北海道美術ネット別館

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2023年1月8日は5カ所

2023年01月09日 10時09分19秒 | つれづれ日録
 今年初の休日ギャラリー巡りへ。
 それなりに回ったのは昨年12月10日以来、ほぼ1カ月ぶりというていたらくです。

 1カ所目は、道立文学館(中央区中島公園)の「吉本隆明 廃墟からの出立」。
 あすで終了とあって、それなりに込んでいました。
 吉本は思想家として有名ですが、今回は、戦後の早い時期に書いた詩作に多くのスペースを割いた展示でした。美術に関する言及は皆無でした。
 
 
 中島公園を横切ります。
 冒頭画像のように、公園内には、踏み分け道があちこちにできていて、幼い頃を思い出して楽しいです。

 札幌コンサートホール Kitara では成人式が行われていたようですが、自分としては、その横にある天文台の斜面で子どもたちがそり遊びをしていた光景に思わず目を細めてしまいました。

 「中島公園通」から市電で「西15丁目」へ。
 
 「北海観光節」さんのツイッター( @onitoge )で、市資料館で写真展が開かれていることを知り、立ち寄りました。
 「北海道鉄道(現代版)五十景」展。7~9日のわずか3日間で、資料館ミニギャラリーはこの一部屋だけがあいていました。
 青いDD51ディーゼル機関車の重連が寝台列車を引いていく藤城支線の光景や、市電の「M101」系、オレンジ色の塗装のディーゼルカーなど、もう見ることができない貴重な情景などの写真が30点ほど。ただし、キャプションがないので、分からない人は分からないかも。

 会場には人が多く、しかもこの手の写真展では異例なことに、若い女性が何人も訪れてにぎやかでした。
 来場記念証をもらいました。

 
 西15丁目通り沿いに「O」というラーメン店を見つけ、醬油ラーメンを食べました。

 とくにそういう看板は掲げていないのですが、細い麺といい素朴なスープといい、これはいかにも旭川ラーメンです。
 チャーシューがやわらかくておいしかったです。

 
 西18丁目駅から地下鉄東西線に乗り、西28丁目駅で降車。

 CN/28 studio&gallery (@CN28sapporo )で「ライブペインティング&迎春展」。

 
 裕樹さんにお目にかかりました。
 ほんとうに苫小牧に住んでおられるのだろうかと思うほど、札幌でよく会います(笑)。

 作品は植物と女性が一体化した姿。
 オウィディウス「変身譚」で、アポロンに追いかけられて木に変身したダフネを思い出しましたが、その女性の名が思い出せず…。
 もっとも、裕樹さんの描く女性はもっと静的ですが。

 
 
 中央はチQさんの作品。画像では分かりづらいかもしれませんが「NMDB」などの文字も配されています。
 右は門乃さん。

 全作、8日限りで白く塗りつぶされてしまうそうです。


 西28丁目駅から地下鉄に乗りました。
 大通で東豊線に乗り換えようとしたら、目の前に南北線が来たのでまずそれに乗って、さっぽろ駅で東豊線に乗り換えました。

 環状通東駅で降り、茶廊法邑 さ ろうほうむらへ。
 「写真展 ひかり それぞれの瞬」。
 12人が2点ずつ、風景写真を中心に出品していました。
 とても美しい作品が多かったです。
 ただ、筆者が訪れたときは、とにかくお客さんが多かったので、すぐに出てきてしまいました。

 環状通東駅に戻ってバスに乗り継ぎ、伏古10条3丁目で降りて「絵本とcafe ゴルディロックス」(Instagram : 333goldilocks Twitter : @333Goldilocks )へ。
 「水戸麻記子絵画展 MITORAMA 怪獣のバラード」。
 これはおもしろかったので、別項へ。
 空想の怪獣をこれだけ描けるって、すばらしいと思います。
 いつまでも童心を忘れない水戸さん。。。

 筆者が訪れたのは、ちょうどワークショップが終わった時間帯で、画家のKさんがお子さんと来ていました。


 帰り、バスに乗り遅れ、1時間に2本しかバスがないので、近くの文教堂書店で時間をつぶすことにし、中公新書「陰謀論」とちくま文庫「アイヌの世界に生きる」を購入。

 あとから気づいたのですが、伏古5条3丁目まで歩けば、利用できるバスが増えるんですね。

 環状通東駅から地下鉄東豊線に乗り継ぎ、さっぽろで降車。
 ビックカメラでスマートフォン用充電器を購入し、バスで帰宅しました。


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