北海道美術ネット別館

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2022年の正月休みを振り返る

2022年01月10日 13時38分40秒 | つれづれ日録
 昨年暮れは31日まで仕事で、元日に支局員に仕事の引き継ぎを行いました。

 ことしは9連休。
 豪華版ですが、これでも、昨年までにたまった休み(有給休暇じゃなくて、土日の休み)を消化できません。こういう商売なんで仕方ないですが。

 
 午後、普通列車(キハ40系ディーゼルカー2輛編成)に乗って西北見へ。

 元日は、地方の路線バスはほとんど運休していますが、JRはいつもどおりのダイヤです。偉いなあ。

(ただし、今年は冬型の気圧配置の影響で日本海側は大雪となり、JR北海道や新千歳は1日から4日まで運休が続出して、帰省の足を直撃しました。道東は穏やかな天気でしたが、そのぶん氷点下20度を下回る寒さとなりました)


 2日、札幌へ。
 冒頭画像は、昨年、北見市端野―札幌間に、新たに都市間高速バスが参入して、西7号線に設置した乗車停留所。
 対抗上、網走―美幌―北見―札幌間に以前から「ドリーミントオホーツク号」を走らせている北海道北見バス・中央バス連合も、西7号線に乗車バス停を設けました(降車専用の停留所は以前からあった)。

 じつは筆者は2010~13年に、このバス停のすぐ近く(徒歩1分半)に住んでいたので、正直言って、10年前に設置してほしかったです(苦笑)。
 

 筆者が乗ったドリーミントオホーツク号の坐席は、3号車の、なんと一番前

 これは、めっちゃ楽しかったです。
 なにせ視座が高いので、乗用車を運転しているときと景色が相当異なります。

 もっとも、石北峠の手前ぐらいで日没となりましたが…。

(画像は、北見市留辺蘂町市街地と温根湯温泉の間、国道39号。遠方に見える山は「北見富士」と思われます)

 
 峠を越えると雪になりました。
 道央道に入ってからは、吹雪の中を、ときどき車体をふらつかせながらも爆走していました(それでも、1日や3日は大雪や事故であちこち通行止めになっていたので、全線を通れたのは幸運でした)。


 帰ってくると、家の前は雪だらけで、中に入ると、積んでいた資料が山崩れを起こしており、Wi-Fiは故障し、床などが冷え切ってなかなか暖かくならず、試練の(?)年明けでした。


 3日は雪かきや買い物。
 込み合う羊ケ丘通りを自家用車で走り、電機店でWi-Fi用のルーターを買い替え。


 4日
 家人は仕事始め。娘も学校へ。
 道内のアート情報ツイートの準備に膨大な時間。
 シチューをつくりました。


 5日は、ギャラリー巡り。すでに別項で書きました


 6日もギャラリー・美術館をちょっと回りました。

 昼食は2日連続の外食で、しかもラーメン。
 コーチャンフォー近くの「O」でとんこつ味噌。美味でした。

 7日は大寝ぼう。
 カレーをつくりました。


 8日
 車を出し、モエレ沼公園ガラスのピラミッドイサム・ノグチと川上りえさんのコラボ展「AKARI:無重力のパラレル」を見ました。

 札幌市内は排雪がまだ進んでおらず、片側2車線の道路は半分以上が1車線のまま。
 三角点通の上りがひどい渋滞だったので、東雁来通・国道275号経由で中心部へ。
 
 札幌文化芸術交流センター SCARTS で、艾沢詳子よもぎざわしょうこ青木弘宙「PLATFORM」を見ました。
 入り口で写真家のOさんに会いました。

 いずれもこの日が初日で、札幌に8日までいたのは、この二つの展覧会を見たかったからというのもあります。
 前者は3月26日まで、後者は1月23日まで。
 

 午後1時発の特急カムイで旭川へ。

 指定席は7割方の席が埋まっていました。
 自分のとなりの席に知らない人がすわったのは、新型コロナウイルスの感染拡大後、はじめてだと思います。


 旭川駅でコインロッカーに荷物を預け、道立旭川美術館まで歩いて、神田一明・日勝展を見に行きました。
 第2展示室の「北海道の美術 1950-70年代」も見ました。いずれも3月13日まで。
 館内で学芸員のMさんにばったり会いました。

 往路の途中、ときわ市民ホールに立ち寄りました。
 斎藤健昭「しれとこ」という裸婦像が館内にある、という情報を知ったためですが、見当たりませんでした。
(ホール前に在る野外彫刻については、いずれご紹介します)

 帰路も徒歩で旭川駅へ。
 買物公園のイルミネーションがきれいでした。

 午後5時5分発の特急大雪3号に乗りました。
 こちらはいつも通りすいていました。
 雪やシカによる遅れもなく、定時に遠軽に到着しました。

 自宅は水を落とし、暖房を切っていったのですが、帰ってきたら信じられないほど暖かかったです。


 これで、正月休みはおしまいです。


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