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新さっぽろギャラリー、2021年3月末閉鎖

2020年10月02日 09時19分06秒 | 情報・おしらせ
 札幌の厚別副都心の商業施設「デュオ2」の5階に2009年4月オープンした「新さっぽろギャラリー」が、来年3月いっぱいで幕を閉じることになりました。
 担当の花田さんが自身のフェイスブックで明らかにしました。

 白石、厚別方面にも文化芸術の発信の場を―と開設され、こけら落としは、札幌の著名な写真家佐藤雅英さんの個展でした。
 ジャンル不問ではありましたが、写真展に、とくに印象に残るものが多かったと思います。
 下のリンク先にはありませんが、笹本恒子さんやマイケル・ケンナの写真展も開かれていました。

 L字型で、広さ・壁面の長さは標準的。正面はガラス張りで解放感がありました。
 途中、左側の壁・窓を改装しています。

 花田さんはよく「遠くてすみません」と言っていましたが、地下鉄東西線の新さっぽろ駅、JR新札幌駅と直通だったため、あまり距離は感じません。
 新さっぽろの改札口を出て、プレイガイド横の階段をのぼり、連絡通りを経ると、すぐにエレベーターがあり、それに乗って5階まで上がると、数十メートル先に見えるギャラリーでした。

 非常に個人的な思い出になりますが、筆者はこのギャラリーに朝一番か、一日の最後に行くことが多かったです。
 「1day カード」で新さっぽろ駅まで行き、ここに寄ってから、大谷地に戻って105番のバスに乗り継ぎ、帰路に着く―という道のりが好きでした。

 さびしくなりますが、仕事の拠点が上川管内東川町に移っている花田さんには、今後も健闘を期待します。お疲れさまでした。


過去の関連記事へのリンク(■のないものは、簡単な紹介です)
新さっぽろギャラリーがオープン
中島敏文展「優しい時」 (2009、画像なし)
小林孝人写真展「江戸の残照」 (2009)
おがさわら・み蔵独展 (2009)

谷口能隆写真展 「Paris & Prague」 (2010、画像なし)
亀井由利個展 (2010)
nukillizo個展 m a ( ) d a l l a ← N (2010)

漆山豊展 (2013)

後藤悠樹写真展「春が来るまえに」 (2014、画像なし)
柴﨑康男個展 (2014)=「﨑」は崎の異体字
竹本英樹写真展「あえかなきおく」~はかなくこぼれ落ちてゆく意識の断片(2014)
紅露はるか個展 Raining (2014)
第30回写真の町東川賞特別作家賞受賞作品展 酒井広司「偶景/SightSeeing」 (2014)

福瀬餓鬼展(2015、画像なし)
松隈無憂樹個展(2015、画像なし)

佐野妙子・紅露はるか2人展 vol.9 (2016)
那須秀至展 ―息遣いする絵― (2016)

ニコンカレッジ講師陣写真4人展(2017、画像なし)
爲岡進・及川修写真2人展 「第六回祭りと神楽 福島町いま昔」(2017、画像なし)
長岐和彦展(2017、画像なし)

木彫三昧 小笠原み蔵作品展 春・小さな和解… (2018)
黄賢淑展 (2018、画像なし)
今荘義男個展 (2018)
亀井由利展 (2018) 



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2 コメント

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Unknown (SH)
2020-10-03 07:17:31
ヤナイさん、こんにちは。
私も町の中心から離れている割には地下鉄一本で行けて、さほど歩かずに行けるギャラリーなので、割と行っていたと思います。
それゆえに残念ですね。

最近では3月の「炭鉱の理容所 佐藤哲也写真展」「柴崎康男展」とか、良い展覧会でした。
マイケル・ケンナ展も記憶にありますね。
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Unknown (h-art_2005)
2020-10-04 05:22:52
SHさん、こんにちはー。交通の便が良いので、そんなに遠い感じはしませんよね。
空間もクセがなくて、見やすい会場だったので、なくなるのは残念です。
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