北海道美術ネット別館

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その1・2019年2月16日から17日へ

2019年02月17日 23時37分46秒 | つれづれ日録
 きのうの日記はすでにアップしたが、あまりに概略に過ぎた。
 ほとんどの展覧会が17日限りで終了しており「すでに時遅し」ではあるのだが、もう少しくわしく書いてみよう。

 まず、北大写真部の写真展。

 毎年2月ごろは大学写真部も卒業展示のシーズンだが、この数年は北大が「冬展」という総称で、札幌市資料館ミニギャラリーの全6室を借り切っていて、元気なところをみせている。
 モノクローム写真だけの部屋を設定したり、さまざまな酒の銘柄にあわせて写真を並べたり、ユニークな試みをしていたが、写真の水準をみると、鉄道写真の部屋と、OB・OGの部屋が群を抜いていた。

 鉄道写真では、登坂直紀さんの組み写真「鉄道員ぽっぽや」。
 オホーツク管内遠軽町丸瀬布で、国内で唯一動態保存されている森林鉄道「雨宮あめみや21号」が被写体だろう。車庫にまで入り込み、古い車輛と人間とのドラマをとらえている。あいかわらず、うまい。
 秋岡路暉さんも道内から九州まで飛び回って撮った4点を並べ、意欲的だなあと思う。熊本県のたゆたう海もさることながら、桜が満開の水路に舟が浮かび、奥を鉄道車両が横切る一枚には感服した。夕方の甘い光が全体に満ち、とくに手前の桜を照らしている。

 あと、海外留学生の写真がけっこうあり、北大写真部も国際化しているのだった。



 西11丁目駅に戻る。
 さっぽろ雪まつりが終わった後の大通公園には、雪像を解体した塊がごろごろ転がっている。
 こういうもの悲しさは、嫌いではない。

 地下鉄東西線で琴似へ。
 カフェ北都館ギャラリーで「小林孝人写真展ーさっぽろの四季をめぐって」。
 キノコの写真と、北大構内などのスナップ。

 昔風スパゲッティの昼食をとる。

 琴似駅に戻る。
 円山公園駅で降りて、gallery Retara へ。

 その前に、同駅のメトロギャラリーを見た。一部でうわさの切り絵が展示してあった。
 たしかにすごいが、以前アリアンスフランセーズ・ギャラリーで見たような気がする。 




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