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網走→札幌 2020年短い夏休み(8)

2020年08月18日 08時07分33秒 | つれづれ日録
(承前)

 8月8日の続き。
 午後5時25分網走発の特急「オホーツク4号」です。

 筆者は過去2度、通算6年半にわたって北見に住んでいたので、この列車はもう何十回と利用していますが、網走から札幌まで通して乗るのは初めてのように思います。

 帰宅してからちょっと時刻表をめくってみたのですが、札幌までの所要時間5時間28分というのは、相当な長さです。
 現在、日本国内でこれを上回る列車は、寝台特急の「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」をのぞけば、博多―宮崎空港を走る特急「にちりんシーガイア」計3本(最長6時間6分)、飯田線の普通列車(最長6時間54分)など、非常に少ないようです。

 道内最長は、札幌→網走のオホーツク3号の「5時間30分」です。



 昔は長い時間をかけて走る列車がたくさんあったものです。
 青森―上野を奥羽線経由で約30時間とか…。
 1980年代以降、長距離普通列車を、短い区間を走る運用にばらすことが進みました。
 新幹線の開通も、長時間かかる列車の存在意義を失わせ、寝台列車も次々と消えていきました。

 日本人のこらえ性が乏しくなり、せっかちになってきたんでしょうか。

 おなじ車輛に乗っているのは4、5人ほど。
 美幌、北見…と止まっていくたびに、少しずつ増えていきます。

 新型コロナウイルスの感染予防のため、JR北海道の車掌は、検札を一部省略していました。


 
 駅前で買った「かにめし」。
 渡島管内長万部町が有名ですが、じつは道内あちこちで製造されているのですね。

 それにしても約5時間半は長い。
 途中で暗くなるので、車窓風景を見るのをあきらめ、ひたすら新聞を読んでいました。


 札幌には定時に到着。
 地下鉄南北線に乗りました。
 自衛隊前の駅前まで家人が自家用車で迎えにきてくれました。



 9日は墓参など、家の用事を足していました。

 お盆にはまだ早いのかと思っていたら真駒内滝野霊園には多くの車が来て、数珠つなぎになっていました。




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