※4月20日深夜、木田金次郎美術館のくだりを訂正しています。
3月1日昼、6度目の更新です。
鈴木知事が2月29日と3月1日は外出を控えるよう呼びかけたことも手伝い、開催中止・美術館閉鎖の波はさらに広まっています。
さいとうギャラリー(札幌市中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)は、3月3~8日営業自粛だそうです(和泉陽子さんが展示を自粛するのではなく、ギャラリーが休み)。
お知らせです。コロナウイルスの影響でギャラリーさん自体が来週お休みになり、予定していた個展が無くなってしまいました😢(まだ延期か中止かは決まっていません。)来ようと思ってくださっていた方々、ごめんなさい。ありがとうございました。🙇🏻♀️🙇🏻♂️本当に残念ですが…次に向けて頑張ります! pic.twitter.com/RdqnHRQR6K
— 福田 悠野 (@yunodayoyoyo) February 29, 2020
続いて美術館は、道立、札幌市立に続いて閉鎖が拡大している。
2月27日には営業中と明記していた木田金次郎美術館(後志管内岩内町)も3月3日からの臨時休館を発表した。後志地方はまだ感染者が出ていないのだが。
木田金次郎美術館は
※この項訂正しました。木田美術館は月曜休みです。申し訳ありませんでした。
(2020年4月20日)
ほかにも…。
福原記念美術館、カフェえんじゅは、新型コロナウィルス感染症対策のため、本日2/29~3/16まで、臨時休館することになりました。楽しみにされてた方、申し訳ありません。北海道のみなさんにとって、今は我慢の時期になりますが、騒動が落ち着いたら必ず北海道を魅力ある大地に戻しましょう! pic.twitter.com/waFxpEIxp9
— 福原記念美術館【公式】 (@art_fukuhara) February 29, 2020
【鼓動する日本画 CONNECT-MOVE 倶知安会場 中止のお知らせ】 https://t.co/WIKlr5ft9j pic.twitter.com/eJrbwvvg9A
— とがしはるか (@togashiii) February 29, 2020
旭川市彫刻美術館と旭川駅のステーションギャラリーは3月16日まで臨時休館。
室蘭市民美術館は、いまのところ、4日まで臨時休館。
筆者の知る範囲で、まだ閉館を広く告知していないのは
・小樽芸術村(似鳥美術館)
・苫小牧市美術博物館
・神田日勝記念美術館 (@kandanissho)
・網走市立美術館
・釧路市立美術館
・有島記念館(後志管内ニセコ町)
ぐらいしか思い当たりません。
苫小牧は29日と1日は開館を明記しています。
道立の各美術館(近代、旭川、函館、帯広、三岸、釧路芸術館)と文学館、札幌芸術の森美術館、札幌彫刻美術館、市立小樽美術館と文学館は、既報の通り、臨時休館しています。
また、オホーツク管内斜里町にある「北のアルプ美術館」は冬季休業中でしたが、3月1日再開を明記しています。
札幌市民ギャラリーは、施設自体が閉まったというアナウンスはないですが、高校の展覧会などが次々と中止になっています。
いずれにしても、行く前に確かめた方が良いでしょう。
札幌市資料館も、ミニギャラリーの展示が続々取りやめになり、SIAFラウンジもこのような状態。
【SIAFラウンジ閉室のご案内】 新型コロナウイルス感染予防のため、明日3/1(日)~19日(木)まで、札幌市資料館は休館となります。それにともない、SIAFラウンジも閉室となります。みなさま、どうぞご了承ください。
— SIAFラウンジ (@SIAF_LOUNGE) February 29, 2020
《大事なお知らせ》昨今の状況を鑑みて『 いわならべ2020』を中止することと致しました。急な連絡となり大変申し訳ありませんが何卒ご理解の程よろしくお願いします。楽しみにして下さった方々、今は体調に気を付けて、来年度、『 いわならべ2021』でお会いできる日を楽しみにしております! pic.twitter.com/tbDVnsxRPg
— 日本画研究室展 いわならべ2020 (@Hue_iwanarabe) February 29, 2020
⚠️臨時休業のお知らせ⚠️新型コロナウイルスによる感染防止の為2/29(土)〜3/4(水)までお休みとさせて頂きます。3/5より営業再開を予定しておりますがまた近くなりましたらお知らせ致します。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。 pic.twitter.com/uqZpiClg8m
