でした。


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