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辻井京雲ギャラリー 墨響 20日、空知管内雨竜町にオープン

2014年04月18日 01時11分11秒 | 情報・おしらせ
 
 道内を代表する書家のひとり、辻井京雲つじ い けいうんさん(道教大名誉教授)の作品を常設展示するギャラリー「墨響」が、今月20日、故郷の空知管内雨竜町の「道の駅 田園の里うりゅう」(満寿28-3)にオープンします。

 辻井さんは1944年(昭和19年)生まれ。
 66年から北海道書道展、創玄展、毎日展に出品。金子鷗(鴎)亭に師事しました。
 創玄では70年に創玄書道会賞、77年に対象、81年に文部大臣奨励賞を受けて、現在は創玄書道会の常務理事。また、毎日展では73年に毎日賞、79年に旬大賞を受賞して、現在は毎日書道会評議員を務めています。
 93~95年には、故伊藤隆一さんとともに「JAPANESQUE - うるしと書の2人展」、札幌、ロンドン、カナダ・エドモントンの3カ所で開催。海外での発表は数多く、昨年パリで開かれた「日本代表作家100人展」では、出品作がポスターに採用されました。
 漢字も近代詩文もよくする、書風の幅の広さをもっていると思います。

 展示室は約90平方メートル。
 随時展示替えをするそうです。オープンにあたり大作から小品まで約20点、新作・未発表作を中心にした個展を開きます。

 開館時間は午前10時~午後5時。
 季節による変更あり。
 「道の駅」なので、年末年始以外は、定休日はないでしょう。

 札幌から旭川までの近道である国道275号沿いです。ドライブがてら、一度訪れたいです。







・滝川バスターミナル(滝川駅横)から空知中央バス「滝深線」、あるいは、北海道中央バス「滝川北竜線」に乗り「伏古通」降車、徒歩3分
・中央バス札幌ターミナルから都市間高速バス「高速るもい号(滝川経由)」に乗り「追分市街」降車。約1.7キロ、徒歩22分

(滝川ICから18.4キロ、深川西ICから11.9キロ)


辻井京雲作品展<Part1>~軌跡~ (2009)

毎日新聞「書の世界」が、創玄展での北海道勢の活躍を特筆 (2013)
ことしの「この1年 書」(毎日新聞)=2010年
毎日新聞文化欄「この1年 書」から。道内の書展をきちんと全国の書の動向の中で位置づけている文章 (2009)

参考
□札幌芸術賞 http://www.city.sapporo.jp/ncms/shimin/geijutsu/award_183.html
□毎日新聞北海道面の記事 http://mainichi.jp/feature/news/20140201ddlk01040276000c.html


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