— anonymous (@_anonymous_ooo) February 28, 2020
これ、夕力夕”さんの個展もスタートが延びるんじゃないのかな。
午後1時に追加。
29日朝7時半、5度目の更新です。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため文学館・美術館も本日より3月19日まで臨時休館することとなりました。たいへん申しわけありませんが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。 #小樽文学館
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) February 28, 2020
4度目の更新です。今後も随時更新します。
(2月29日朝更新)
【臨時休館のお知らせ】 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、2月29日(土)から3月16日(月)の間、臨時休館とすることとなりました。ご理解とご協力をお願いいたします。3月17日(火)に開館予定ですが、今後の動向や感染症の拡大状況を注視しつつ決定いたします。 pic.twitter.com/abhZa1EDXp
— 札幌芸術の森美術館Polaire (@mshop_managers) February 28, 2020
本郷新記念札幌彫刻美術館も3月16日まで休止します。
同館はもともと、記念館の特別展は終わったばかりで、本館の所蔵品展しか開いていない時期でした。
中止になった主な展覧会は次の通り。
・フィギュールの森 Work in Progress 8―北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究 美術グループ成果報告作品展=3月10日(火)~29日(日)、北翔大札幌円山キャンパスギャラリー(中央区南1西22 旧ポルト)。
・札幌圏大学生合同写真展 EX17th=3月3日(火)~8日(日)、札幌市民ギャラリー
・北海学園大II部写真展
・北海道教育大学岩見沢校 現代美術・平面表現研究室展 ひらひら展
・渡辺元 作品展(さいとうギャラリー 3月10~15日。同ギャラリーでは3~8日の和泉陽子個展も)
・道新文化センターかるちゃー祭2020受講生作品展 第7週・第8週 (2月27日~3月10日、道新ぎゃらりー)
※道新文化センターは臨時休講中です(3月10日まで)
札幌アートビーンズによる情報。
・NHKぎゃらりーは3月19日まで休み(「Bois木版画展」2月28日~3月5日)
サッポロファクトリーが2月29日と3月1日臨時休業。古川祐子写真展「私が私を知るとき」(3月31日まで)も2日スタートとなります。
Facebook より。
(2月27日深夜更新)
北海道のサイトの「新型コロナウイルス感染症について http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/singatakoronahaien.htm のいちばん下から入ると、次のpdf ファイルにリンクします。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/rinnzikixyuukann.pdf
北海道立の美術館などはすべて2月29日から3月16日まで休館になるようです。
つまり、近代美術館、三岸好太郎美術館、北海道博物館、道立文学館(以上札幌)、旭川美術館、函館美術館、帯広美術館、釧路芸術館、北方民族博物館(網走)。
各館のサイトの更新やツイートが追いついていないかもしれません。
道立文学館で開催中の好企画「砂澤ビッキの詩と本棚」はもともと3月22日まで開催なので、再開後に見られる可能性もありますが、近代美術館の「北海道151年のヴンダーカンマー」や友田コレクションなどは、あす28日で終了です。
見てほしいけど、最終日で混雑したら、濃厚接触になるかな。
この措置については項を改めて書くかもしれません(→2月28日、書きました)。
(2月27日追記)
mima 道立三岸好太郎美術館から、3月14日の「ミニ・リサイタル」の中止についてご連絡をいただきました。
また、さいとうギャラリー(札幌市中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)から3月3~8日の和泉陽子絵画展の「自粛」が決まったとお知らせがありました。
ありがとうございます。
