米澤さんは札幌在住の全道展会員。
基本的には、大作など、この夏に札幌時計台ギャラリーでひらいた個展で発表済みの作品が多いが、新作も何点か。
冒頭の写真の左端は、新作「流々草花」。ペンによる細かな線でびっしりと画面を覆い尽くす絵が多い米澤さんとしては、比較的シンプルな1点。
トイレの前に架かっていた「二つの川」もユニーク。
キャンディの銀色の包み紙をはりつけ、浮いてきたら困るので、ミシンを使って糸で固定しているという。
これほど縦横無尽にミシンと糸を活用した絵は、めったにないのではと思う。
また、カウンター席の後ろには「貌」。
女性の顔がクローズアップされている。
「とくに誰かを描いたというわけではないんですけど、浅田真央ちゃんのお姉さんに似てるといわれましたね」
筆者は、ベルギー象徴派のクノップフを思い出した。
というわけで、思わぬところに小品の新作があるのでじっくり見てほしい。
大作は、下のリンク先をごらんになってください。
ひそやかな庭や森の奥のような、北方的な精神のありかが、ペン先に託されているのではないかと感じた。
出品作は次の通り(画像で失礼します)。
2009年11月25日(水)-12月6日(日)午前10:30-午後10:00(日曜-午後8時) 会期中無休
ト・オン・カフェ(中央区南9西3 マジソンハイツ 地下鉄中島公園駅徒歩2分)
■米澤邦子展(2009年7月)
■米澤邦子展(2007年)
・地下鉄南北線「中島公園」から徒歩2分
・地下鉄東豊線「豊水すすきの」6番出口から徒歩6分
基本的には、大作など、この夏に札幌時計台ギャラリーでひらいた個展で発表済みの作品が多いが、新作も何点か。
冒頭の写真の左端は、新作「流々草花」。ペンによる細かな線でびっしりと画面を覆い尽くす絵が多い米澤さんとしては、比較的シンプルな1点。
トイレの前に架かっていた「二つの川」もユニーク。
キャンディの銀色の包み紙をはりつけ、浮いてきたら困るので、ミシンを使って糸で固定しているという。
これほど縦横無尽にミシンと糸を活用した絵は、めったにないのではと思う。
また、カウンター席の後ろには「貌」。
女性の顔がクローズアップされている。
「とくに誰かを描いたというわけではないんですけど、浅田真央ちゃんのお姉さんに似てるといわれましたね」
筆者は、ベルギー象徴派のクノップフを思い出した。
というわけで、思わぬところに小品の新作があるのでじっくり見てほしい。
大作は、下のリンク先をごらんになってください。
ひそやかな庭や森の奥のような、北方的な精神のありかが、ペン先に託されているのではないかと感じた。
出品作は次の通り(画像で失礼します)。
2009年11月25日(水)-12月6日(日)午前10:30-午後10:00(日曜-午後8時) 会期中無休
ト・オン・カフェ(中央区南9西3 マジソンハイツ 地下鉄中島公園駅徒歩2分)
■米澤邦子展(2009年7月)
■米澤邦子展(2007年)
・地下鉄南北線「中島公園」から徒歩2分
・地下鉄東豊線「豊水すすきの」6番出口から徒歩6分