北海道新聞2009年6月25日、富良野版から。
加賀見さんは、現在開催中の全道展で、最初の部屋の入ってすぐのところに絵が展示されています。
200号の大作で、どちらかというと稚拙な筆つかいが幻想的な画風とマッチしてふしぎな世界をつくりだしています。
原稿にあるとおり、昨年に協会賞、ことし佳作賞で、会友推薦となりました。
【富良野】市内緑町の主婦加賀見恵美さんが29日から、東京・銀座で初めての絵画展を開く。子育てを終え50歳を過ぎてから再開した制作活動が一気に花開き、(中略)初出品からわずか4年で全道展会友になった。「絵を描くのが楽しくて、人生の目的ができました」と上京を前に笑顔で語った。
自宅横にあるガレージの中で、100号の油彩「夢追い人」シリーズを描く。モノトーンの色調の中に、夢のシーンのようにネコや人が浮かび出る。
好きなピカソの画集や英字紙をちぎって張り込むコラージュの手法を駆使し、ところどころに木炭やペンで「ウヒウヒ」「なんでそうなるの」などの書き込みも。農作業に使う手クワで絵の具を削ったり、灯油を絵にかけ絵の具を垂らしたり、自由な表現法は旭川市神楽岡の遠山隆義さんの指導を受けた。
「個性を伸ばしてくれる先生との良い出会いがありました」と加賀見さん。横浜の美術短大で学んだが、故郷の富良野で結婚し、子育てに忙しい間は絵を描くことは少なかった。知人に誘われ2005年から遠山さん主宰の絵画塾「アトリエどりーむ」で教えを受け、翌年には全国レベルの独立展と全道展に初出品・初入選した。
遠山さんは「私自身、努力すれば才能が磨かれると信じてやってきたが、加賀見さんは素晴らしい。最初からいいものを持っていた。私は『あまりうまくなるな』といっている」と話す。小手先の技術に頼らず本物の作家の心を大切に-とのアドバイスだ。
個展は7月4日まで、銀座1の5の伊豆ビル2階「いず画廊」で。「夢追い人」シリーズなど17、18点を展示する。(以下略)
加賀見さんは、現在開催中の全道展で、最初の部屋の入ってすぐのところに絵が展示されています。
200号の大作で、どちらかというと稚拙な筆つかいが幻想的な画風とマッチしてふしぎな世界をつくりだしています。
原稿にあるとおり、昨年に協会賞、ことし佳作賞で、会友推薦となりました。
なんか、ありがとうございます。いってみます。
遠山隆義さんの展示がギャラリーミハラヤさんにて4日まで開催中ということなので、合わせてみるとよかったようです。
また東京でなにかおもしろい展覧会があったら教えてください。