はじめて見たのですが、道展や日本水彩画会で活躍している人も多く、なかなかしっかりした作品がならんでいました。抽象にとりくむ栗山巽さんをのぞけば、大半が穏当な写実というのは、小樽らしさを感じます。
笹川誠吉さんの「エルジェイム(チュニジア)」はスケールの大きな作品。
三留市子さん「街角(札幌すすきの)」はディスコ「キングムー」がモティーフ。現代的な都市風景を題材にしているのはめずらしい。
荒井武さん「旧日銀」は、灰色の飛沫を散らして古い建物の重厚さを表現しています。
舎川栄子さん「藍染とつぼ」の2点は、濃い藍色が魅力的。
中島勇さん「納屋」の2点は、わらやロープの迫真の描写が目を引きます。ランプのガラス描写も巧み。
黒沢文子さん「水天宮の春(I)」は、水天宮そのものではなく、石畳と野の草花を、やさしい視線で見つめています。
出品作は次のとおり。
笹川誠吉「シーサー(沖縄)」「エルジェイム(チュニジア)」「花(大手まり)」
中島光栄「蝶の舞う丘」
三留市子「ガラスの建物(パース)」「街角(札幌すすきの)」
冨士田夏子「湿原(I)」「湿原(II)」
佐々木和雄「6月峠よりニセコを望む」「Gの航跡(コウセキ)」「バラ」
沖田和子「ひととき」「オンディーヌ」
村上千代「ふたり」「紫陽花」
大渡フサ「静物」
舎川栄子「藍染とつぼ(A)」「藍染とつぼ(B)」「けし」
川端良子「16才の肖像」「夏香る」「さんま」
阿部博「積丹海岸」「展望」「かぼちゃ」
河合幹夫「忍路の朝」「シリパの朝」
高村郁世「めぐみの風景」
伊藤慎一「北運河」「旭橋」(同題2点)「建物」
荒井武「旧日銀」「マーガレット」「ガクアジサイ」「静物」
志久秀正「静物」
相馬成雄「春五月の赤井川」「桜咲く湖畔」「湿原の秋」「黄色い秋」
佐藤京子「旅立ち」「婦人像」
栗山巽「宙(トキ)(I)」(同題2点)
谷勳「秋の沼」「樹」
八幡郁子「静物」「くだもの」
湊俊子「キャットドリーム」
中泉勇「納屋(A)」「納屋(B)」
黒沢文子「水天宮の春(I)」「水天宮の春(II)」
上野操「秋の詩」(遺作)
8月30日(水)-9月3日(日) 10:00-17:00(最終日-16:30)
小樽市民ギャラリー(小樽市色内2、市立小樽美術館3階)
□05年の作品画像が大量にある「小樽ジャーナル」のファイル
笹川誠吉さんの「エルジェイム(チュニジア)」はスケールの大きな作品。
三留市子さん「街角(札幌すすきの)」はディスコ「キングムー」がモティーフ。現代的な都市風景を題材にしているのはめずらしい。
荒井武さん「旧日銀」は、灰色の飛沫を散らして古い建物の重厚さを表現しています。
舎川栄子さん「藍染とつぼ」の2点は、濃い藍色が魅力的。
中島勇さん「納屋」の2点は、わらやロープの迫真の描写が目を引きます。ランプのガラス描写も巧み。
黒沢文子さん「水天宮の春(I)」は、水天宮そのものではなく、石畳と野の草花を、やさしい視線で見つめています。
出品作は次のとおり。
笹川誠吉「シーサー(沖縄)」「エルジェイム(チュニジア)」「花(大手まり)」
中島光栄「蝶の舞う丘」
三留市子「ガラスの建物(パース)」「街角(札幌すすきの)」
冨士田夏子「湿原(I)」「湿原(II)」
佐々木和雄「6月峠よりニセコを望む」「Gの航跡(コウセキ)」「バラ」
沖田和子「ひととき」「オンディーヌ」
村上千代「ふたり」「紫陽花」
大渡フサ「静物」
舎川栄子「藍染とつぼ(A)」「藍染とつぼ(B)」「けし」
川端良子「16才の肖像」「夏香る」「さんま」
阿部博「積丹海岸」「展望」「かぼちゃ」
河合幹夫「忍路の朝」「シリパの朝」
高村郁世「めぐみの風景」
伊藤慎一「北運河」「旭橋」(同題2点)「建物」
荒井武「旧日銀」「マーガレット」「ガクアジサイ」「静物」
志久秀正「静物」
相馬成雄「春五月の赤井川」「桜咲く湖畔」「湿原の秋」「黄色い秋」
佐藤京子「旅立ち」「婦人像」
栗山巽「宙(トキ)(I)」(同題2点)
谷勳「秋の沼」「樹」
八幡郁子「静物」「くだもの」
湊俊子「キャットドリーム」
中泉勇「納屋(A)」「納屋(B)」
黒沢文子「水天宮の春(I)」「水天宮の春(II)」
上野操「秋の詩」(遺作)
8月30日(水)-9月3日(日) 10:00-17:00(最終日-16:30)
小樽市民ギャラリー(小樽市色内2、市立小樽美術館3階)
□05年の作品画像が大量にある「小樽ジャーナル」のファイル