今週末は連休。
土曜は10時に起床。
いきなり出遅れ感満載だ。
しかも、遅れに遅れていた、北海道の美術情報のツイートを、ツイッターでやらなくてはならない。
ほんとうは木曜の夜にすべきものなのである。
どのようにツイートしているかというと、まず、筆者の手元に届いた案内状やメールを、「メモ帳」(どんなウィンドウズパソコンにも必ずついているソフト)に、140字以内で要約する。
ただし、グループ展などは、140字というツイッターの上限を気にせずに、出品作家名などを写していく。
書式は、筆者なりに、どうすれば少ない字数で多くの情報を盛り込めるかを研究した成果が反映されている。
このメモ帳に情報をぜんぶ書いてから、ツイッターにコピペするのである。
同時に、予約投稿できるクライアントソフト(Hootsuite、Twit Dalay)を使って、未来の日時にもコピペする。
毎週木曜の夜9時から【開催中】などと書かれたツイートが流れるようにするのだ。
これらのツイートは、ほかのつぶやきと同じように、gooブログで自動的にまとめられ、午前1時ごろにブログにも流れる。
この作業だけで2時間以上かかってしまった。
午後になってからようやくギャラリー回りに出発。
六花亭福住店→(地下鉄東豊線・東西線)
モンクール→(ジェイアール北海道バス)
ギャラリーkitakara → ギャラリー大通美術館 → 富士フイルムフォトサロン札幌 → アリアンスフランセーズ・ギャラリー → HOKUSEN GALLERY ivory → さいとうギャラリー → スカイホール → 大同ギャラリー → CAI02 → 赤れんがテラス展望ギャラリー
ギャラリー大通美術館は、全館使用で第13回北海道国際水墨画協会展。31日まで。
道内勢については、ふつうの水墨画としか言いようがないが、賛助出品している中国人の作品はちょっとおもしろい。范琛「四季山水図」は4幅からなる作品で、縦長の風景画は伝統的な山水の構図に似ているが、パステルカラー調の色彩と、うまく省筆された山や木々が、モダンな雰囲気を出している。ほかに、呉氷「四季花鳥図」など。
(簡体字などについては、日本で通例用いられている漢字に直しています)
スカイホールは、第40回女流書作家集団展。31日まで。
今回は、近代詩文が少なめで、かながおもしろく感じられたが…。
塚原純子「奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき」
スピード感が心地よい。作品世界に入りやすいのは「鹿」「聲」という漢字がいいぐあいにフックになっていて、目を引くからかもしれない。
廣田玲子「深草の里の月影さしりさも…」など、新古今から。
渇筆がおもしろい。
三上禮子「山水趣」
山の字が上半分で断ち切りになっていて、全体に動感を出しているのがおもしろい。
石井眞弓「還」
曲線がぐるぐるとめぐるようなユニークな字体を、にじみをたっぷりときかせて書いている。
大同ギャラリー。Kit_A「ROADCONE WITH…」。9月2日まで。
ロードコーンの写真がテーマ。
プロジェクターでは、Kit_A さんがことしの正月に室蘭で撮影してきた800枚の、ロードコーンのある風景の写真を順次流している。
左側の壁には、Kit_A さんが、この1カ月間で出会った人にロードコーンを持ってもらい、そのようすを撮影したプリントがびっしりと貼られている。
いずれも、そのつど、Instagram や twitter、Facebook といったSNSにアップされてきた。
(筆者も撮影されたが、顔を撮られるのは嫌いなので、顔は出ないようにした)
コンセプトは明快だし、楽しいとは思う。
会場で、現代美術家のHさんにはじめて会う。作品をはじめて見てから10年はたっている。
Hさんによると、ギャラリーどらーるのオープニングパーティーで、鵜沼人士さん(故人)と3人で立ち話したことがあるというが、もちろん筆者は記憶にない。
「笑い」がテーマの現代美術というところが共通している? ためか、Kit_Aさんから質問攻めにされていた。
絵画のMさん母子、版画のIさん、絵画インスタレーションのUさんにも会った。
CAI02 に行ったら、海外の人の映像作品と、藤倉翼写真展が開かれていた。
後者は、Coca-colaなどのネオンサインの写真が3点だけ。写真といっても、ライトボックスのような仕掛けを背部につくって、明滅するような仕組みになっている。ネオンの明滅を想起させる。
ロードサイドショップなどは大きな看板をライトアップするのが主流になっており、ネオンサインは、昔にくらべて減少しているようだ。盛り場のシンボル、ともいえる存在だったのだが…。
目のつけどころがおもしろい。
30日で終了。
赤れんがテラスは、オープンしたばかりということもあって、とても混雑していた。
