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オホーツク小さな旅(35) 美幌の街並み

2011年01月21日 22時48分52秒 | つれづれ写真録
承前

 美幌町は人口およそ2万2千人。
 ちょうど北見と網走のまん中へんに位置する。
 農業が盛んで、陸上自衛隊の第6普通科連隊がある。

 2万2千というのは、筆者の感覚ではかなりの都会である。その地方の拠点都市である。
 道内の町村で美幌町より人口が多いのは音更(十勝)、幕別(同)、中標津(根室)、新ひだか(日高)、七飯(渡島)しかないと思う。

 しかし、筆者が訪れたのは日曜だったので、かなりの店が休んでいて、人通りも少なかった。
 日曜日は、これらの店が定休日なのか、あるいはほんとに店じまいしているのか、判断がつきにくい。ただ、多くは、玄関先が除雪されていたので、美幌の中心すなわち「シャッター街」というのは、早とちりになってしまうだろうと思う。


 撮った写真から適当に選んでみた。



 モーニングショップって、どんな業態なんだろう。




 古道具屋の店先。




 かつて阿寒バスと北見バスが、美幌-津別-北見相生-阿寒湖畔を結ぶ路線を運行していた。
 活汲かっくみ本岐ほん きも、津別町内の地名で、同名の駅も、並行して走る国鉄相生線に存在した。
 廃止された路線のバス停が、スナックの店先に置かれていた。




 「食事のデパート」
という看板の表現が良い。
 昔は「デパート」というのが、豊富さや多彩さの代名詞だったんだ。
 あ、いまでも力士を「技のデパート」とか、変化球投手を「球種のデパート」っていうかも。






 別に「新党大地」や鈴木宗男前衆院議員について何かを言いたいわけではなく、雪かきをしてない建物は空き家であることがわかるということの例として示したわけです。


この項続く


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