本日、ツイッターで拾った情報を中心に、以下にコピーします。
面倒なので、書き直しません。
感想を二つ。
道立旭川美術館はこのまま4月初旬まで休みということになります。
おそらく受付などは臨時職員ではないかと推察されますが、いったいどうするんでしょう。あるいは、突然学校が休みになって、逆に欠席者が続出して勤務シフトがまわらなくなっているのかもしれません。
旭川の画家というテーマの所蔵品の展覧会だったのでずいぶん思い切った措置に出たな~と驚きました。
後志地方は27日までにまだ感染者が見つかっていないこともあり、市立小樽美術館が催しをひとつ中止しただけで、木田金次郎美術館はFacebook に「開館しています」と明記していますし、似鳥美術館も開館しています。
小川原脩記念美術館に至っては、サイトになんの注意書きもありません。
こういうの、いいなあ。
【臨時休館のお知らせ】新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、別添のとおり2/29(土)から、臨時休館とすることとなりました。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。 pic.twitter.com/YW0NQsngna
— 北海道立旭川美術館 (@Asahikawa_Art) February 27, 2020
【北海道立函館美術館の休館について】 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から次の期間、休館とさせていただくことといたしました。 ■休館する期間令和2年2月29日(土)~3月16日(月)今後の状況により、休館の期間を変更する場合には、あらためてお知らせします。
— 北海道立函館美術館 (@Hakodate_Art) February 27, 2020
新型コロナウイルス感染拡大防止のため当園で開催予定の「公園スタッフと歩く冬芽観察会」、「イサム・ノグチギャラリー ギャラリートーク2020」の開催中止を決定いたしました。なお、持ち込みイベントの開催実施については各主催者様にご確認をお願いします。詳細→https://t.co/Hl5OfuYT0A
— モエレ沼公園 (@moerenumapark) February 27, 2020
・市立小樽美術館
<中止する行事>
3月1日(日)_ミュージアム・トーク「パリに渡った日本人画家たち」
【開催中止】グループ展『AXIS NORTH』3月9日から予定されていたグループ展『AXIS NORTH』は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止となりました。またの機会にAXIS NORTHにて皆さまに作品をお目にかける機会を作れたらと思います。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/clW9L11CiN
— 高橋弘子 Hiroko Takahashi (@harutoki_k) February 27, 2020
3/11(水)~3/15(日)開催予定の「第2回 紡ぐ*繋ぐ展 ~つむぐ・つなぐ・よせる作品展・卒業生有志作品~」は開催中止とまりました。その他展覧会情報につきましても、札幌市民ギャラリーHP内の展覧会情報(https://t.co/9D6iOS6VgQ)にて随時更新しております。どうぞよろしくお願い致します。
— 札幌市民ギャラリー (@s_c_gallery) February 27, 2020
【各種セミナー・イベント中止のご案内】この度、国内外で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受け、お客様やスタッフの健康や安全を考慮し、2/28(金)~3/31(火)まで予定していたセミナー・イベントを中止させていただきます。大変申し訳ありませんが、ご理解をよろしくお願いいたします。
— ソニーストア 札幌 (@SonyStore_Sap) February 27, 2020
(以下、2月26日の記述)
mima北海道立三岸好太郎美術館から、2月29日の「子どものためのコンサート ~バル・ミュゼット楽団 La Zone( ラ・ゾーヌ)がやってくる」が中止になったというお知らせが、封書で届きました。
わざわざありがとうございます。
また、3月7日(土)、8日(日)に北海道教育大HUGで開催予定だった「VIDEO PARTY×EZOFILM2020」は延期 が決まりました。
