北海道美術ネット別館

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2017年2月19日は10カ所(4) モエレ沼→千歳

2017年02月24日 01時01分01秒 | つれづれ日録
(承前)

 モエレ沼公園の続きです。

 けっこう長い間、観客が数人のがらんとした雪倉庫の中で、立ちっぱなしで、平川紀道 《datum》の映像とノイズをあびていました。
 外に出てから、そういえばガラスのピラミッド内で、イサム・ノグチのあかり展を開いていたのでは―ということを思い出しました。

 でも、冒頭画像のように、ピラミッド内の入り口には、なんの案内もありません。
 半信半疑で2階の展示スペースに足を運ぶと、あかりの展示がおこなわれていました。
 会場内では韓国人観光客の家族連れが記念写真の撮影大会を繰り広げていました。

 「所蔵品展 開催中」ということを、もうすこしアピールしてもいいんじゃないでしょうか。

 冬のモエレ沼公園は、手前の大型駐車場やレンタサイクルは閉まっているし、そこからバス停までの歩道は除雪されていないし、さびしいですが、これは北海道なのでしかたないことでしょう。

 中央バスで東豊線の環状通東駅まで戻り、札幌駅でJRの「快速エアポート」に乗り換え。
 千歳で降りました。

 これまで、千歳空港(現在の南千歳)、新千歳空港の両駅では、何度となく乗り降りしてきましたが、「千歳駅」で降りるのは、生まれて初めてです。

 駅からまっすぐあるいて数分のところにある千歳市民ギャラリーで、嶋田忠写真展を見ました。

 嶋田さんは千歳在住で、野生動物などネイチャーの写真で全国的に有名なのに、北海道にいる4大写真家(ヤナイ選)のひとりです。
(あとの3人は、水越武、寺沢弘毅、竹田津実の各氏)

 今回は、すべてアカショウビンの写真。40点ほどありました。
 夜行性らしく、夜の水辺で狙った写真が多いのですが、こんな悪条件でよく撮ったよなあと驚かされます。
 とくに、水中の小魚か虫をとらえた一瞬を、画面の下半分が水面下というフレーミングで写した1枚には、その迫力には驚かされました。

 この日で終了。


 ギャラリー近くのグリーンベルトのイルミネーションがきれいでした。



 駅ビルの3階にある本屋をちょっとのぞいてみました。大型店と聞いていましたが、小樽の紀伊國屋と同じぐらいの規模かなあ。
 
 帰りも快速エアポート。

 混雑していてすわれなかったので、新札幌でおりて、地下鉄東西線に乗り換え、南郷18丁目でバスに乗り継いで帰りました。

 この日の、札幌市内の交通費(JRを除く)は

 380 + 200 + 250 + 200 + 380 + 380 + 410 =2200円

 ドニチカきっぷのおかげで、

 520 + (210×3) +240=1690円

で済みました(って、そんなに安くなってないな~)。


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