1年おきに時計台ギャラリーで個展をひらいている札幌の山崎さん。おおむね写実的な画風です。前回の個展では、空から見た風景が中心でした。
今回も、はるか上空から見下ろした景色が題材の絵もありましたが、空や雲海をメーンに据えた作品が多く展示されていました。
空や雲は、距離感がつかめず、メリハリのない題材ともいえるので、作品に仕上げるには結構大変だったと思います。
また、正方形のキャンバスを45度傾けたひし形の絵が、7点あったのも特徴です。「おんなじようなモティーフが多いので、変化をつけたくて」
と山崎さん。
中央の「機影」は、はるか下の方の空に、虹のような円の中に飛行機の影が見える現象を描いた1点。
その向かい側にある「機影I」は、以前からそういう光景を絵にしたいなあと思って制作したエスキスです。最近、ちょうど中部国際空港行きの便に乗ったとき、その便が伊丹(大阪)行きに変更になり、たまたま見ることができたのだそうです。
上方にさらっと描かれたピンクの風が、絵に潤いをあたえています。
「朝焼けの空を往く」は、空と雲の境目に見える微妙な色の移ろいが美しい。
山崎さんは、飛行機に乗る際、かならず窓際にすわるのだそうです。
このほか、欧洲旅行に取材した小品や、船の上と少女の後ろ姿を組み合わせた「航海」などの絵もありました。
作品は次のとおり。
ベニスの街角(SM)
サンマルコ広場より(P3)
運河(P3)
黒衣の女(F8)
ヨーロッパアルプス(F30)
航海(F100)
機影I(S8)
朝焼けの空を往く(F100)
雲海を往く(S25)(F100)
雲海(F20)
雲海より富士を見る(S20)
雲の切れ間(F20)
朝日(S20)
機影(S100)
夕日(S20)
残照(F120)
眼下(S60)
飛行機雲(F120)
降下(9.11) (F100)
アルプスの空を往く(S100)
眼下にアルプスを望む(S100)
08年5月19日(月)-24日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
■第16回(06年)
■第15回(04年)
■第14回(02年、画像なし)
今回も、はるか上空から見下ろした景色が題材の絵もありましたが、空や雲海をメーンに据えた作品が多く展示されていました。
空や雲は、距離感がつかめず、メリハリのない題材ともいえるので、作品に仕上げるには結構大変だったと思います。
また、正方形のキャンバスを45度傾けたひし形の絵が、7点あったのも特徴です。「おんなじようなモティーフが多いので、変化をつけたくて」
と山崎さん。
中央の「機影」は、はるか下の方の空に、虹のような円の中に飛行機の影が見える現象を描いた1点。
その向かい側にある「機影I」は、以前からそういう光景を絵にしたいなあと思って制作したエスキスです。最近、ちょうど中部国際空港行きの便に乗ったとき、その便が伊丹(大阪)行きに変更になり、たまたま見ることができたのだそうです。
上方にさらっと描かれたピンクの風が、絵に潤いをあたえています。
「朝焼けの空を往く」は、空と雲の境目に見える微妙な色の移ろいが美しい。
山崎さんは、飛行機に乗る際、かならず窓際にすわるのだそうです。
このほか、欧洲旅行に取材した小品や、船の上と少女の後ろ姿を組み合わせた「航海」などの絵もありました。
作品は次のとおり。
ベニスの街角(SM)
サンマルコ広場より(P3)
運河(P3)
黒衣の女(F8)
ヨーロッパアルプス(F30)
航海(F100)
機影I(S8)
朝焼けの空を往く(F100)
雲海を往く(S25)(F100)
雲海(F20)
雲海より富士を見る(S20)
雲の切れ間(F20)
朝日(S20)
機影(S100)
夕日(S20)
残照(F120)
眼下(S60)
飛行機雲(F120)
降下(9.11) (F100)
アルプスの空を往く(S100)
眼下にアルプスを望む(S100)
08年5月19日(月)-24日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A)
■第16回(06年)
■第15回(04年)
■第14回(02年、画像なし)