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4月になればギャラリーは

2020年04月03日 08時37分22秒 | 新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスの文化・エンタメへの打撃については、ライブハウスやイベントのことが多く語られていますが、貸しギャラリーへの影響も相当なものではないでしょうか。
 札幌の中心街にある老舗の「さいとうギャラリー」(中央区南1西3 ラ・ガレリア5階)からのメールによると、今週(3月31日~4月5日)は、展覧会が開かれなくなったとのこと。
 さいとうギャラリーは、こういう場合でも、作家に連絡をとって展覧会を開いてもらうよう促し、可能な限りスケジュールに穴をあけない方針でやってきていましたので、二つある部屋のいずれもが休みというのは異例なことです。

 おとなりの、札幌でいちばん古い歴史を持つ大丸藤井スカイホールはどうなっているんだろうと、ウェブサイトを見たら、かなりひどいことになっていました。

 無断転載するなとしかられたら削除しますが、スクリーンショットをしたら、こんな感じ。

 3~5月については、半数以上が延期・中止となっています。
 これがすべて新型コロナウイルスの影響なのかどうかはわかりませんが。

 一方、4月1日から、mima 道立三岸好太郎美術館などは再開しています。
 ギャラリーも再開しているところが多くなっています。

 これから気になるのは、広範囲に多くの集客のある、大規模イベント系です。
 4月3日の北海道新聞1面で、Pacific Music Festival(PMF)、YOSAKOI ソーランの中止や、ウポポイ(民族共生象徴空間)の開業延期が報じられています。

 次のようなツイートもありました。



 今後、写真道展や北海道書道展などの動向に注目していく必要がありそうです。


関連記事へのリンク
続き・新型コロナウイルスの影響。道立美術館すべてが休館へ(3月1日昼、6度目の更新)
新型コロナウィルス流行に伴う、道内アート界への影響(2月24日正午現在)

(3月14、15日の札幌のギャラリー)


Simon & Garfunkel - April Come She Will


(邦題は「四月になれば彼女は」)


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