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夕張市美術館から収蔵品を搬出する作業が始まった

2012年03月01日 21時20分15秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2012年3月1日夕刊から。
 なんにせよ、収蔵品に影響がなかったのは、不幸中の幸いでした。

 屋根の崩落した当時は、収蔵品に被害が出たとみられるなどと、いいかげんなことを書いていたメディアもあったようなので。
(だから前原サンに記者会見から締め出しを食らうんだよ。もちろん、前原サンのやったことはほめられないけどさ…)

 ただし、夕張市美術館の公式サイトには、今後の影響は一切未定とあり、これからいったいどうなってしまうのかが心配です。

 以下、引用。

 【夕張】雪の重みで崩壊した夕張市美術館を所有する夕張市教委と、施設を管理運営する夕張リゾートは1日、地下に保管している収蔵品の搬出を始めた。作業は3日ほどかかる見通しで、収蔵品は夕張市内の公共施設に当面保管する。

 美術館は鉄骨造りの地上部分が崩壊したが、鉄筋コンクリート造りの地下部分には達しておらず、収蔵品も異常はなかった。

 作業は市教委、リゾートの職員と夕張市美術協会のボランティアら約20人が地下1階の側面にある入り口から絵画などを1点ずつ運び出し、トラックに積み込んだ。(以下略。引用ここまで)


 実際のところ、代替施設ってありそうなんですかね。
 過疎が進んでいるので、いまは使っていない建物(休校になった学校など)は、いくつでもあるのではないかと、勝手に予想しています。
 その一方で、新しい建物はあまりなくて、崩れそうな建物ばかりが残っているのかもしれないなどとも思います。

 本町地区でなくてもいいと思います。
 清水沢や、夕鉄バスターミナル周辺、新夕張駅近くなども選択肢にいれて、なんとか再開してもらいたいです。

 あと、これはどうでもいい話ですが、上の記事で「夕張美術協会のボランティア」というくだりがあり、おそらく高齢者が多いのだろうにご苦労さまだなあ~と勝手に想像してしまいました。


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