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旭川駅 駅舎デザインもここまできたか

2010年10月31日 17時52分29秒 | つれづれ写真録
 
 話題の旭川駅をちらっと見てきた。
 日本の駅の建築デザインもここまで来たかという感慨にふける。




 プラットフォームにある案内表示。
 絵の部分は液晶画面になっていて、いろいろ変わる。




 停車位置のサインなどもすっきりしていて非常に見やすい。
 ただ、これ、雪が吹き込んだりして見えなくなることはないのかな。




 プラットフォームと通路をつなぐエスカレーター。
 内装には木材がふんだんに用いられ、北海道の木をアピールしている。




 旭川駅に名前を刻む10000人プロジェクト、だそうだ。
 ローマ字で名前が、板に2人ずつ書いてある。
 ここまでくると、アートっぽい。





 いすなどを駅の一角に展示してある。家具のマチ旭川らしい。


 ただ、あくまで個人的な好みでいわせてもらえれば、デザインが良すぎてなんだか落ち着かない。
 岩見沢駅もデザイン的に練られているが、駅舎のうち、駅として使われている部分が意外と狭いので、にぎやかさがある。
 新しい旭川駅は、札幌駅並みに広大だが、やはり札幌駅に比べると人が少ない。
 そうなると、洗練された部分ばかりが目について、なんだか庶民がいづらい雰囲気になってしまうような気がする。
 声を張り上げている弁当屋のおじさんとかが、やりづらそうに見えるのはわたしだけだろうか。

 美しい駅もいいけれど、ポスターとかがべたべた貼ってあって、猥雑な感じのする駅も捨てがたい。




 解体を待つ旧旭川駅舎。

 ちょっと心配なのは、建畠覚造の彫刻が旧駅舎に置きっぱなしになっていたこと。
 戦後の抽象彫刻を代表する人の作品なのだが、まちがって捨てたりしないだろうな、JR北海道。 


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