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中島荘牛さん(書家)死去

2013年08月29日 18時46分02秒 | 新聞などのニュースから
 8月29日付毎日新聞などによりますと、函館在住の書家、中島荘牛さんが亡くなりました。87歳でした。

 毎日書道展参与会員、独立書人団理事、北海道書道展参与を務め、北海道書道展、書道連盟展にも出品していました。

 北海道書道展では、1959年の第1回展で会友(ちなみに、創立会員は全員が鬼籍に入っています。第1回で会員に推挙されたのが中野北溟さんや馬場怜さんなどです)。
 第9回で会員に推挙されています。

 やはり書の記事は毎日新聞が詳しいです。
 北海道版( http://mainichi.jp/feature/news/20130829ddlk01040280000c.html )には次のようにあります。

(前略)中島さんは函館生まれ。中学校教員を務める一方、東洋美術史研究家の八幡関太郎 や はたせきたろうと書家の手島右卿て しまゆうけいに師事して研さんを積み、淡墨を使用した「少字数書」の表現を追求した。

 また、フィールズ賞受賞者で世界的数学者の広中平祐さんと提携し、大学誘致の市民運動を進め、公立はこだて未来大学の創設に尽力。これらの功績で2012年度北海道文化賞を受賞した。


 記事にもあるとおり、勢いのある淡墨の少字数書をよくしたという印象が強いです。
 ご冥福をお祈りします。


北海道書道連盟展(2001年)※画像なし



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