北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

2022年8月27日は11カ所

2022年09月03日 19時31分00秒 | つれづれ日録
 旭川・東川行きの記事を書くのに時間がかかり(まだ終わっていません…)、1週間前のことを忘れそうです。

 27日は通常のギャラリー巡りに出かけました。

 ギャラリーエッセ(未完の大器)
→大丸画廊(−それぞれの情景−宮地明人展)

 案内状が、スイカを題材にしたユーモラスな感じの絵だったのですが、会場に行ってみると、あいかわらず高い描写力による人物画や静物画が並んでいました。スイカと虫、着物の女性など、季節感が伝わってくる作品が多かったです。


→三越札幌店(おおば比呂志生誕100年展など)

 絵はがきとクリアファイルを購入。70点ぐらいあり、いつもは一見さんには入りづらい奥のコーナーも、堂々と入って見ることができました。

→三越10階催事場

 絵画展。客が少なく、画商さんが、若い人に千住博の日本画を売ろうと必死になっていました。
 筆者はいつもTシャツにジーンズという貧乏くさい格好をしていることもあり、こういう場面になることはほとんどありません(苦笑)。


→スカイホール(第46回女流書作家集団展)

 隷書など古い文字の創作が目立ちました。藤根凱風ふうの古拙の味わいというより、潤渇もあります。


→さいとうギャラリー(遊・ゆうアートな5人展)

→コンチネンタルギャラリー(4th 群来展)

 洋画・日本画・版画の大ベテラン4人展。
 佐藤泰子さんの「さくらさくら」。鮮烈な朱色が目に飛び込んできて、しみじみと良いです。
 白崎博さんの「二月の情景 雪が通り過ぎた朝」は、ドカ雪直後の家の前を縦構図で描いた絵。「あ~、これから車を掘りだすの、大変なんだよなあ」と道民の共感を呼びそう。


 
 「O」でざるそば。


→札幌市資料館(七つの個展)

 若手の写真展と絵画展に交じって、神成邦夫さんの写真展も。
 以前茶廊法邑で開いたものの再構成だそうです。「アノニマスな北海道」を撮らせたら、さすがの出来。


→ギャラリーRetara(笠井誠一と仲間たち展

 洋画壇の最長老で札幌出身の笠井誠一さんが2点。
 ほかに伊藤彰規、小野月世、木原和敏、黒坂陽一、高梨芳実、松田環、西田陽二、西房浩二、山田啓貴という豪華メンバー。さすがに見応えありました。
 写実が過半数を占める中、伊藤さんがドローイングふうの抽象画で異色でした。


→円山公園駅メトロギャラリー
→カフェ北都館ギャラリー(森弘志の風景画展

 いま風景画を描くとはどういうことかを考え抜いた、十勝の画家の個展。圧巻でした。


 以上11カ所。
 すべて終了しています。
 遅くなって、ほんとにすみません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。