森山ダイドーである。
見に行くしかないのである。
もはや説明不要のはずだが、ごく簡単に書いておくと、1960年代末、あの熱気の季節に、「ブレ・ボケ・アレ」と呼ばれる斬新な技法のスナップ写真で鮮烈に登場し、それ以降、日本の現代写真をリードしてきた。
海外の美術館での個展も数多い。
くわしい略歴は、シリウス通信などを見られたい。
北海道との関係でいえば、道教育大の特任教授を務めているので年数回、講義のために岩見沢を訪れているし、2003年には道立釧路芸術館などで大規模な回顧展がひらかれている。
その前年、同館で講演も行っている。
しかし、北へのあこがれを、ずーっと持ち続けてきたことは、エッセー集「犬の記憶 終章」などに詳しい。
1978年には札幌・菊水に3カ月間アパートを借りて住んでいる。
もっとも、19年ぶりにその地区を再訪したら、すっかり街並みが一変していたという話も書いてあるが。
今回は、同館によると
「約2000枚のプリントを、会場ごとに異なる構成で展覧する」
とのこと。
5カ所ともに足を運べるのかどうかわからないが、ちらしの裏にはスタンプラリーとして、スタンプを5個押すスペースがある。
うむむ。
チラシには
「2009年、2010年に続き2011年最終章開催予定。」
ともある。
なにやら、大がかりな話になりそうなカンジである。
ところで。
アルテ・ピアッツァのチラシに採用されている写真のこと。
この飲み屋街、美唄に現存しているといううわさがあるのだ。
ぜひ行って、この目で確かめたいのだが。
●2009年6月26日(金)-8月30日(日)11:00-19:00、月曜休み(祝日の場合は翌火曜休み)、札幌宮の森美術館(中央区宮の森2の11) 一般500円、高大生400円、中学生以下無料
●森山大道アーティストトーク=6月26日(金)19:00、500円、予約はすでに締め切ったそうです
・地下鉄東西線西28丁目からジェイアール北海道バス「山の手線[循環西20]」で、「宮の森1条10丁目」降車、徒歩4分
・地下鉄東西線円山公園からジェイアール北海道バス荒井山線[円14]、動物園線[円15] で、「宮の森1条10丁目」降車、徒歩5分
●7月11日(土)-8月23日(日)=夕張市美術館
●7月29日(水)-9月28日(月)=アルテピアッツァ美唄
●9月12日(土)-28日(月)=札幌パルコ
●2010年2月19日(金)-3月29日(月)=東川町文化ギャラリー
□http://www.moriyamadaido.com/
見に行くしかないのである。
もはや説明不要のはずだが、ごく簡単に書いておくと、1960年代末、あの熱気の季節に、「ブレ・ボケ・アレ」と呼ばれる斬新な技法のスナップ写真で鮮烈に登場し、それ以降、日本の現代写真をリードしてきた。
海外の美術館での個展も数多い。
くわしい略歴は、シリウス通信などを見られたい。
北海道との関係でいえば、道教育大の特任教授を務めているので年数回、講義のために岩見沢を訪れているし、2003年には道立釧路芸術館などで大規模な回顧展がひらかれている。
その前年、同館で講演も行っている。
しかし、北へのあこがれを、ずーっと持ち続けてきたことは、エッセー集「犬の記憶 終章」などに詳しい。
1978年には札幌・菊水に3カ月間アパートを借りて住んでいる。
子供の頃のぼくにとって、北海道は外国と同じで、ひたすら夢見る憧れの対象だった。サッポロ、ハコダテ、オタル、などという町の名は、そのまま、パリ、ロンドン、ニューヨークといった世界の町と同格だった。
もっとも、19年ぶりにその地区を再訪したら、すっかり街並みが一変していたという話も書いてあるが。
今回は、同館によると
「約2000枚のプリントを、会場ごとに異なる構成で展覧する」
とのこと。
