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マウレの庭 オホーツク小さな旅(81)

2013年06月30日 21時36分18秒 | つれづれ日録
(承前)

 5月26日の遠軽えんがる行きの続き。

 丸瀬布まるせっぷから、鉄道や国道が走っている湧別川沿いの谷間を離れ、山あいへと入ったところにある武利むりという地区に来ている。

 日本で唯一、森林鉄道が動態保存されている「いこいの森」公園からさらに上流側に集落があり、ホテル「マウレ山荘」があるというのは、正直言って驚いた。

 ホテルのある崖の下に、丹精した庭園がある。「マウレの庭」という。
 先ごろ紹介した、清水九兵衛「月簪」は、この庭のはずれに設置されている。







 庭からホテルや駐車場に上っていく階段の途中から見た風景。




 マウレ山荘で、昼食をとった後、温泉に入った。
 ちょうど遠軽町内の飲食店が協力態勢をとってアスパラフェアを開催している最中だったので、「遠軽産グリーンアスパラとホタテの自家製XOソース炒め」定食(1200円)を食べた。なかなかおいしい。

 マウレ山荘の良いところは、高級感を漂わせながらも、ふつうの町民を排除する空気がない点だと思う(そして、その点は、おなじ遠軽町内のノースキングにちょっと似ている)。

 温泉も良かったし、機会があったら泊まりに来てみたい。
 今回は、ここからさらに上流にある「山彦の滝」にも立ち寄ることができなかったし、再訪したい要素があれこれとあるのだ。







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