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■丹羽シゲユキ展「蓮を想ふ」 (2016年8月1~7日、札幌)

2016年08月31日 17時23分37秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 丹羽さんは1978年、札幌生まれ。
 京都の大学で学び、現在は札幌を拠点に、白磁の作品を作っています。

 モチーフとなっているのは、蓮の花。
 冒頭は、白磁掛花入「華蓮」です。



 花器としても使えるオブジェもあります。
 木の枝を思わせる自由なかたちです。


 それにしても、丹羽さんの磁器は、青白磁とも異なって、ほんとうに白い。
 土、釉薬、そしてやすりがけなどが相まって、つやのない、独特の白い器が生まれているのでしょう。

 作品に囲まれていると、陶磁展の会場にいるというよりも、極楽に迷い込んでしまったような感覚を抱きます。
 それぐらい、引き締まった静けさが会場に漂います。


 最終日は会場でお茶席が設けられましたが、予約ですぐにいっぱいになったそうです。


2016年8月1日(月)~7日(日)午後1時~6時30分
CONTEXT-S(札幌市中央区南21西8)


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