このほか、大きなイベントとしては、札幌芸術の森を舞台に開かれる手作りの音楽フェス「おととたび(oto to tabi)」の中止が大きなニュースかもしれません。
大谷大の有志や、アートイベントの装飾で知られる作家も参加するイベントなのですが。
【OTO TO TABI 2020開催中止のお知らせ】新型コロナウィルスの広がりを考慮し協議を重ねた結果、開催を中止とさせていただきます。チケットの払い戻しについては追ってアナウンスいたします。開催を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。 pic.twitter.com/hbbhrw7N5B
— OTO TO TABI (おととたび) (@otototabi) February 23, 2020
札幌圏の美術館やギャラリーについては、前項をごらんいただくとして、連休明けには、地方美術館の対応が次々と明らかになっています。
なかでも、規模が大きいのは釧路芸術館です。
サイトではよくわからないのですが、ブログを見てびっくり。以下、引用です。
新型コロナウィルス感染症予防のため、釧路芸術館では下記の予定を中止することといたしました。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようどうぞよろしくお願いします。
●展示室
2月29日(土)14時~(約30分) ギャラリーツアー「高坂和子の世界」
3月7日(土)14時~(約30分) ギャラリーツアー「ワカリタイ ゲンダイビジュツ」
●フリーアートルーム
3月3日(火)大人の家庭科「稲わらでつくる祝亀」(*延期します)
☆3月7日(土)~8日(日)釧路東高等学校 美術部東彩展・書道部鳳翔展・写真部写真展
☆3月14日(土)~15日(日)令和元年度 湖陵展
●アートホール
2月29日(土)10時~、14時~ アートシネマ館「黄金のアディーレ 名画の帰還」
3月5日(水)11時~ ミュージアムセミナー「名画は語る」
☆3月7日(土)第25回ドリームランドコンサート
☆3月15日(日)江差追分コンサート
☆3月25日(水)天満敦子 無伴奏ヴァイオリン・コンサート
☆がついている催しは貸館事業です。お問い合わせは直接主催者へお願いします。
続いて、道立函館美術館。
【3月から4月上旬に開催予定のイベント中止のお知らせ】美術映画会(3/7)、ギャラリー・ツアー(3/14、21、28、4/4)、絵本の読み聞かせ(3/15、3/22)は、中止とさせていただきます。新型コロナウイルス感染拡大の予防措置としてご理解のほどお願い申し上げます。
— 北海道立函館美術館 (@Hakodate_Art) February 26, 2020
このほか、2月29日の「ハコビでお茶会」も中止になりました。
北網圏北見文化センター美術館ですが、3月10日(火)~15日(日)の道展移動展が中止になりました( http://business4.plala.or.jp/bunsen21/art.html#d )。
これは60年以上に及ぶ道展北見移動展の歴史で、初のことではないでしょうか。
網走の道立北方民族博物館も、3月中の行事の中止が決まっています( http://hoppohm.org/kanri/corona/corona0224.pdf )。
・3/7(土)講習会「チルカット織り」次年度に延期
・3/8(日)講座「トリンギットの文化と環境」中止
・3/14(土)はくぶつかんクラブ「北方民族の太鼓をつくろう」次年度に延期
・3/22(日)講座「日本とアラスカ先住民の歴史」次年度に延期
(この段落追加) 苫小牧市美術博物館も2月末と3月中の催しに中止があります( http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/gyoji/202002.html )。ただし、7、8、21、22日に開催予定の企画展の展示解説会は休まないとのこと。
道立旭川美術館、網走市立美術館、市立小樽美術館については、いまのところ、中止・延期の情報はありません。
道立帯広美術館は前述の通り。
●2月29日(土)14時~ ギャラリー・ツアー【中止】
●3月 1日(日)14時~ プレミアム鑑賞会【中止】
情報が入り次第、追加していきます。
国立の美術館、博物館に対し、文部科学相が休館を要請しています。
水際作戦に失敗したことに対する陳謝も反省もないまま、国民に大きなイベントを中止・延期するよう要請する政府って、すごいなと思います(ほめてない)。
イベンターや飲食店などに対する保障や低利融資などの政策は全く聞こえてきません。