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釧路市立美術館、入館者13年ぶり3万人

2009年04月02日 23時36分26秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞の2009年2月26日夕刊釧路版から。
 ちょっと古い記事ですいませんが、明るいニュースだと思います。

 釧路市立美術館の本年度の入館者数が25日、13年ぶりに3万人を突破した。例年より展覧会を多く開催し、親子向けや展覧会にまつわるイベントを実施してきたことが奏功した。

 同美術館は市アートギャラリーとして1992年にオープン、2000年に改称した。入館者数は92年が過去最多の3万8千人で、01年には1万3千人にまで下落。その後は増減を繰り返してきた。

 予算が右肩下がりの中、今年は学芸員が作品の運搬や梱包(こんぽう)に携わるなどして経費を削減、大きな展覧会を例年より1回多い4回とした。昨年6月から7月にかけて開催したエッシャー展には9200人が来館、折原勝館長は「若者が多く、美術館がさらに知られるきっかけになったのでは」と話す。

 8-10月に開催した「音に恋した美術展」では、毎週末のようにコンサートなどのイベントを行い、多くの人が詰めかけた。

 同美術館オリジナルのキャラクター「ペキタ」のグッズが作れる工作イベント「ペキタ祭り」は3カ月に1回ほど開催し、親子連れに人気で展覧会に訪れるきっかけにもなっている。

 ペキタの生みの親でもある瀬戸厚志学芸員は「美術関係者のネットワークや子ども向けの広報などのノウハウができてきた。今後は退職を迎えた大人向けの美術講座も充実させたい」と話している。(以下略)


 この美術館はいろいろな企画を繰り出して、かなりがんばっているという印象があります。
 キャラクター「ペキタ」を前面に出して広報活動にも精力的です。

 昨年夏のエッシャー展は毎日午後8時まで開館していました。

 ことしは、川の対岸にある道立釧路芸術館と共同で日本画の展覧会を開くとのこと。
 この2館はあるいても数分の距離なのですが、シャトルバスも出すそうです。坂があって高齢者にはキツイですからね。
 かもめのももちゃんの釧路芸術館ともども、本年度も注目してきたいと思います。


□ペキタの部屋 http://www.pekita.net/

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永遠なる迷宮 エッシャー展



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