北海道新聞2016年6月27日夕刊から(http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0286752.html)。
菱谷良一さんは、2009年、江別のある会合でお見かけしたことがあります。
詳しくは、下のリンク先を参照してほしいのですが、この生活図画事件というのが実にいい加減なでっち上げであったことかを、筆者ははじめてこの集会で知りました。
1941年は、共産党が徹底的な弾圧を受けて壊滅状態になってからすでに長い年月がたっており、若かった菱谷さんは共産主義のことはほとんど知りません。それなのに、アカ扱いされ、起訴されたということです。
94歳で初個展というのはすごいですね。
個展は7月4日までの午前10時~午後6時(最終日は午後3時まで)。
ヒラマ画廊は、旭川駅から買物公園を行き、ミスタードーナツの角を右折してすぐです。
関係記事へのリンク
第14回えべつ平和を語るつどい「戦争中こんな絵を描いて捕らわれた 生活図画事件犠牲者の証言」
【旭川】戦時下の学生の日常を描いた絵が戦時思想に反するとして、治安維持法違反容疑で旭川の教員と学生らが逮捕された「生活図画事件」で、投獄された元美術学生菱谷良一さん(94)が28日から旭川市2の8のヒラマ画廊で初の回顧展を開く。作品は、保釈翌年の1943年(昭和18年)に描いた自画像から近作まで48点。菱谷さんは「自由に絵を描ける喜び」を胸に今も絵筆を振るう。
旭川師範学校(現道教大旭川校)の美術部員だった41年、学生同士の会話や読書を題材にした人物画が「共産主義を啓発した」として特別高等警察に逮捕された。学校は退学処分に。1年3カ月後に保釈されたが、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けた。
忘れ難い作品の一つが「赤い帽子の自画像」。43年2月11日の紀元節の日、B4ほどの画板に怒りをぶつけた。共産主義者を指す「アカ」呼ばわりされたことに皮肉を込め、かぶったのはあえて赤い帽子。「日本の国は俺をいじめた。無言の抵抗だった」と振り返る。 (以下略)
菱谷良一さんは、2009年、江別のある会合でお見かけしたことがあります。
詳しくは、下のリンク先を参照してほしいのですが、この生活図画事件というのが実にいい加減なでっち上げであったことかを、筆者ははじめてこの集会で知りました。
1941年は、共産党が徹底的な弾圧を受けて壊滅状態になってからすでに長い年月がたっており、若かった菱谷さんは共産主義のことはほとんど知りません。それなのに、アカ扱いされ、起訴されたということです。
94歳で初個展というのはすごいですね。
個展は7月4日までの午前10時~午後6時(最終日は午後3時まで)。
ヒラマ画廊は、旭川駅から買物公園を行き、ミスタードーナツの角を右折してすぐです。
関係記事へのリンク
第14回えべつ平和を語るつどい「戦争中こんな絵を描いて捕らわれた 生活図画事件犠牲者の証言」