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文明堂が登場! 三岸好太郎美術館オリジナル・スイーツ・デー、6月1日に。

2012年05月30日 21時13分29秒 | 情報・おしらせ
 ♪ カステラ一番、電話は二番

で始まるコマーシャルソングで知られる、老舗のお菓子メーカー文明堂が、道立三岸好太郎美術館のオリジナル・スイーツ・デーに登場です。

 今回、題材になるのは、三岸の1932年(昭和7年)の「花ト蝶」

 ユリと蝶をあしらった「三笠山」と「カステラ巻」を、文明堂がつくりました。

 三笠山は直径約9センチのほぼ円形で、100個限定。1個158円。

 カステラ巻は長さ12センチ、幅6センチ、高さ5センチの、角がまるい直方体で、50本限定。伝統的なカステラを三笠山の皮で包みました。1本473円。

 いずれも6月1日(金)午前9時半から販売を開始し、なくなり次第終了します。
 ひとり計8個(本)までです。

 1日午前10時半からは、館内展示室でギャラリーツアーもあります。
 先着8人に、三笠山1個をプレゼントします。
 ツアーは無料ですが、観覧料(一般500円、65歳以上無料)がかかります。


 「花ト蝶」は1932年、札幌・豊平館ほうへいかんでの個展に出品された後、北海道大学の壁を飾っていた作品。
 1960年代末、学生運動の嵐がキャンパスに吹き荒れていた時代、機動隊が突入すれば混乱でこの絵が失われるかもしれない-と危ぶんだ学生の男女がある夜、こっそり絵を壁から外して道立美術館に持ち込み、救ったというエピソードがあります(たしか、工藤欣也さんの「美術館の小径」に載っていたような…)。
 詳しくはこちら(pdfです)。

 菓子の題材になるぐらいだから、6月26日まで開催中の所蔵品展「三岸好太郎と札幌」には、当然出品されているんですよね?


 なお、同館のオリジナル・スイーツ・デーは、これが14度目になります。




・地下鉄東西線「西18丁目」4番出口から750メートル、徒歩9分

・中央バス、ジェイアール北海道バス「道立近代美術館前」から500メートル、徒歩6分(札幌駅や北1西4から乗って、手稲、小樽方面へ行く大半のバスが停車します。ただし、北大経由は除く)

・ジェイアール北海道バス「桑11 桑園円山線」(JR桑園駅-円山公園駅-啓明ターミナル)で「北3条西15丁目」降車、約170メートル、徒歩3分

・市電「西15丁目」から770メートル、徒歩10分


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