http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
表題の通り、札幌国際芸術祭のサイトができていたという話。
眺めていると、いろいろな情報が載っている。知らなかったのは筆者だけかもしれないが。
例えば、会期は、7月下旬から9月半ば過ぎまで「70日間程度」とされている。
これまで11月だった「さっぽろアートステージ」もこの時期に移す想定のようだ。
平成26年度(つまり来年ですね)から3年ごとの開催をめどとするとのこと。ビエンナーレからトリエンナーレに戻ったようなのに、そうは名乗らないらしい。
あと、実行委員会というページを開いたら、えらい人の名前がずらずらと出てきた。
こっそり差し替わるかもしれないので、コピペしておこうっと。
アドバイザーの皆さんはともかく、あとは知らん人ばっかしです。マスコミ1社の主催とかになると話が面倒になるから、全社仲間に入れちゃえってことか。まあ、それは戦略としては正しい。
あと、ここに端聡さんの名前がないのが、意外っていえば意外。
と思ったら、こちらにあった。
「地域ディレクター」なのね。
企画アドバイザーが浅田彰さん。
アソシエイト・キュレーターが飯田 志保子さん。
チーフプロジェクトマネージャーが小田井真美さん。
プロジェクトマネージャーが漆崇博さんとカジタシノブさん。
ゼネラルプロデューサーが武邑光裕さん。
細かい話だけど、manager は、発音でも、新聞表記でも「マネジャー」なんだよな。
manegementは「マネジメント」だし。
どうして「ネ」が長音になるかな。
あと、浅田彰さんの略歴に「著書多数」とあるのは、個人的にはどうかと思う。名声のわりに、これほど著書数の少ない人は珍しいんじゃないか。
《展開方針》というのも書いてあった。
しかし。
来年7月って、間に合うんかいな?
関連記事
札幌国際芸術祭、企画アドバイザーに浅田彰氏
札幌国際芸術祭のゲストディレクターに坂本龍一氏 (2012年9月)
表題の通り、札幌国際芸術祭のサイトができていたという話。
眺めていると、いろいろな情報が載っている。知らなかったのは筆者だけかもしれないが。
例えば、会期は、7月下旬から9月半ば過ぎまで「70日間程度」とされている。
これまで11月だった「さっぽろアートステージ」もこの時期に移す想定のようだ。
平成26年度(つまり来年ですね)から3年ごとの開催をめどとするとのこと。ビエンナーレからトリエンナーレに戻ったようなのに、そうは名乗らないらしい。
あと、実行委員会というページを開いたら、えらい人の名前がずらずらと出てきた。
こっそり差し替わるかもしれないので、コピペしておこうっと。
会長
上田 文雄 札幌市長
副会長
高向 巖 札幌商工会議所 会頭
武邑 光裕 札幌市立大学デザイン学部教授/札幌メディアアーツ・ラボ(SMAL) 所長/NPO都市文化創造機構 理事
奥岡 茂雄 美術評論家
委員
横内 龍三 (株)北洋銀行 取締役会長
堰八 義博 (株)北海道銀行 代表取締役頭取
村田 正敏 (株)北海道新聞社 代表取締役社長
星野 尚夫 (一社)札幌観光協会 会長
委員(監事)
福井 知克 (財)さっぽろ産業振興財団 専務理事
委員
橋本 道政 (財)札幌市芸術文化財団 副理事長
増井 一実 朝日新聞社北海道支社 支社長
齊藤 善也 毎日新聞社北海道支社 支社長
中川 俊哉 読売新聞東京本社北海道支社 執行役員/支社長
篠原 昇司 日本経済新聞社札幌支社 支社長
川野 芳水 日本放送協会札幌放送局(NHK) 局長
渡辺 卓 北海道放送(HBC) 代表取締役社長
島田 洋一 札幌テレビ放送(STV) 代表取締役社長
樋泉 実 北海道テレビ放送(HTB) 代表取締役社長
新蔵 博雅 北海道文化放送(UHB) 代表取締役社長
佐々木 邦佳 テレビ北海道(TVH) 代表取締役社長
柴田 正良 (株)STVラジオ 代表取締役社長
松岡 祥昭 (株)エフエム北海道 代表取締役社長
柴野 伸幸 (株)エフエム・ノースウェーブ 代表取締役社長
渡邊 光春 札幌市 市長政策室長
可児 敏章 札幌市 観光文化局長
アドバイザー
阿部典英 北海道文化団体協議会 会長
水田順子 道立近代美術館 学芸副館長
天野太郎 横浜美術館 主席学芸員
北村清彦 北海道大学文学研究科 博士/教授
