(承前)
美幌から網走行きのバスに乗った。
客は筆者ひとりだけ。
2001年までは北見-美幌-網走直通のバス路線があったそうだが、これは廃止になるのも仕方ないかなあ。
バスは美幌町の市街地を出ると、農村地帯を走る。
農村地帯といっても、雪が積もっているので、見た目には単なる雪原であることはいうまでもない。
「次は24線、24線でございます」
「次は23線、23線でございます」
単調にアナウンスが響く。
「18線」は、女満別空港に入る交叉点にある停留所だが、その旨のアナウンスはない。まあ、ふつうは空港直通バスで行くから、関係ないんだろうけど。
「報徳入口」以外はえんえんと、数字が一つずつ減っていく停留所名が続き、「13線」の次は「湖畔入口」になった。
女満別湖畔が近いのだろう。
ちなみに、女満別湖畔とは、女満別町市街地のすぐそばにある網走湖畔の観光スポットの名前なのだが、北見の人でも
「女満別湖畔」
というのが
「女満別湖」
にあって
「網走湖とは別の湖」
と思いこんでいる人が時々いる。
「女満別十字街」で女性が1人、呼人の網走湖畔から観光客4人が乗車してきて、ようやくバスらしくなった。
筆者は、網走市街に入って最初のバス停「市営住宅前」で降車した。
この近くの野外彫刻を見て、網走刑務所を横目で通り過ぎる。
刑務所前にある停留所に、市内路線のバスがちょうど来たので、乗り込む。
客はほかに2、3人。たぶん平日にはもう少し利用者は多いんだろうけど、網走バスの行く末が心配になってくる。
網走バスの市内路線は、網走駅前から左折して新橋を渡っていったん網走川の北側を通ったあと、網走橋を渡ってふたたび網走川南岸へ戻ってくるコースをたどる。
乗ってから「ありゃ、遠回りだ」と思ったが、仕方ない。終着のバスターミナルで降車し、網走市立美術館へ向かった。
美幌から網走行きのバスに乗った。
客は筆者ひとりだけ。
2001年までは北見-美幌-網走直通のバス路線があったそうだが、これは廃止になるのも仕方ないかなあ。
バスは美幌町の市街地を出ると、農村地帯を走る。
農村地帯といっても、雪が積もっているので、見た目には単なる雪原であることはいうまでもない。
「次は24線、24線でございます」
「次は23線、23線でございます」
単調にアナウンスが響く。
「18線」は、女満別空港に入る交叉点にある停留所だが、その旨のアナウンスはない。まあ、ふつうは空港直通バスで行くから、関係ないんだろうけど。
「報徳入口」以外はえんえんと、数字が一つずつ減っていく停留所名が続き、「13線」の次は「湖畔入口」になった。
女満別湖畔が近いのだろう。
ちなみに、女満別湖畔とは、女満別町市街地のすぐそばにある網走湖畔の観光スポットの名前なのだが、北見の人でも
「女満別湖畔」
というのが
「女満別湖」
にあって
「網走湖とは別の湖」
と思いこんでいる人が時々いる。
「女満別十字街」で女性が1人、呼人の網走湖畔から観光客4人が乗車してきて、ようやくバスらしくなった。
筆者は、網走市街に入って最初のバス停「市営住宅前」で降車した。
この近くの野外彫刻を見て、網走刑務所を横目で通り過ぎる。
刑務所前にある停留所に、市内路線のバスがちょうど来たので、乗り込む。
客はほかに2、3人。たぶん平日にはもう少し利用者は多いんだろうけど、網走バスの行く末が心配になってくる。
網走バスの市内路線は、網走駅前から左折して新橋を渡っていったん網走川の北側を通ったあと、網走橋を渡ってふたたび網走川南岸へ戻ってくるコースをたどる。
乗ってから「ありゃ、遠回りだ」と思ったが、仕方ない。終着のバスターミナルで降車し、網走市立美術館へ向かった。
(この項続く)