「SPIRAL」展のおかげで道教育大札幌校に行く回数がやたらと増えた。
筆者は札幌の南の端に近いところに住んでいるので、ふだんは、北区のあいの里までめったなことで足を伸ばしたりしないのだが…。
そこで、目につくのが、JR学園都市線の「あいの里教育大」駅前にあるこの彫刻だ。
中央バスを利用しても、バスはどの路線も同駅前を経由するので、かならず視野に入ってくる。
道内を代表する彫刻家のひとり、国松明日香さんの大作だ。
たぶん1990年ごろだと思うが、このころ国松さんは、コールテン鋼によるパブリックアートの大作をいくつか制作している。札幌厚別陸上競技場の前にある作品も同時期だろうと思う。
近年は、マッスと軽快感を両立させようと、円と直線を組み合わせたような作品が多いが、このころはわりと重量感がある。
角度を違えて見ると、いろんな表情があっておもしろい。
背面(駅の側から見て)の下の方に刻まれた署名。