佐藤友哉 札幌芸術の森美術館 館長
アドバイザーの皆さんはともかく、あとは知らん人ばっかしです。マスコミ1社の主催とかになると話が面倒になるから、全社仲間に入れちゃえってことか。まあ、それは戦略としては正しい。
あと、ここに端聡さんの名前がないのが、意外っていえば意外。
と思ったら、こちらにあった。
「地域ディレクター」なのね。
企画アドバイザーが浅田彰さん。
アソシエイト・キュレーターが飯田 志保子さん。
チーフプロジェクトマネージャーが小田井真美さん。
プロジェクトマネージャーが漆崇博さんとカジタシノブさん。
ゼネラルプロデューサーが武邑光裕さん。
細かい話だけど、manager は、発音でも、新聞表記でも「マネジャー」なんだよな。
manegementは「マネジメント」だし。
どうして「ネ」が長音になるかな。
あと、浅田彰さんの略歴に「著書多数」とあるのは、個人的にはどうかと思う。名声のわりに、これほど著書数の少ない人は珍しいんじゃないか。
《展開方針》というのも書いてあった。
多くの市民や観光客が親しみを持ち、定期的かつ継続的な芸術祭となることを目指すため、5つの展開方針を設定する。
【1】多様な文化芸術分野と複合した
世界最先端の現代アート展の実施
現代アートを中心にしながら、音楽やパフォーミングアーツなど多様な文化芸術分野と複合した展覧会等を文化 芸術関連施設や街中の様々なパブリックスペース、自然環境を活用して実施。
【2】既存の文化事業との連携
さまざまな既存文化事業と連携し、芸術祭の広がりを創る。
【3】札幌の魅力を体験する観光イベントとの連携
芸術祭の開催期間中に実施される観光イベントと連携し、市民や観光客が札幌の魅力を体験できるようにする。
【4】民間ギャラリーやアート関連団体との連携による企画展
民間ギャラリー等による企画展やアートフェアと連携し、より広がりのある芸術祭を目指す。
【5】メディアアーツの展開
札幌が有するクリエイティブ産業の集積やクリエーターの育成施設などの豊富な資源を活かし、メディア技術と芸術の多彩な表現領域であるメディアアーツの新たな試みを探る。
しかし。
来年7月って、間に合うんかいな?
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札幌国際芸術祭、企画アドバイザーに浅田彰氏
札幌国際芸術祭のゲストディレクターに坂本龍一氏 (2012年9月)
他のイベントのひとつのように一定数の市民から迷惑ととらえられずに、多くの市民から税金をかけるだけの価値のあるものと認知されるのは芸術の底上げには寄与すると思いますが、どれだけの理解力があるか分かりません。
厳しい財政事情のなかで、市民生活を犠牲にすることなく新しい文化が札幌に定着することが大事なことでしょう。
一部のお祭り騒ぎで終わることなく文化として美術をはじめとする、芸術が必要なんだと云うアピールとして成功してほしいと思います。
一市民として『どのような人たちがどのように成功したか』を注視はしています。
税金を使うというのは少なくとも目に見える利益が市民に還元されることが説明的で明快である必要があります。
文化行政はなかなかそこが難しいところですが、上田市長の政治がためされていることははっきりしているでしょうね。
う、ウチには何の話も無いので、関係ないよね。
いやね、メンドクサイとかそういうんじゃ無いんだよ。
ええ、そういんじゃないんですってば。
笑っちゃいました。
「税金を使う」
ということを心配している人が多いのかもしれませんが、たくさんの人が札幌を訪れてお金を落としてくれ、さらに札幌の知名度と好感度が上がれば、モトはすぐにとれると思います。
「食」→「魚」→「釣り」→「アートスペース201」
ほら、つながった(笑)!
>笑っちゃいました。
分かってもらえた(笑)。
個人的には質の高い現代美術に触れられることに期待したい。各イベントの共通パスポートを売ってほしい(笑)
気になるのは『歴史・伝統文化』のあらたな切り口としての現代美術というとらえ方。
基本的には歴史や伝統などをいったん突き放してスタートするものだと思っておりますが。
そうなんですよね、要はそこなんです。
でも、人気作家には早めにオファーしておかないと…。
まあ、こんなことは、小生ごときに言われなくてもわかっとるんでしょうけど、実行委側は。