5カ所ともに足を運べるのかどうかわからないが、ちらしの裏にはスタンプラリーとして、スタンプを5個押すスペースがある。
うむむ。
チラシには
「2009年、2010年に続き2011年最終章開催予定。」
ともある。
なにやら、大がかりな話になりそうなカンジである。
ところで。
アルテ・ピアッツァのチラシに採用されている写真のこと。
この飲み屋街、美唄に現存しているといううわさがあるのだ。
ぜひ行って、この目で確かめたいのだが。
●2009年6月26日(金)-8月30日(日)11:00-19:00、月曜休み(祝日の場合は翌火曜休み)、札幌宮の森美術館(中央区宮の森2の11) 一般500円、高大生400円、中学生以下無料
●森山大道アーティストトーク=6月26日(金)19:00、500円、予約はすでに締め切ったそうです
・地下鉄東西線西28丁目からジェイアール北海道バス「山の手線[循環西20]」で、「宮の森1条10丁目」降車、徒歩4分
・地下鉄東西線円山公園からジェイアール北海道バス荒井山線[円14]、動物園線[円15] で、「宮の森1条10丁目」降車、徒歩5分
●7月11日(土)-8月23日(日)=夕張市美術館
●7月29日(水)-9月28日(月)=アルテピアッツァ美唄
●9月12日(土)-28日(月)=札幌パルコ
●2010年2月19日(金)-3月29日(月)=東川町文化ギャラリー
□http://www.moriyamadaido.com/
椎名誠氏が写真「街角で笑う犬」の中で、砂漠で月を見て、クワクワと笑う犬を想像していますが、私は路地をうろつきながら、何が可笑しいのか、時々、ケタケタと笑っている、首輪のない犬を想像し、親近感もあります。女性の発想かもしれませんね。
森山大道写真展、宮の森美術館、そして小樽運河プラザ、市立小樽文学館行こうと思っています。
コメントが随分長くなりました。
景色や花の写真は大好きですが、森山大道の写真の世界に共感するものがあります。
玲なさんはお好きなようですが、でも、いくら世評が高いからといって、好きじゃないものを無理に好きという必要性もないわけでして。
自分も、けっこうそういうのありますよ。
森山大道は文章もけっこうウマイんですよね~。
そういえば、筆が立つ写真家って、ちょくちょくいるなあ。星野道夫もそうだったし。
あと、このブログは長文コメント歓迎なので、これからもどしどしお願いいたします。
我儘なところがありまして、興味がある、心が引かれるものを選んで楽しんでいます。
星野道夫さんの写真、世界も、本当に好きです。もう、ちょっと長生きして、色々なものを楽しませて欲しかったと思っています。
小樽と森山大道。
なんか、合いますよね。
凾館も合うけど。
なんか、歌謡曲なんだよな。
彼の「何かへの旅」に収載されている自筆の文章の最初が
「背伸びしてみる海峡の」
という題で、これは森進一のヒット曲の歌い出しなんだけど、あくまで、「ド演歌」じゃなくてもっと自由な「歌謡曲」の感じが、彼の写真の世界と、なにか共通してるように思うのです。
うまく言えないけど。
観覧中、五郎先生は、どなたかのお相手をもらい、ずーとお一人で話しておられました。
大道さんの写真を観て、「背伸びしてみる海峡の」~♪、分かるような気がします。男一匹の心情でしょうか?
暑かったのですが、楽しいひと時でした。
8月には小樽写真展に行きたいと思っています。
大道写真展、小樽は行けるかなあ。
行きたいです。
自分の名前を間違っては?違う世界に足を踏み入れてますね(まだ、馴染みがないのでしょう)
りっしんべんです。せめて、心だけでも。
パソコンで玲奈と入力し、なをひらがなに直すと、このように。
怜を入力し、ひらがなをつけると上手くいきました。
今後とも宜しくお願いいたします。