恵庭市にある「えこりん村」というのを、ひとことで説明するのは意外と難しい。
有料のエリアと無料のエリアがあって、有料区域には入らなかった筆者が、そもそも説明する資格があるのかといわれれば、はなはだ怪しいし。
ただ、いろいろな花の咲いた庭があり、園芸用品もおびただしい種類が売られていたので、ガーデニングが好きな人、ヤギや緑を見ながらのんびりしたい人には、じゅうぶん楽しいところだと思う。
しかし、園内のあちこちに、鉄などでできた立体作品が点在していることは、ほとんど知られていないような気がする。
行った方はご存知なのかもしれないけれど、あまりアートの文脈で「えこりん村」が語られたことがないんじゃないか。
作風的には、橘井裕さん(全道展会員、札幌)を思わせるが、どこにも作者名とか題名を記したものは見当たらない。
□えこりん村 http://www.ecorinvillage.com/
(この項続く)
ちょっとパノラマ島綺譚を思い出してしまうような光景でした。
設計したイギリスのパニー・ギネスさんは「ランドスケープアーキテクト」と紹介されていました。
http://www.gingateien.com/index.html
「パノラマ島綺譚」って、江戸川乱歩でしたっけ。
「サーカス団、パノラマ島へ帰る」というのもあったな。あれは、筋肉少女帯か。