などと大げさな題名をつけたのも、22日昼から降り続いた大雪のため、札幌の積雪量が同日朝の35センチから23日夜には95センチに達し、自宅周囲の雪かきで疲れきっているからである。
実際には、あの長編小説のように、色白の美少女が筆者の近くに現れたわけでもなければ、世界中が戦乱と混乱に陥っているわけでもない(いや、アレッポやベルリンなどを見ていると、まったくそうでもないとは言い切れないが)。
(したがって、この記事は、カヴァンとはまったく関係ありません)
23日は祝日(天皇誕生日)で筆者は仕事がなかった。
朝から雪がやまないため、ギャラリー巡りは中止し、お昼に1時間半かけて除雪を敢行。
その4時間後、家の前を見たら、ほとんど元通りになっていたので、ふたたび除雪をした。
雪は夜に入って、ようやくやんだ。
ツイッターにも書いたが、積雪95センチは国内で第4、5位。
12月に90センチを超えるのは、1966年以来、ちょうど50年ぶりという。
報道では、新千歳空港で飛行機が飛ばず数千人がロビーで夜を明かし、札幌圏のJRがまひ状態になっていた。
24日は土曜だが仕事。
出勤前に玄関を出たら、除雪車が置いていった雪の塊が、家の前に山脈をなしていてがく然とする。
文句を言っても始まらないので、黙々と雪かき用ダンプを動かす。
車(車検中なので、代車のデミオ。これがなかなか運転しやすい)を掘り出して、いつもの倍以上の時間をかけて地下鉄駅まで乗っていく。車は家人が運転して家にもどった。
さすが、どんな大雪でも、地下鉄だけはふつうに動いているのだ。ありがたい。
そういうわけで、会社に出勤したころには、すでにくたびれきっていた。
幸い、仕事は順調に進んだが、当初のもくろみどおりにギャラリーを巡る気力がわいてこない。
北洋ビッセの3階にあるビッセギャラリーで23~25日の3日間だけ開かれている「Gift」展だけは見た。
宮地兵庫(みやち・ひょうご)さん、小田啓介(おだ・けいすけ)さん、菅定(かん・さだむ)さんの3人展。
菅さんは、ミック・ジャガーの版画カレンダーのほか、サンタのお面などをたくさん並べていた。
宮地さんは、線描を強調した肖像イラストが中心。飛行機が飛ばず、新幹線で4時間以上立ったまま札幌を目指したが、23日には間に合わず、24日朝に搬入したという。
小田さんは意外と、版画よりタブローのかわいい絵が多く、1万円均一で販売していた。
東急の前まで行くと、正式にはいつの便かわからないが、とにかく西岡行きのバスがちょうどやって来た。
これ幸いと、乗車した。
前回の大雪以来、この路線はいつもすいている。時間が読めないからであろう。
車窓から見ると、どこも雪に覆われ、道路ぎわに雪山がうず高く積もっている。
幹線道路以外は片側1車線ぎりぎり。平岸駅の前で、対向車とすれ違うのがやっとというありさまで、水源地通なども、向かいからダンプなどが来るたびにヒヤッとする。
けっきょく西岡まで1時間半ほどかかった。
渋滞がひどいので、いつも降りる停留所の二つ手前で降車し、歩いた。
さて、この終末的な状態はいつまで続くのだろうか。
実際には、あの長編小説のように、色白の美少女が筆者の近くに現れたわけでもなければ、世界中が戦乱と混乱に陥っているわけでもない(いや、アレッポやベルリンなどを見ていると、まったくそうでもないとは言い切れないが)。
(したがって、この記事は、カヴァンとはまったく関係ありません)
23日は祝日(天皇誕生日)で筆者は仕事がなかった。
朝から雪がやまないため、ギャラリー巡りは中止し、お昼に1時間半かけて除雪を敢行。
その4時間後、家の前を見たら、ほとんど元通りになっていたので、ふたたび除雪をした。
雪は夜に入って、ようやくやんだ。
ツイッターにも書いたが、積雪95センチは国内で第4、5位。
12月に90センチを超えるのは、1966年以来、ちょうど50年ぶりという。
報道では、新千歳空港で飛行機が飛ばず数千人がロビーで夜を明かし、札幌圏のJRがまひ状態になっていた。
24日は土曜だが仕事。
出勤前に玄関を出たら、除雪車が置いていった雪の塊が、家の前に山脈をなしていてがく然とする。
文句を言っても始まらないので、黙々と雪かき用ダンプを動かす。
車(車検中なので、代車のデミオ。これがなかなか運転しやすい)を掘り出して、いつもの倍以上の時間をかけて地下鉄駅まで乗っていく。車は家人が運転して家にもどった。
さすが、どんな大雪でも、地下鉄だけはふつうに動いているのだ。ありがたい。
そういうわけで、会社に出勤したころには、すでにくたびれきっていた。
幸い、仕事は順調に進んだが、当初のもくろみどおりにギャラリーを巡る気力がわいてこない。
北洋ビッセの3階にあるビッセギャラリーで23~25日の3日間だけ開かれている「Gift」展だけは見た。
宮地兵庫(みやち・ひょうご)さん、小田啓介(おだ・けいすけ)さん、菅定(かん・さだむ)さんの3人展。
菅さんは、ミック・ジャガーの版画カレンダーのほか、サンタのお面などをたくさん並べていた。
宮地さんは、線描を強調した肖像イラストが中心。飛行機が飛ばず、新幹線で4時間以上立ったまま札幌を目指したが、23日には間に合わず、24日朝に搬入したという。
小田さんは意外と、版画よりタブローのかわいい絵が多く、1万円均一で販売していた。
東急の前まで行くと、正式にはいつの便かわからないが、とにかく西岡行きのバスがちょうどやって来た。
これ幸いと、乗車した。
前回の大雪以来、この路線はいつもすいている。時間が読めないからであろう。
車窓から見ると、どこも雪に覆われ、道路ぎわに雪山がうず高く積もっている。
幹線道路以外は片側1車線ぎりぎり。平岸駅の前で、対向車とすれ違うのがやっとというありさまで、水源地通なども、向かいからダンプなどが来るたびにヒヤッとする。
けっきょく西岡まで1時間半ほどかかった。
渋滞がひどいので、いつも降りる停留所の二つ手前で降車し、歩いた。
さて、この終末的な状態はいつまで続くのだろうか。