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北海道芸術デザイン専門学校で火災、道展最高賞作など焼失

2010年03月13日 08時43分27秒 | 新聞などのニュースから
 ざっと見たところ、NHKの道内ニュースと読売新聞北海道版にしか載っていないようです。
 NHKのサイトから引用します。

 今月9日、札幌市北区で起きた専門学校の火事で、北海道で最も歴史のある美術展「道展」の作品が一部焼失していたことがわかりました。

 この火事は今月9日午後7時40分ごろ、札幌市北区北27条西8丁目の専門学校、「北海道芸術デザイン専門学校」の1階のデッサン室から火が出て画材やキャンバス、ロッカーなどが燃えたもので、この中には、壁に展示してあった北海道で最も歴史のある美術展「道展」の入賞作品が複数枚含まれていることがわかりました。

 被害にあったのは道展の会友で札幌市北区の阿部正子さんや仲間の作品で、阿部さんは平成18年に新人賞をとったときの作品「遙遊(ようゆう)2006」や、平成19年に最優秀作品に贈られる、北海道美術協会賞をとった「遙遊2007」など、ほぼすべて焼失したということです。

 阿部さんは「わたしにとっては作品は子どもと同じで、こういう形で失われたことはとても残念です。」と話していました。(以下略)

(「北海道で最も歴史のある」は原文ママ)

 協会賞の作品については下のリンク先に画像があります。 
 NHKの報道と題がちょっと違ってますが。

GRUPO DE b-FA 北海道芸術デザイン専門学校絵画芸術研究室展 (2009年)

 ニュースでは「仲間」と片付けられていますが、宇野嘉祐さんや、近く札幌市資料館でひらかれる同校の生徒さんたちによるグループ展の出品作品などはなかったのか、気になります。
 阿部さんも残念でしょうね。気落ちせず、これからも筆を執り続けてほしいと思います。


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