毎日新聞「書の世界」2021年1月29日(東京などでは1月28日夕刊) は、台湾・嘉義市立美術館で2月28日まで開かれている「天鶴天來翠嘉邦 台日書法連合展覧」を取り上げています。
文中、北海道ゆかりの書家の名がずいぶん登場するので、ちょっと引用してみます。
引用部の末尾に名が挙がっている石飛さんは1941年赤平生まれ。
金子鷗亭に師事し、創玄書道会会長を務める書壇の重鎮です。
また、小原さん、山田さんは札幌在住で、北海道を代表する書家であることはいうまでもありません。
これまでも何度か書いていますが、全国紙の多くの文化部が道内の展覧会を取り上げることに非常に消極的な中で、この「書の世界」だけは、きちっと北海道にも目配りが行き届いており、昨年11月には、函館で開かれた「千葉軒岳遺墨展」を写真付きで紹介しています。
これはもちろん北海道が「書道王国」と言われるほどの、書が盛んな土地であることも一因でしょうが、担当者の熱意も評価したいと思います。
文中、北海道ゆかりの書家の名がずいぶん登場するので、ちょっと引用してみます。
日本の書宗院と台湾甲子書会、嘉義玄風書道会の連合展。天鶴は陳丁奇、天来は比田井天来、翠嘉邦は桑原翠邦のこと。台湾の著名書家、陳丁奇は、天来が訪台した折に案内役を務めるなど交流が続き、陳の生誕110年を記念した催しともなっている。(中略)
陳をはじめ、天来、比田井南谷、日下部鳴鶴、川谷尚亭、桑原翠邦、上田桑鳩、手島右卿ら近代書道名家作42点が特別展示されている。また、(中略)同院客員の石飛博光さん、小原道城さん、山田太虚さんらの作など、日本から65点、台湾から66点が出品されている。
引用部の末尾に名が挙がっている石飛さんは1941年赤平生まれ。
金子鷗亭に師事し、創玄書道会会長を務める書壇の重鎮です。
また、小原さん、山田さんは札幌在住で、北海道を代表する書家であることはいうまでもありません。
これまでも何度か書いていますが、全国紙の多くの文化部が道内の展覧会を取り上げることに非常に消極的な中で、この「書の世界」だけは、きちっと北海道にも目配りが行き届いており、昨年11月には、函館で開かれた「千葉軒岳遺墨展」を写真付きで紹介しています。
これはもちろん北海道が「書道王国」と言われるほどの、書が盛んな土地であることも一因でしょうが、担当者の熱意も評価したいと思います。