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■寺井浩一展 (2012年8月7~12日、北見)

2012年08月10日 15時50分45秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト

 テキストはあとで書くことにして、取り急ぎ画像をアップする。

 北見柏陽高校を卒業し、東京藝大で油彩を学んだ寺井浩一さんが、60歳になったのを機に故郷で開いた大規模な個展である。

 ご本人は、親が転勤族であったため、渡島当別(上磯町、現北斗市)に生まれ、札幌などを経て、中学3年から北見に青春時代をすごした。

 「抽象画」
とか
「墨などを使って和のテイストのある画面」
などと形容すれば、たしかにそのとおりなのだが、とてもそんな言葉でおさまらない、深い絵画空間の構築に感動した。

 これだけの絵画空間をつくりだしている画家は、あんまりいないのではないだろうか。
 




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 ともすれば、ジャーナリスティックな見方をしてしまいがちで、この作品は、東日本大震災に衝撃を受けて制作した作品なのだが、そういう主題主義からは遠くはなれた画面はすごいと思う。


2012年8月7日(火)~12日(日)9:30~4:30
北網圏北見文化センター(公園町)

・JR北見駅から北海道北見バス「1 小泉三輪線」の小泉8号行きに乗り「野付牛公園前」降車。徒歩6分

小品展をおなじ期間に開催:
10am~6pm(最終日~3pm)
ギャラリー和香思わがし(北2西2)




ご本人のサイト


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