(承前)
2024年9月12日。
3泊4日の旅に出発です。
目的地は新潟市ではなく、新潟県の十日町市と津南町です(ただし宿泊は越後湯沢)。
今回、先ごろ北海道の航空便に参入した「トキエア」に乗ってみることにしました。
所有機材はプロペラ機2機のみという新顔ですが、新千歳ではなく、丘珠から新潟に行けるというのがユニークです。
筆者は、丘珠空港には何度か行ったことがあります(以前、空港内で絵画展や写真展を開いたことがあった)。
しかし飛行機を利用するのは、これが初めてです。
地下鉄南北線の麻生駅で「モエレ沼公園」行きの中央バス「麻26」に乗り継ぎます。
夏の間しか運航していない系統のようです。
途中、東豊線の栄町駅を経由し、多くの人が乗ってきました。
新聞で読んでいて知っていましたが、近年ターミナルビルの拡張工事をしたようで、札幌市の歴史が学べる展示が充実しています。
なんだか小学3年生の「郷土を知る学習」みたいな感じです。
以前はなかった広いスペースにグランドピアノが置かれ、飛行機の模型も数多く並んでいます。
好きな人は「あっ、東亜国内航空だ!」と懐かしんだり楽しんだりできるのでしょう。
ちなみに手前に置かれているのは、量産型で世界最大の輸送機らしいです。
時間があったので、空港内の食堂「丘珠キッチン」に入りました。
名物らしい「丘珠ラーメン」を食べました。
丘珠地区は、札幌に残された数少ない農業地域で、玉ネギ栽培がさかんで、それにちなんだメニューです。
特産の玉ネギ「札幌黄」を練りこんだ麺がユニークですが、豚肉がたっぷり入っていて満腹になります。
さらにショウガがきいているのも特徴だと思います。
1200円。
さわやかな秋晴れで、丘珠キッチンのカウンター席からは、駐機場や、遠くの山々が望まれます。
乗客は駐機場を歩いてタラップまで行きます。
このあたりは昔懐かしい空港という感じがします。
札幌発0時15分の予定は、15分遅れました。
使用機材はプロペラ機で、両側に2列ずつ座席が並びます。
「ATR72-600型」
昔のYS11は50~60人乗りでしたので、72人は少し大きいです。
シートピッチもじゅうぶんで、とくに狭苦しいという感じはありませんでした。
ただし、ドリンクサービスなどはないし、機内Wi-Fiもありません。
もちろん機内誌もありません。
スマートフォンの電波なしで時間をつぶすことが不得手な人にはいささか退屈かもしれないです。
筆者はというと、たいへん楽しい時間を過ごせました。
こんなにうきうきした空の旅はひさしぶりです。
そのわけは…。
2024年9月12日。
3泊4日の旅に出発です。
目的地は新潟市ではなく、新潟県の十日町市と津南町です(ただし宿泊は越後湯沢)。
今回、先ごろ北海道の航空便に参入した「トキエア」に乗ってみることにしました。
所有機材はプロペラ機2機のみという新顔ですが、新千歳ではなく、丘珠から新潟に行けるというのがユニークです。
筆者は、丘珠空港には何度か行ったことがあります(以前、空港内で絵画展や写真展を開いたことがあった)。
しかし飛行機を利用するのは、これが初めてです。
地下鉄南北線の麻生駅で「モエレ沼公園」行きの中央バス「麻26」に乗り継ぎます。
夏の間しか運航していない系統のようです。
途中、東豊線の栄町駅を経由し、多くの人が乗ってきました。
新聞で読んでいて知っていましたが、近年ターミナルビルの拡張工事をしたようで、札幌市の歴史が学べる展示が充実しています。
なんだか小学3年生の「郷土を知る学習」みたいな感じです。
以前はなかった広いスペースにグランドピアノが置かれ、飛行機の模型も数多く並んでいます。
好きな人は「あっ、東亜国内航空だ!」と懐かしんだり楽しんだりできるのでしょう。
ちなみに手前に置かれているのは、量産型で世界最大の輸送機らしいです。
時間があったので、空港内の食堂「丘珠キッチン」に入りました。
名物らしい「丘珠ラーメン」を食べました。
丘珠地区は、札幌に残された数少ない農業地域で、玉ネギ栽培がさかんで、それにちなんだメニューです。
特産の玉ネギ「札幌黄」を練りこんだ麺がユニークですが、豚肉がたっぷり入っていて満腹になります。
さらにショウガがきいているのも特徴だと思います。
1200円。
さわやかな秋晴れで、丘珠キッチンのカウンター席からは、駐機場や、遠くの山々が望まれます。
乗客は駐機場を歩いてタラップまで行きます。
このあたりは昔懐かしい空港という感じがします。
札幌発0時15分の予定は、15分遅れました。
使用機材はプロペラ機で、両側に2列ずつ座席が並びます。
「ATR72-600型」
昔のYS11は50~60人乗りでしたので、72人は少し大きいです。
シートピッチもじゅうぶんで、とくに狭苦しいという感じはありませんでした。
ただし、ドリンクサービスなどはないし、機内Wi-Fiもありません。
もちろん機内誌もありません。
スマートフォンの電波なしで時間をつぶすことが不得手な人にはいささか退屈かもしれないです。
筆者はというと、たいへん楽しい時間を過ごせました。
こんなにうきうきした空の旅はひさしぶりです。
そのわけは…。
(この項続く)