土曜は10時に起床。
いきなり出遅れ感満載だ。
しかも、遅れに遅れていた、北海道の美術情報のツイートを、ツイッターでやらなくてはならない。
ほんとうは木曜の夜にすべきものなのである。
どのようにツイートしているかというと、まず、筆者の手元に届いた案内状やメールを、「メモ帳」(どんなウィンドウズパソコンにも必ずついているソフト)に、140字以内で要約する。
ただし、グループ展などは、140字というツイッターの上限を気にせずに、出品作家名などを写していく。
書式は、筆者なりに、どうすれば少ない字数で多くの情報を盛り込めるかを研究した成果が反映されている。
このメモ帳に情報をぜんぶ書いてから、ツイッターにコピペするのである。
同時に、予約投稿できるクライアントソフト(Hootsuite、Twit Dalay)を使って、未来の日時にもコピペする。
毎週木曜の夜9時から【開催中】などと書かれたツイートが流れるようにするのだ。
これらのツイートは、ほかのつぶやきと同じように、gooブログで自動的にまとめられ、午前1時ごろにブログにも流れる。
この作業だけで2時間以上かかってしまった。
午後になってからようやくギャラリー回りに出発。
六花亭福住店→(地下鉄東豊線・東西線)
モンクール→(ジェイアール北海道バス)
ギャラリーkitakara → ギャラリー大通美術館 → 富士フイルムフォトサロン札幌 → アリアンスフランセーズ・ギャラリー → HOKUSEN GALLERY ivory → さいとうギャラリー → スカイホール → 大同ギャラリー → CAI02 → 赤れんがテラス展望ギャラリー
ギャラリー大通美術館は、全館使用で第13回北海道国際水墨画協会展。31日まで。
道内勢については、ふつうの水墨画としか言いようがないが、賛助出品している中国人の作品はちょっとおもしろい。范琛「四季山水図」は4幅からなる作品で、縦長の風景画は伝統的な山水の構図に似ているが、パステルカラー調の色彩と、うまく省筆された山や木々が、モダンな雰囲気を出している。ほかに、呉氷「四季花鳥図」など。
(簡体字などについては、日本で通例用いられている漢字に直しています)
スカイホールは、第40回女流書作家集団展。31日まで。
今回は、近代詩文が少なめで、かながおもしろく感じられたが…。
塚原純子「奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき」
スピード感が心地よい。作品世界に入りやすいのは「鹿」「聲」という漢字がいいぐあいにフックになっていて、目を引くからかもしれない。
廣田玲子「深草の里の月影さしりさも…」など、新古今から。
渇筆がおもしろい。
三上禮子「山水趣」
山の字が上半分で断ち切りになっていて、全体に動感を出しているのがおもしろい。
石井眞弓「還」
曲線がぐるぐるとめぐるようなユニークな字体を、にじみをたっぷりときかせて書いている。
大同ギャラリー。Kit_A「ROADCONE WITH…」。9月2日まで。
ロードコーンの写真がテーマ。
プロジェクターでは、Kit_A さんがことしの正月に室蘭で撮影してきた800枚の、ロードコーンのある風景の写真を順次流している。
左側の壁には、Kit_A さんが、この1カ月間で出会った人にロードコーンを持ってもらい、そのようすを撮影したプリントがびっしりと貼られている。
いずれも、そのつど、Instagram や twitter、Facebook といったSNSにアップされてきた。
(筆者も撮影されたが、顔を撮られるのは嫌いなので、顔は出ないようにした)
コンセプトは明快だし、楽しいとは思う。
会場で、現代美術家のHさんにはじめて会う。作品をはじめて見てから10年はたっている。
Hさんによると、ギャラリーどらーるのオープニングパーティーで、鵜沼人士さん(故人)と3人で立ち話したことがあるというが、もちろん筆者は記憶にない。
「笑い」がテーマの現代美術というところが共通している? ためか、Kit_Aさんから質問攻めにされていた。
絵画のMさん母子、版画のIさん、絵画インスタレーションのUさんにも会った。
CAI02 に行ったら、海外の人の映像作品と、藤倉翼写真展が開かれていた。
後者は、Coca-colaなどのネオンサインの写真が3点だけ。写真といっても、ライトボックスのような仕掛けを背部につくって、明滅するような仕組みになっている。ネオンの明滅を想起させる。
ロードサイドショップなどは大きな看板をライトアップするのが主流になっており、ネオンサインは、昔にくらべて減少しているようだ。盛り場のシンボル、ともいえる存在だったのだが…。
目のつけどころがおもしろい。
30日で終了。
赤れんがテラスは、オープンしたばかりということもあって、とても混雑していた。